ぶたのあな

安定の愚痴率

セーラームーンはやらなかった

2010年01月31日 15時01分32秒 | ダメ人間観察記
SFCのセラムンは二人でやることに醍醐味があるのだ。
というわけで昨日は結局パソたんをかまって寝てしまいもうした。

今日は起きるなりらるーの新曲を買いに出かけ、
帰ってからは早速BLESSをリピートしながら
ずっと「境界性パーソナリティ障害」を読んでいたら今です。

読んでる中で少し思い出したのは、
母に対して感じてた抑圧でした。
私はずっと本にカバーかけるの嫌いなのに、
それを未だに彼女が覚えてくれてなかったこととか、
貝類が苦手なのは姉2なのに、私だと思っていたり…
食べ物の好みに関して、相当部分母は私と姉2を混同しています。
それから、最近とみに、一緒に行ったことや見たものを
「誰と行ったか」忘れてしまって、
大体の場合私と一緒だったことを「姉2と二人きりだった」とか
「姉1と行った」と間違えること。
話を遮っておいて「ごめんね、それで?」とか続きを
促してすらくれないところ。
前向きに行動しようとすると「調子にのりすぎるな」と
いつもネガティブな抑制をかけてくるところ。

そういう部分が、私にものすごい愛情飢餓を
与えていたんだな、と気づきました。
似たような事例がくだんの本の中に出てきてね、
ああこういうこと私にもあった、ってすごく共感できた。

ただ、「母は娘の人生を支配する」の中で
母もまた娘であることを知ったし、
そうした母が向けてくる抑圧は、
しばしば母が生きられなかった人生への不満や鬱屈から
くることを知ったので、
彼女本人への恨みにはならないで済みます。

なにより、いろんな本を読むにつけ、
自分を攻撃していると思われた対象が、
実はそんな確固とした自己を保っていないことがわかったことが
最近の私の安定化に寄与した部分は大きいです。

私をさみしがらせたり、怒らせたりする原因の多くは、
悪意や意地悪という恣意的なものではなくて、
「そうせざるを得なかった」相手の弱さや鬱屈から
発せられていることがわかったので。
ある部分、怒ってもしょうがない、と諦めがついたというか。
そんな感じです。

愛が満たされて安心したというよりは、
知識を詰め込むことで愛を欲しがる胃の欲求に
麻酔をかけた、という感じかな。
だから相変わらず寂しいけど、
前よりもそれがむやみやたらな外界への怒りや衝動につながりにくくなりました。
本読んでよかった。

うつだった時に救ってくれたのも本だったし、
PMSだって本を読むことで改善した。
そのほかいろんなコンプレックスも、言葉で説明されることで
大分ほぐれてきたように思う。
素敵な本を書いてくださった人々に感謝は尽きないです。
生かしてくれてありがとうっす。

BSつけてたらレディーガガが歌ってた。
なにこれ超かっこいい。
こういうアーティスト日本にも増えればいいのにね。
テレビに出てくるだけでワクワクするような、
そういう人があんまりいないから
今のテレビは面白くないのでは。
優等生的というか。
いま日本で一番アーティストなのは江頭2:50じゃないのかしら。
江頭さんカッケェっす。パネェっす。まじ尊敬してます。

ああカラオケいきたい。
それと、ある程度うまい人とドンキーコングとかしたいです。


トイレ行くと姉と同じ匂いがして嫌悪する。
しばらく同じ服着続けると父と同じ匂いがする。
けだものなのに、自分の匂いを嫌がるって人間独特じゃない?
匂いが「父の」とか「姉の」って言語によって名前がつくことで
価値が変わっているんだろうね。
本質はなにも変わらないのに、認識によって私のなかで全く異なる意味をもつ。
不思議だな。

昨日宝石の展示会で、
「レオナルド・ダ・ヴィンチの遠近法」と名づけられた
すごくキレイなブローチがあった。
それは、青い石の中に、町並みみたいな灰色や様々な模様が混ざって、
本当に精巧に作り上げられた絵画みたいな形が浮かび上がっているもの。
母が尋ねたら、その石は加工されたものではなく、
自然界でたまたまそのような色味だったものに、
見つけた人が「レオナルド~」と名づけたらしい。

きっと名づけずにいれば、模様がまじった部分は
青さの邪魔として削りとられた部分。
単なる自然の気まぐれが、「絵画」として切り取られ、
ものすごく高い価値を付与される。
すごく面白いなと思いました。


あ、宝石展示会では、私はまったく買わなかったのに
ケーキを食べさせてくれたり、ミニタオルやポーチをもらえたりと
色々ご接待していただきました。
態度悪くてすみません。
なんか態度よくしたら買わされる気がして。←

まあまだ若いし石が本物であるかどうかよりは、
素敵なデザインかどうかがアクセサリーを選ぶ基準です、私はまだ。
そのため、宝石展示会のジュエリーよりは
コミケの一つ1000円前後だけど
アクセサリーに意匠が凝らされているものが好きだなって思いました。

バッタの目ぐらいの大きさの石が、
私の現在の月給まるまるつぎ込んでも
買えない値段だったよ。
こんなの買うの大変。

婚約指輪は給料の三ヶ月分、と言うけど、
この小さい物体に三ヶ月分もってかれてはたまるまい、と思った。
最近は1~1.5ヶ月分ぐらいが妥当らしいけどね。
それにしたってこの小さい物体に(ry。

指輪も豪華レストランディナーもそんなに欲しくないわ。
それよりは、私が電話した時に出てくれる回数を増やしてくれたほうが
どんなに嬉しいか。
まあでも顕示したいのかしらね。
その欲求を汲んであげることも大事だわね。
だからもらうことになったら全力で喜ぶけどさ、なんでも。

もらうことで幸せにしてあげられるならね。
おやすいご用さね。


太宰も境界性だったんじゃね?って言われてた。
なるほど、どうりで私太宰好きなわけだわ。
「かっこいい」じゃなく「いとおしい」感じで好きだったのは、
多分私の分身っぽく愛していたからだね。