せんせい、あのね

痩せたいって思ってるうちは絶対痩せねえ。
いいか、絶対にだ。

体重計に乗ってはいけないという無意識からの警告に従順にしたがうようになってから久しいですが、
食欲とまりません。
自分でもひくくらいに食べている。
もうお腹いっぱいで食べたくもないのに、もうなにかのスポーツ競技に近い形相て、必死に食べている。

食べ過ぎたら自動で喉にシャッターがおりる仕掛けになってればいいのに。

デブ山デブ男として生きていくには、肉体性別が超邪魔です。
女子しないんなら、女という性なんてないに越したことはないと思います。
あれだ、MPが０なのにパーティーで唯一究極魔法覚えちゃったみたいなもったいなさがあると思う。
いやっほう！SHINITAI！！

肉体の肥大化に反比例するように、中身がどんどん縮小していくのを感じる。
人と話しても、仕事の話以外の話題がないのだ。
超つまんねえ人間だなと思う。残念である。


とりあえず晩ご飯と休日の母による食物攻撃を拒否する勇気をもたねば。
デブの言い訳乙だが、私が実家で肥大化するのは、母が後先考えずに大量につくる料理を、残してはかわいそうだという優しい心から来ているのだということは改めて主張しておく。
そういう、私の健気なとこ、超みて！！！
そして全世界は私の優しさに人間栄誉賞を贈ればいいと思う。
もう国レベルじゃ私のすばらしさ、おさまりきらないと思うのな。


見て、この自己愛。すごいっしょ。
この強大な自己愛が天まで届くプライドとなり、私の命を常に脅かす、生きにくくするものとして存在している。
でもこの溢れんばかりの自分への愛、止められない！
世界で一番私が好きなのは間違いなく私だし、私のいいところを一番見てるのも私で、
私以上に私を愛せる人はいないと思ってる。
私みたいな人、超好き。自分がもうひとりいたら結婚したい。超愛してる。
もうわけわかんなくなるくらい。


いい感じに読者がドゥン引きし終わったところで、今日は終わります。
明日の私が少しでも今日より幸せでありますように。