かりな♡ちゃん、ハイ!

花火屋さんからもらった仔犬は、やんちゃで受け口だけど出っ歯な、もとい立派な犬に成長しました。
でもかりなハイはやめて。

イビキ

2024-08-26 04:03:00 | 日々不細工
夜の静けさのせいで眠れない。
かりながイビキをかく犬だったからだ。
酷い受口とはみ出た歯のせいか?
ブルドッグ系が混ざってるからなのか?
大きなイビキをかいていた。

最初はうるさいと思って怒ったりしていたけど、かりなのイビキを聞くと安心して眠れるようになった。
何故なら、かりなが眠ってる限り、泥棒も幽霊もいないのだろうから(かりなの犬としての本能を信じられるなら)

暗闇に時計の秒針の音がチクタクと気になる。
かりながいないと眠れもしないのか?
あのうるさーいイビキが子守唄の様に、安心して眠れていたのか。
〜なんだかなぁ〜

ウトウトしていたら、イビキが聞こえる。
寝ぼけてるのか?
まだ片付けていない、かりなのケージに目をやる。
「違う」
 ベッドの下から聞こえる。
・・・
ここみちゃんだった


かりな! うしろ!うしろ!!




⭐︎おまけの話⭐︎

かりなのお散歩に行かないせいで太った。
たとえ、15〜20分の1日3〜4回のお散歩でも運動不足になるんだなぁ。
かりなを亡くした影響は大きい


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ここみちゃん

2024-08-19 04:34:00 | 可愛い編
かりながいなくなって、もう2ヶ月になる。
早いもんだなぁ。
お盆も過ぎ、ひと段落か。
まだ、ケージも置いたまま、未だにお散歩の時間になると何かしなければいけないと強迫観念に駆られる。
あーぁ、しなくていいんだぁと少し嬉しいが…

ところで、かりながいなくなってから、世界一可愛い猫ここみちゃんが我が家の中心的存在になった。
かりながいないからか、自由気ままに飼い猫ライフを楽しみだした。
朝早くからゴハンやミルクの催促をする。ニャーニャー鳴きながら、スネをスリスリこする。
「可愛いやないかーい
 殆ど飼い主母の部屋にこもっていたのに、今じゃ家中徘徊し、他の猫に威嚇されたりする(平気)
飼い主母は、ここみが1番先に死ぬかと思っていたらしいが…
ここみちゃんも、もう17歳。
かりなの分も存分に楽しんで生きていて欲しい。

「妖怪スネ擦り」化したここみちゃん。痩せたなぁ



⭐︎おまけの話⭐︎

ここみは昔からトイレの後、砂をかけない。
聞く所によると、ボス猫は砂で隠したりしないそうだ。
この前、トイレに凄いものを見つけた。

一本糞だ。
20センチはある細長いブツを拾うと、折れもせずに立派に拾えた。
皆に見せる。
「ほぉー」
 と、感心する。
ここみは既に我が家の中心人物…いや猫物(言うか?)となっている。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢現(ゆめうつつ)

2024-08-12 04:07:00 | 日記
うたた寝をしていると、かりながいつも場所でおすわりをしていた。
「かりな、やっぱりあれは悪い夢だったんだなぁ」
 かりなが死んじゃった夢を見ていたんだ。かりなが死ぬわけないもんね。

嬉し泣きしながらうたた寝から覚め、かりなを探す…
かりなのいたケージの上には、位牌と骨壷が置いてある。
幸せな時間は数秒だった。
今度は、どっと悲しみが押し寄せる。

姉にこの事を話すと
「かりなが最後のお別れを言いに来たんだよ」
 と、言った。

この日の翌日8月9日は、かりなの49日だった。

マスクを被せられるという悲劇




⭐︎おまけの話⭐︎
 
せっかく天に上ったのに、お盆にまた帰って来るって忙しいのぉ、かりなさん




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラオケならぬカリオケ?

2024-08-05 05:11:00 | 可愛い編
飼い主母の誕生日に、飼い主姉、飼い主友人とカラオケに行った。
この日の主役の飼い主母の為に、事前に飼い主母の歌っている歌などをメモっていて、その歌を次々にデンモクに入れていく。
みんなお酒が飲めないので、テーブルにはドリンクバーのジュースと食べ物が並ぶ。
そして、あくまでも誕生日の主役の邪魔にならない様に、飼い主達も歌う。

しかし、日本の歌は別れの歌の何と多い事か。
そして、別れの歌が何故か、かりなに繋がる。
飼い主が歌いながら思わず
「かりなぁぁぁぁぁ」
 と、叫ぶ。
飼い主友人が、目頭を押さえて既に泣いている。
別れて行く「あなた」を「かりな」に替えたりして歌う。
「なんでかりなは逝っちゃったんだよォォ」
カラオケがかりなの弔いに変わる。
 

「やめんかい!!」

悪ノリが過ぎたのか、飼い主姉の喝が入る。
そうだ!今日は飼い主母の為のカラオケだった

何でもかんでも、かりなに繋がる飼い主なのでした
ごめんねごめんねー





⭐︎おまけの話⭐︎

これは母の小さな頃の話。
れいこちゃんと言う可愛い女の子が近くのおばあさん家に疎開して来た。れいこちゃんとは、歳も近く直ぐに仲良くなった。

夏のある日、近所のお兄さんたちと川遊びに出掛けた。
川に入り2人で遊んでいると、深みにはまってしまい助けを呼んだ。
最初はふざけていると相手にされなかったが気付いたお兄さんに助けて貰い大事には至らなかった。

また、川に行こうねと約束をしたが、母が中耳炎に罹ってしまい、その日は母の家でお人形遊びをしようと約束した。
母は、れいこちゃんが来るのを待っていたがお昼をとっくに過ぎてしまい、今日は来ないのかと諦めた時、外が騒がしくなった。
「れいこが溺れて死んだぞ」
 誰かの叫び声がした。
窓から外を覗くと、近所のおじさんがぐったりしたれいこちゃんを抱きかかえて走って行った。

れいこちゃんは、余程川で遊びたかったのか、近所のお兄さんについて行ったらしい。そのお兄さん達は今で言う不良の悪ガキで、勝手について来たのだから知る訳ないと言ったそうだ。
疎開して来たれいこちゃんは、前に助けてくれたお兄さんとの区別がつかなかったのだろう。

母は、未だにその時の事が頭から離れないらしく、川での事故のニュースがある度に、一緒にお人形遊びの約束をしたのに…と悲しげにれいこちゃんの話をする。
中耳炎で川に行けなかった母は何かに守られていたのかもしれない。

その川のその場所は、良く人が溺れ死ぬと言うので、れいこちゃんのおばあさんがお坊さんにお祓いを頼んだ。
それからは死人が出ていないそうだ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする