かりな♡ちゃん、ハイ!

花火屋さんからもらった仔犬は、やんちゃで受け口だけど出っ歯な、もとい立派な犬に成長しました。
でもかりなハイはやめて。

親亀こけたら…

2023-02-27 04:15:00 | 日々不細工
かりなの食欲が止まらない。
エサを食べ、隙あれば食卓のごはんを盗み食い、おかしを欲しがる。
お陰様でこんなに醜い体に。
無防備に眠るかりなさん。


このお腹の中には小さなかりながいて、新たな食べ物を欲しがり、その小さなお腹の中にはもっと小さなかりながいて、また新たな食べ物を欲しがり、そのもっと小さなかりなのお腹にはもっともっと小さな…

ん?何か聞いた事あるぞ。
「親亀の背中に子亀を乗せて…」
 って言うヤツだ。

な、懐かしい。
小さな頃、きょうだいやいとこと、これを歌いながら、上に重なって乗ってコケて遊んだものだ。
(解る人に解ればいい…byあまちゃん)

「かりなのお腹に子かりながいて、子かりなのお腹に孫かりながいて、孫かりなのお腹に曾孫かりながいて、かりなが食べたら子かりな孫かりな曾孫かりなが食べた」
お粗末。


★おまけの話★

歯医者でブリッジを入れた。
さんまんえんした。
夜逃げじゃ夜逃げじゃ


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お散歩はしんどい

2023-02-20 04:33:00 | 可愛い編
お散歩をしていると、嫌な事も多々ある。
前飼っていたコロナは、何もしてないのに近所のオヤジから蹴られた。
前々飼っていたのび太は、お散歩後に死んだ(多分、毒か何かを食べたんだと思う)
これらは酷い例だけど。
猫に襲われたり、車や自転車に轢かれそうになったり…


先日の事、車が2台ギリギリ擦れ違える位の狭い道をお散歩していた。

(お散歩は基本リードを短く持ち道路側に飼い主が歩く事にしている。車が来たら、かりなが飛び出すといけないので止まって待つ)

すると、老人用の施設からおばさんが出て来るのが見えたので、施設の反対側へ行き、かりなを真横に付くようにリードをより短く持った(最近のかりなは、知らない人にちょっかいを出す事があるので)
かりなは、おばさんが気になるのか、足を止め振り返る。
話しかけられたりしたら面倒なので、おばさんが先に行くまでやり過ごそうと止まって待つ事にした。
後ろからおばさんの怒鳴り声
「その犬は度々人を見てどう言うつもりなの?気持ち悪いじゃないの!!」
 かりなが振り返り見つめるのが怖かったのか?犬が苦手なのか?
おばさんは立ち止まり動かない。
道路の反対側にいるし、通り過ぎればいい事なのに。
仕方ないので、先に行く事にする。
おばさんはブツブツ何かを言っている。
かりなが心配そうに飼い主を見つめるので、小声で
「あのおばさんの方が変なんだから気にしないの」
 と、かりなと自分にも言い聞かせる。
家に着き、逃げる様に庭に入ると、おばさんは睨みつける様に歩いて行った。
家の近くの施設なので、また会うかもしれないと思うと憂鬱だ。





★おまけの話★

昔の話。
友達のお姉さんに子供が産まれた。歳が離れてたので若いおばさんの誕生だ。
お守りをしていて泣き止まないので自分のおっぱいを吸わせ、余りの痛さで、結局2人で泣いたとか(アホ)
初めての姪だったので、とにかく凄く可愛がっていた。

お姉さんから「オバケのQ太郎」が大好きでテーマ曲を歌うと喜ぶと聞いた友達は、ご機嫌を取る為「オバケのQ太郎」のテーマ曲を歌った。

 「♪ Q、Q、Q、オバケのQ、ぼーくはオバケのQ太郎 ♪」

すると姪は、キョトンとした顔で友達を見つめた。
すかさず、お姉さん、大笑いしながら

「それ昔の歌だから知らないよ」
 


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おっさんのラブ

2023-02-13 04:33:00 | かり街ック
お散歩中の事、朝の出勤、登校の慌ただしい人々を横目に妙な背徳感を味わっていた。毎日の事ながらしんどい。

かりなと言えば、家の前で、あんなに行くのを嫌がってた癖に、のんびりと地面を臭い、うんちをたんまりとした。あのまま家に帰ってたらどうするつもりだったのか?
すると…

チリンチリン
自転車に乗ったおじさんがかりなを見て
「久しぶりに会ったなっ」
と一言言うと走り去っていった。
…知らない、あんなおじさん見た事ない。
誰かと勘違いしているのか?そうに違いない。

