ぶたのあな

安定の愚痴率

おみそに思うこと

2017年08月27日 23時40分55秒 | ダメ人間観察記
一年ぶりくらいのような。
時によっては日に二回更新なんかもしていたこの私は。
すっかりアウトプットから遠ざかったやら。
日々仕事で絞り尽くして体力がなくなったやら。
すっかりご無沙汰だったんだな、と、記事投稿の仕方の変化にも感じる今日この頃。

ついに突入です。
新たな世界、三十路へ。
っつっても、驚くほど自分の精神に変化は見られないし、
世の三十路イメージほど世間に熟達もしませんでした。
そりゃ当たり前だ。家にこもって漫画読んでるだけだもの。

成長したことはあるのかな...と考えることが多くなったのはきっと、
母や、その他私と違う経路を歩んだ人は、おみそを迎える頃には
何かしらのターニングポイントを迎えていたり、
偉業を成し遂げたりしていたことを、
情報として知れてしまうからだろうなって思います。
そしてそういうのが気になるのは、やっぱり自分もまだ何かやれるんじゃないかという誇大自己が捨てられていないことの証左に他なりません。
残念です。
いまだに誇大自己とのたたかい段階です。

人間への恐怖心が薄れてきたのは、やっぱり、名実ともに「おばさん」という性別からの脱却を実現してきて、
そうそうそういう類いの視線や言動の対象とならなくなった安心感が大きいのかなと思います。

私の部屋は、小学生から変わらず漫画でいっぱいだし、
休みの日は本屋かカラオケか家で漫画を読んでいます。
私の使命はなんなのか。
レコーダーか、あるいは「考える」っていう役割なのか。
なんかそんな漢字がしてきています。

最近、客観的な評価をたくさんしていただいて、ようやっと、
自分の文章レベルはそう捨てたもんじゃない、と誇れるようになってきました。
でもいまだに、周囲の人の語彙力に感服する毎日です。
俎上て、普通出てくるか?
そんな言葉がつるつる出てくる周囲の人が大好きです。

ともだちは、大分自分のミスでなくしていて、
思うに人と人との関係は、相当な熱量や努力なくしてはたやすく途切れてしまうものだなと。
多くの失敗から学びます。

一人との気まずさから、その方面に属する友人全員と気まずくなるので、
グループづきあいは難しいなと感じる次第です。

踏み込み過ぎて切られたあの日の傷も、
まだ克服はできていない。

こんなおみそですなあ。
びっくりです。

もうすぐ同級生の子供が職場にやってきて、あっという間に隣で働く人になります。
私の成長も、そんな風に誰かに見守られていたのだろうなあ。

私はいまだに母子一体化すら完全解除できていません。
まさかこんな三十路。
困る。
困るのは今までを蔑ろにしてきたからですね。
命は燃やしていませんでしたね。消費はしていたけれど。

私のたとえが上手なところ、割と好きなんです。
私は私のこと、けっこう好きになれました。
そこがおっきな成長ですね。

おみその私は、一人で生きていけるように、強い心を手に入れます。
あとどれくらいかはわからないけれど、死ぬまでは、生きてみようかなって、今は思っています。

あの時励ましてくれたゆきさん、さすがに今はもう見ていないだろうけれど、
ありがとう。
顔も何も知らないけれど、あなたの言葉が支えでした。
幸いがありますように。