かりな♡ちゃん、ハイ!

花火屋さんからもらった仔犬は、やんちゃで受け口だけど出っ歯な、もとい立派な犬に成長しました。
でもかりなハイはやめて。

震えるかりな

2021-10-25 04:10:00 | かりなハイ
昔、「震える舌」と言う映画があった。
ホラーかな?と思い見たのだが、同じ怖いでも怖さが違う破傷風菌による感染症の映画だった。
子供と両親の破傷風との戦いの映画で、破傷風の怖さを、嫌と言う程味わえる映画だ。

もうひとつ、震えるで思い出した。
Mステで西野カナがゲストだった時の事。
『会いたくて会いたくて』を歌う西野カナに、タモリが「震えるんだ」と一言。
西野カナは戸惑った笑みを返し、うなづいた。
私もその歌詞を聴いて「震えるって?」と、思っていた。
タモさんとおんなじ

ここで本題の震える。
またまた雷警報が出た。
暫く大人しかったかりなが、また暴れ出すのかと思うと憂鬱だ。
その日は小雨が降っただけだった。
次の日、また落雷警報。夕方まで快晴で、雷の事など忘れていた。
夕方、お風呂掃除をしていたら、突然「ザザザザー」っと大雨。掃除を終えて部屋に戻ると、「かりなが突然、パソコン机の下に潜ろうとして大変やったよ」
と、母がかりなを宥めながら言った。
私が代わり、リードを手に巻き付ける。
雨は時々、大きな音で降るのだけど、雷は鳴らず、かりなは暫くすると落ち着いてテーブルの下に潜り、いつものように大人しく寝ていた。

少し経った時、
「ゴロゴロゴロー⚡️」
雷鳴と共にかりながテーブルの下から、勢い良く飛び出して来た。
私は、かりなが暴れ出すと思い、首輪を握りしめる。またまた、あの悪夢が始まるのかと思い、悲しくなる。
すると、私の目の前に座ったかりなが、ガタガタと震え出した。見てわかるくらいにガタガタと…
「かりな?大丈夫?」
今までに無い反応に驚く。
震えるかりな。
その状態は暫く続いた。

暴れ出すよりは震えてくれた方が楽なのだけれど、あの震えは一体何だったのだろう?
今度、雷が鳴る時はどうなるのか?
お楽しみに!!

暴れるか震えるか…それが問題だ


おまけの話

友達が保護した4匹の仔猫の内、3匹の里親が決まった。
シンデレラストーリーの始まりだ。
良かったぁぁぁ
私もシンデレラになりてぇ〜


あと1匹




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かりな、煮込まれる

2021-10-18 04:27:00 | かりなハイ
かりなが世界一可愛い猫ここみの餌を狙っている。
世界一可愛い猫ここみはお上品なので、少しずつ餌を食べる(またその食べ方が可愛い)
『世界一可愛く上品な猫ここみ』だ。
世界一可愛いく上品な猫ここみは、餌を一度に食べないので、意地汚さNo. 1のかりなに狙われる。

食べ物有る所にかりな在りだ。

「ここちゃんのでしょ、ダメ!!」
優しく言っても聞く訳がない。
「ダメやろ!!!」
怒って聞くかりなではない。
「ダメだ!!!!」
首根っこを引っ張る。
これをして、一度喉に詰まらせ「んがぐぐ」になって困った事があるからもうしない。
「・・・」
何も言わずにお尻を叩く。
こんな事で聞き分けるかりなではない。
しっぽを引っ張ってみる。
すると、世界一可愛いく上品な猫ここみの餌を瞬時に頬張り、引っ張るのを辞めた後で口から出し、ゆっくり食べると言う快挙に出た。
何をしても、結局かりなに食べられるのだ。
世界一可愛く上品な猫ここみが、かりなの為にわざと残しているのかも…
『世界一可愛く上品で世界一優しい猫ここみ』だ。
あっ、かりなが脇役になっちゃったな

またまた、かりなが世界一可愛く上品で優しい猫ここみの餌を狙って突進した。
その時、おでんを煮ていた姉が台所からやって来た。
「おでんでんでん♪
とは歌わなかったが、こう言った。

「ゴラァ!おでんと一緒に煮込んだろうか!!」


もうすぐ煮込まれるかもしれないかりな(9歳)


おまけの話

私は小さい頃から良く男の子に間違われた。
髪の毛がくせ毛で多いので短く刈り上げていたからだ(私は髪型のせいだと思っている)
究極の体験は薬局での話。
スカートをはいているのに
「ボクは青ね」
と、店員さんが青い風船をくれたのだ。
私はスカートの端を掴んでアピールをしたのに、弟に緑の風船を渡して、他のお客さんの所に行ってしまった。
私はそれがショックで、それ以来スカートをはかなくなった。
小学校高学年になって、その話をしたら、友達がこう言ってくれた。
「小さい時に男の子に間違われるのは、目鼻立ちがはっきりしているからなので、大人になったら美人になるってよ」
残念ながら美人にはなれなかったけど、髪を伸ばしてオシャレはしてみたかったなぁ。

未だに髪はショートにしているのだが、少し前、保育園の前を通ると、園児らがこちらを見て「お兄ちゃーん!」と手を振った。
近くに寄ると、お姉ちゃんだったと訂正してくれたので、まあ、良しとした。
その話を友達に笑い話として話したら
「私なんか、こないだ『おじさん』って言われた

友達って良いなぁ


もう一つ…
2getherが終わってしまった

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ズビズバーやめてけれ

2021-10-11 05:09:00 | かりなハイ
夜、かりなのお散歩に出掛ける。
夜のお散歩は、嫌がらずにスムーズに出掛ける。
やっぱり、獣だ。

獣と言えば、人間の食事中のかりなは、獣でしか無い。
隙を窺い食卓の上のお皿から盗み食いをしようとする。
アクションを起こしたらもう誰も止められない。一瞬の隙でやられる。
かりなも命懸けだ。やるかやられるか。
この戦いは食べ物がある限り続く。
注)餌はきちんとあげてます。

夜のお散歩の続き。
その日もかりなは、玄関の戸を開けると勢いよく飛び出す。昼間の引っ張りながら、宥め宥め歩くお散歩が嘘のようだ。
…と…
かりながいきなり止まる。
まだ、ほとんど家の近くなのに。
すぐそこの闇を見つめる。
「ん?何かいるの?・・・何もいないよ」
いつもそうなのだが、私には何も見えない。
暫くすると歩き出すだろう…なんて思っていたのだが。
その時、かりなが踵を返し家へと真っしぐらに走り出した。
引っ張る引っ張る!
玄関に真っしぐら。

何かがいたのか?
暗闇をじっと見つめることはあっても、走り帰る事は無かったのに。 
玄関の戸を開けると一目散に中に入る。

「あゝ…きっと何かがいたに違いない」

夜は、お化けや妖怪や、何たって一番怖いのは人間だけど。
私には見えなくとも、かりなはきっと何かを見ているのだ。それも怖いヤツ。

結局、用を足してないままでは可哀想なので、お散歩をパス出来ずに、その夜は姉について来て貰った。
かりなが怯えた道を通る時は怖かったけど、かりなは何事も無かった様に楽しそうにお散歩を終えた。

今回のかりなは怖がり方が異常だった。
母は、私が怖がるから、かりなも怖がると言う。
行きたくない時は、かりなひとりで行ってくれればいいのにとは思うけど、怖がったつもりは無いけどなぁ。


こんな所に目目連?
障子のある家庭が少なくなったせいか?


おまけの話

何年か前、母とショッピングモールの下着売り場にいた時の話。
その売り場には、お客さんは無く、母と私とレジに店員さんがひとりいるだけだった。
向こうから大柄の化粧の濃い女性が歩いて来た。原色のスーツ姿でなかなかケバい。
下着売り場から靴下売り場に移った時、近づいて来たその人を見た。
「男の人?」
母と目配せをする。
そう、その人は姿は女性だけど、どう見ても男。見るからにかつらとわかるロングの髪、厚化粧の下には髭が生えかけている。
歩き方だってガニ股で、女っぽく振る舞う気はなさそうだ。
その人は女性の下着コーナーで何かを物色している。
何かの罰ゲームとしか思えない。
母と私はその場から逃げる様に立ち去った。

あれは一体何だったのだろう?
世の中は不思議であふれている。





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百足と書いてムカデ 野次馬と書いてかりな

2021-10-04 03:54:00 | 日々不細工
出た出た出たぁぁぁぁ

母が叫ぶ。
「ムカデ!ムカデ!!ムカデ!!!」
言葉にならない声が続く。
かりなが側で見つめている。

私の部屋のベッドの横で、母がティッシュボックスを掴み、畳をバシバシ叩いている(ムカデを叩くつもりが空振りしているみたいだ)
私がヘルプに入った時には、既にベットの下に逃げていた。
ベットの下は、まんが本や雑誌、おもちゃが入った段ボールで埋まっている。

「出てくるけん、気ぃ付けりぃね」

逃げられたのが悔しいのか、何だか捨て台詞のように言う。
かりなは既に興味を失い向こうで寝ている。私は気休め程度に、殺虫剤を撒いた。

数時間後、母が台所で騒いでいる(こんな時は元気な年寄りだ)
さっきのとは違う、小さなムカデが出て来たので殺したらしい。

「親が敵討ちに来るから気を付けんとね」

母は昔からこう言っていた。
ムカデを1匹殺せば、ムカデの親兄弟が敵討ちに出て来るから、気を付けなさい。

さっきのムカデの敵討ちに出て来たのかも?いやいや、逃げられたのだから、さっきのムカデが敵討ちに来る方だ…あのムカデは私の部屋に多分いる(何を言ってるんだか?)
「かりな、ムカデを見たら戦わなくていいから教えるんだよ」

なんて、余裕かましていたら、ヤツは現れた。それも私のうなじに…

「ぎゃーっ!ムカッムカッムカデっ!ひぇー取れんっヒーッヒーッ!」

ラーラーラ…言葉に出来ない。

座椅子でテレビを見ながら、いい気持ちでうたた寝していた私のうなじに、ヤツは何処からか降って来たのだ。
私は、訳のわからん言葉を発しながら、一所懸命手で払う。なかなか落ちない。噛まれたら心臓麻痺を起こすかもしれない(大袈裟)
かりなが隣で不思議な顔をして見ている。
「なりな!かりな!」
書くまでもない、かりなは助ける気は無い。野次馬(犬)だ。
やっとの思いで、ムカデがうなじから落ちた。
体から離れたらこっちのものだ。
座椅子をムカデの上に叩きつける。カサコソと廊下に逃げる。
騒ぎに気付いた母が、ティッシュを束ねて叩く。私はムカデの殺虫剤を撒く。家具の奥に隠れたら終わりだ。
ふと背後を見るとかりなが見ている。なんか、私たちが騒ぐのを面白がってる様だ。
そうこうしていると、弱ったムカデを母が束ねたティッシュで掴み、ビニール袋に入れ、親の仇のように捻り潰した。
「ねっ、敵討ちに現れたやろ?」
自慢げに母がつぶやく。
このムカデの敵討ちに、また別のムカデがやって来たらと思うと、日々悶々だ…

かりなはというと、何事も無かったかのように、座ると怒られる人の座椅子に座っていた。




おまけの話

中学の頃、現国の「ナウマン象」と言うページを読まされた。
「信州大助教授」を「しんしゅうだいすけきょうじゅ」と読んでしまい、先生にバカウケした。
暫くして、みんなも笑い出した。
えーっ!みんな間違えたのを気づかなかったんじゃないの?(ちゃんと読めましたか?)

信州大学助教授って書いて欲しかったなぁ。
あー恥ずかしかった
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