次の日…

かりながオシッコをしていると、昨日とは別のおじさんが近づいて来て言った。
「メスやね」
 うんちをしていると勘違いをする人はよくいるが、性別を言われたのは初めてだ。
「そうです」
 余り人と話したくないので簡単に答える。
「歳を取ってる?」
 と、おじさん。
「ええ、11歳です」
 と、飼い主が答える。
おじさんは、そうやろそうやろってな具合に頷きながら言う。
「まだまだ大丈夫。柴犬は長生きやから」
 えっ?柴犬?違うし…
柴犬には、見えないと思うけどなぁ…
話が長くなるのが嫌な飼い主は
「そうなんですか?良かったぁ」
 と、喜ぶ…ふり
おじさんはまた、うんうんと頷きながら、
「撫でられるかな?」
 と、近づいて来る。
飼い主はリードを短く握り直し
「凶暴です」
臆病と言うより凶暴と言った方が寄って来ないだろうと、素早く判断する飼い主(賢い)
おじさんは2、3歩後退し
「柴犬は狼の血が濃いから、気が荒いんだよ」
 また、初耳。
犬は狼が先祖なんだろうけど、柴犬が狼の血が濃いなんてのは初耳だ
「あーっ、そうなんですか?へぇぇ」
飼い主はアホになり答える。
おじさんは自分の知識に満足し、嬉しそうに「バイバイ」とかりなに手を振り立ち去って行った。
飼い主はおじさんキラーになれるかもしれないと思いながら、人と話す事で1日分のエネルギーを使って疲れ果てたのであった。

これの何処が柴犬やねん💢目が怖いぞ。




★おまけの話★

近頃、飼い主が涙もろい。
行きつけの色々お世話になっている犬猫病院が廃業すると聞き、犬猫の健康の事が心細いせいか?
飼っている犬猫が歳を取ってきているせいか?

かりなのお散歩をしていると、フランダースの犬のテーマ曲『よあけのみち』が浮かんで来た。
♪ ミルク色の夜明け 見えてくる真っ直ぐな道 忘れないよこの道を かりなっち(パトラッシュ)と歩いた 空に続く道を ♪
何故か涙が出る。
かりながいなくなったらどうしよう…
このお散歩コースを通る度に思い出して泣けてくるのか?
グイグイと馬鹿力で引っ張るかりなに引きずられながら思う事か?

世界一可愛いここみちゃんが、最近歩くのが辛いらしく殆ど寝ている。
時々、ミルクをねだりに出てくるのだが…

♪ ミルク色の夜明け〜 ♪

号泣…
ここみがいなくなったらどうしよう

こんな風に何処からか飼い主の脳裏に響くこの歌。
さぁ、あなたも一緒に号泣しましょう。

♪ ミルク色の夜明け〜 ♪

小さい春見ーつけた





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かりなの瞳

2023-02-06 03:42:00 | かり街ック
かりなのお散歩途中の家の、玄関からおばあさんが出て来るのが見えた。
びっくりさせてはいけないので、門の少し手前で待っていた。
(子供、老人、車、バイク、トラック…お散歩中は色々と気を使うのだ)
すると門扉を開けて出てきたおばあさんが、待っているかりなを見て
「きれいな目!」
と、一言。
滅多に褒めらないかりなは、気を良くした様で、スキップをしながら帰ったのであった(そんな風に見えた

キラッキラのかりなさん




★おまけの話★

11月29日「ももじの精」の回の続き。

修学旅行でバカな事をした夜に、幽霊が出た。
ホテルの事は余りよく覚えてないのだけど、古く、建て増しがしてあり、なんだかどんよりとして見えた(いい加減

私のグループが泊まる部屋に幽霊が出たのだが、私はと言えば、違う部屋を渡り歩いていてそこにはいなかったので、怖い思いはしなくて済んだ。
だからこのお話の幽霊が出たところは聞いた話だ(注・昔の話なので正確さに欠けます)

ここから聞いた話…
他の部屋のグループと2グループ10人位で丸く輪になりトランプをしていた。
部屋はぎゅうぎゅうだったと思う。
きっと、ギャーギャーかしましく騒いでいたのだろう。
その内のひとり、ベランダが見える所に座っていたN子がワナワナと震えながらベランダを指差す。
それと同時に
「入れて…」
 と言う弱々しい声がベランダから聞こえた。
その途端、全員パニックになり、おやつとトランプが舞う中、入口のドアの前の襖から我先に逃げようと殺到、全員が挟まり詰まって動けなくなったらしい(後に、幽霊の怖さより挟まって動けなくなった方が笑い話となった)
その様子を見て、幽霊もさぞかし驚いた事だろう。

私が部屋へ戻ると、泣き崩れる子や、先生に事情を話す子、友達に抱きつき震える子、野次馬、部屋を片付ける仲居さんで、そりゃあもう大騒ぎしていた。

倒れた襖と部屋中散らばったおかしとトランプが、その時のパニックの様子を伺えた。

話を聞くと、青い人影を見た子、声だけを聞いた子、なんだかわからないけど同調して逃げ出した子がいた。
幽霊はきっと、楽しそうな子達を見て、仲間に入れて欲しかったのだろう。

本当に幽霊が出たのか?何かの見間違い聞き間違いか?どっちか解らないけど、修羅場にいなくて良かったぁ。
と、ひとり私は胸を撫で下ろしていた。
すると、片付けをしていた仲居さんが私にボソッと言った。

出るのはあっちの部屋なのに…

本当に出るんかい!それが1番怖いわ‼️

その夜は、眠れないと騒ぐ子達を先生が慰め、しばらく騒いでいたのに、すぐに寝静まる健康な高校生達なのでした。








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