かりな♡ちゃん、ハイ!

花火屋さんからもらった仔犬は、やんちゃで受け口だけど出っ歯な、もとい立派な犬に成長しました。
でもかりなハイはやめて。

忠猫ここ公(舌かんじゃった)

2024-09-09 04:15:00 | 可愛い編
かりながいなくなって、世界一可愛い猫ここみちゃんの天下がやって来た。
今では我が家の中心ニャン物だ。
かりながいる時は、飼い主母の部屋に引きこもってたのに、今や家中を闊歩し、飼い主姉の部屋に入り他の猫たちに威嚇されても平気。窓を開けているお風呂の床が大好きで、そこでごろ寝。
ミルクをしょっ中ねだり、食欲は絶賛かりなが憑依中だ。
左前足を前方に伸ばして背伸びをする姿が可愛くて堪らんし、呼べば「ニャー」と答えたりする。

飼い主母の調子が悪い時は、着いてまわり、トイレやお風呂の前で伏せて待っている。
まるで忠犬…いや、忠猫だ。

ここみは猫なりに、かりなが死んで暗くなった飼い主たちに気を遣っているのかもしれない。
炎天下に捨てられていたここみを、知り合いのお兄ちゃんから面倒を見てくれと頼まれて早18年目に突入。
人間の年にすると88歳らしい(米寿じゃん)
ここみ長生きしてや。

見つかったがにゃ(油断も隙もない)



⭐︎おまけの話⭐︎

幼い頃(4、5歳かな?)小児喘息で入院していた時の話。
朝、銀色のトレーに大きな注射を並べて看護師さんが注射をしに来る。
飼い主はかしこだから、注射器に付いている黄色いプレートの番号を見て確信する。
あれは自分のヤツだと。
飼い主は怯えて泣く。
と、隣の男の子の付き添いのお母さんが車の形のチョコレートをくれる。
「これを食べたら我慢出来るね?」
 飼い主は素直に頷く(かりなと何ら変わらんな)
その男の子が別の部屋に移された。チョコレートが貰えんなと小さな胸を痛める(だめだこりゃ)
「○△ちゃんの部屋に歯医者さんが治療に来てたからきっともうダメなんだね」
 近くで他の付き添いのお母さんたちが小声で話していた。
かしこの飼い主はこの会話の意味が解っていた。
それからは、飼い主の元に歯医者が来ない事を祈る毎日であった。

注意)幼い頃の記憶なので曖昧です。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ここみ、かりなに憑依される⁈

2024-09-02 04:10:00 | 可愛い編
あの「品行方正」で「かしこ」の世界一可愛い猫ここみちゃんが何だかおかしい。

先日、パンを食べていると
「ミャーッ」
 と鳴いて側に座る。
「相変わらず可愛いのぉ」
 と思いながら、頭を撫で、再びパンを食べ始める。

すると座っている飼い主の足にここみは前足を乗せて、再び
「ニャーッ」
 と鳴く。
「何何?パンが欲しいのかい?」
 と冗談に言ってみる。
ここみは猫エサしか食べないし、ましてや人の食べ物を催促するなんて事は生まれて17年間した事などなかった。

無視してパンを食べると、な、な、なんと足の次に飼い主の腕に前足を乗っけて、パンに食いつこうとした。
つい、
「かりな
 と、叫んでしまった。
そう、まるでかりなみたいだ。
「お母さん!ここみにかりなが乗り移った」
 思わず飼い主母を呼ぶ。
飼い主母は、面白がり、自分も横に座りパンを食べ始めた。
ここみはパンをくれない飼い主から、直ぐに飼い主母に移動する。
これもかりながする事だ。
優しい(ホントはやってはいけない)というか、可愛いので何でも言う事を聞く飼い主母は直ぐに我儘を聞く事を知っている。

騒ぎを聞いて、飼い主姉登場!
何故か飼い主姉も
「かりなーっ
 とかりなを叱るいつもの調子で叫ぶと、ここみは振り向いた。

「お前はかりなかっ!」

「くださいな


「やっぱり、お母しゃんニャ


足の可愛い事っ



 

⭐︎おまけの話⭐︎

久しぶりにアーチ型の虹を見た。

49日に天国へ行き、お盆にこっちにトンボ帰りして、また天国に戻って行ったかりなが、この虹を渡り再び帰って来たのかもしれない(だからって憑依するか?)
飼い主母が
「かりなに会いたい会いたい」
 って泣くから、かりなは逝くに逝けないんじゃないか?
かりなは甘やかすばかりの飼い主母が、本当に大好きだったからなぁ…

♪ 虹の向こうは晴れなのかしら ♪



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ここみちゃん

2024-08-19 04:34:00 | 可愛い編
かりながいなくなって、もう2ヶ月になる。
早いもんだなぁ。
お盆も過ぎ、ひと段落か。
まだ、ケージも置いたまま、未だにお散歩の時間になると何かしなければいけないと強迫観念に駆られる。
あーぁ、しなくていいんだぁと少し嬉しいが…

ところで、かりながいなくなってから、世界一可愛い猫ここみちゃんが我が家の中心的存在になった。
かりながいないからか、自由気ままに飼い猫ライフを楽しみだした。
朝早くからゴハンやミルクの催促をする。ニャーニャー鳴きながら、スネをスリスリこする。
「可愛いやないかーい
 殆ど飼い主母の部屋にこもっていたのに、今じゃ家中徘徊し、他の猫に威嚇されたりする(平気)
飼い主母は、ここみが1番先に死ぬかと思っていたらしいが…
ここみちゃんも、もう17歳。
かりなの分も存分に楽しんで生きていて欲しい。

「妖怪スネ擦り」化したここみちゃん。痩せたなぁ



⭐︎おまけの話⭐︎

ここみは昔からトイレの後、砂をかけない。
聞く所によると、ボス猫は砂で隠したりしないそうだ。
この前、トイレに凄いものを見つけた。

一本糞だ。
20センチはある細長いブツを拾うと、折れもせずに立派に拾えた。
皆に見せる。
「ほぉー」
 と、感心する。
ここみは既に我が家の中心人物…いや猫物(言うか?)となっている。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラオケならぬカリオケ?

2024-08-05 05:11:00 | 可愛い編
飼い主母の誕生日に、飼い主姉、飼い主友人とカラオケに行った。
この日の主役の飼い主母の為に、事前に飼い主母の歌っている歌などをメモっていて、その歌を次々にデンモクに入れていく。
みんなお酒が飲めないので、テーブルにはドリンクバーのジュースと食べ物が並ぶ。
そして、あくまでも誕生日の主役の邪魔にならない様に、飼い主達も歌う。

しかし、日本の歌は別れの歌の何と多い事か。
そして、別れの歌が何故か、かりなに繋がる。
飼い主が歌いながら思わず
「かりなぁぁぁぁぁ」
 と、叫ぶ。
飼い主友人が、目頭を押さえて既に泣いている。
別れて行く「あなた」を「かりな」に替えたりして歌う。
「なんでかりなは逝っちゃったんだよォォ」
カラオケがかりなの弔いに変わる。
 

「やめんかい!!」

悪ノリが過ぎたのか、飼い主姉の喝が入る。
そうだ!今日は飼い主母の為のカラオケだった

何でもかんでも、かりなに繋がる飼い主なのでした
ごめんねごめんねー





⭐︎おまけの話⭐︎

これは母の小さな頃の話。
れいこちゃんと言う可愛い女の子が近くのおばあさん家に疎開して来た。れいこちゃんとは、歳も近く直ぐに仲良くなった。

夏のある日、近所のお兄さんたちと川遊びに出掛けた。
川に入り2人で遊んでいると、深みにはまってしまい助けを呼んだ。
最初はふざけていると相手にされなかったが気付いたお兄さんに助けて貰い大事には至らなかった。

また、川に行こうねと約束をしたが、母が中耳炎に罹ってしまい、その日は母の家でお人形遊びをしようと約束した。
母は、れいこちゃんが来るのを待っていたがお昼をとっくに過ぎてしまい、今日は来ないのかと諦めた時、外が騒がしくなった。
「れいこが溺れて死んだぞ」
 誰かの叫び声がした。
窓から外を覗くと、近所のおじさんがぐったりしたれいこちゃんを抱きかかえて走って行った。

れいこちゃんは、余程川で遊びたかったのか、近所のお兄さんについて行ったらしい。そのお兄さん達は今で言う不良の悪ガキで、勝手について来たのだから知る訳ないと言ったそうだ。
疎開して来たれいこちゃんは、前に助けてくれたお兄さんとの区別がつかなかったのだろう。

母は、未だにその時の事が頭から離れないらしく、川での事故のニュースがある度に、一緒にお人形遊びの約束をしたのに…と悲しげにれいこちゃんの話をする。
中耳炎で川に行けなかった母は何かに守られていたのかもしれない。

その川のその場所は、良く人が溺れ死ぬと言うので、れいこちゃんのおばあさんがお坊さんにお祓いを頼んだ。
それからは死人が出ていないそうだ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024-07-29 04:58:00 | 可愛い編
久々の雷。
かりなが逝ってから早、1ヶ月。
かりなの大嫌いな雷が鳴る。

お風呂の掃除をしていた手を止める。
…かりなが暴れる
一瞬でも慌ててしまった自分を笑う。
かりなはもういないのだ。
あー、なんて楽なんだ。
お風呂掃除を途中でやめる事もなく、雷に怯え暴れるかりなを慰める事もない。
かりながいなくて良かったぁ、なんて事を考えていたら…

ピカッ!ゴロゴロ…

地響きと共に、雷が近くに落ちた。

雷が怖かったらしく避難して来た可愛いここみちゃん






⭐︎おまけの話⭐︎

夕方、庭の野菜の手入れをしていた姉が、血相を変えて部屋に入って来た。
「何かに刺された」
 右手の手首付近を抑えている。
良く解らないが、少し腫れてるみたいだ。
刺された時、蜂に刺された位の痛さがあり、今もズキズキ痛いそうだ。

じゃがいもの茎を抜いていた時、痛みを感じ、手を放すと土の中から白い長いものが飛び出て来た…

確かめようと辺りを見渡すが、それは忽然といなくなっていた。
今まで、見たこともない生物だった。

手首を消毒し、キリキリと痛むのを我慢し、ネットで調べてみたがそれが何かが見つからず、明朝、腫れてるようだったら病院に行く事にしたみたいだ。

「宇宙生物かもよ」
 私の冗談は姉の耳を素通りした。

翌朝、姉が起きてこないので、姉を起こそうと部屋に入ると、ベッドはもぬけの殻。
すると突然、白い長いものがベッドから飛び出し何処かへ消えた。
ギャッ!
今度は私の腕を刺した。


注意・途中から妄想が入りました


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする