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かりな&ここちゃん、ハイ!

花火屋さんからもらった仔犬は、やんちゃで受け口だけど出っ歯な、もとい立派な犬に成長しました。 でもかりなハイはやめて。

弱り目に祟り目

2025-05-07 04:20:00 | 番外編
トラオ、ギンタに次いで今度はフクミ(みちゃん)に病魔が。
おまけにトラオはまだ治らない。

フクミがあまり餌を食べなくなったのは、歯槽膿漏のせいとばかり思っていた。
トラオとギンタの場合は、症状が表に出ていたから分かりやすかった。
気が付くと他の猫からフクミの餌は食べら
れていた(多頭飼いの恐怖)
「このままにしておけんから、病院に連れて行こう」
 姉が言った。
すでに3匹目、新しく出来た病院の常連となる。

5月1日病院へ。
腹部エコーで少し腹水が溜まっているのが判る。
採血をし、腹水も少し抜いて貰う。

先生が、FIPかも知れないと言う。
姉が
「えっ!Pの方ですか?」
 先生
「ええ、Pかも」
 姉
「Pかぁ…」
 先生
「正確な事は検査に出さないとわからないけど、Pかも」
 姉
「VではなくP?」
 先生
「ハイ、P」
 2人で
「P」
 あっ、それそれ
「P」
「P、P、P」
・・・
失礼しました。
2人で訳のわからない事を言っているので取り乱しました。

『猫伝染性腹膜炎』
と言う、ほぼ死に至る病気らしい。
冗談を言っている場合じゃない。

翌日、連休に入る前にもう一度病院へ。
点滴をして貰う。


これを書いたのは3日前。
まだまだ回復を信じていたのに…
先程、フクミは虹の橋を渡った。

元々、野良猫だったフクミ。
前に飼っていたフク(福豆)の生まれ変わりみたいだとフクミと名付けた。
保護をされて部屋の中しか知らない生活が良かったのか?長生きは出来ないかもしれないけど、外で自由に走り回っていた方が良かったのか?
フクミはもちろん何も言わないまま旅立った。
ここ数日は苦しかったはず。
ごめんね、みちゃん。

左からギンタ、おくん(フクオ)元気な頃の、みちゃん


今まで何十匹も犬猫を飼って来たのに、慣れる事のない死。
かりなの記憶も薄らいでないのになぁ。





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トラオくん、ハイ!

2025-03-10 03:44:00 | 番外編
トラオの膀胱炎が治らない。
先週の土曜の予約は人間の風邪でキャンセルした。
でも、スパンを取ったって治る訳ない。
トイレに立て篭もるトラオを見て、薬も切れたところだし、再診の予約をする。

土曜の予約は満タンで無理なので、また私が平日にひとりで連れて行く事にする。
私は基本、動物は抱かない(かりなは足を拭いたり、動かないので嫌々抱えたりはしていたけど)
しかし、姉がいないのでトラオをネット(洗濯ネット)に入れなければならない。
抱き抱え、母にネットを広げて貰い入れようと…なんやかんや抵抗する。
「あっ!オシッコしたよ」
 母が落ち着いて言う。
落ち着いて教えてくれたので、慌てず片付ける事が出来た。
「案外、出たね」
 トイレに立て篭もってる姿を見ていたので、大量のオシッコにビックリ。
姉がいないので、時間も余裕を持っていたので慌てずに家を出た。

病院でも、キャリーかり出す時にオシッコ。
これは嫌がらせか?
看護師さんがスポイドで溢れたオシッコを採ってくれた。
きっとお腹にはオシッコがもう無いので、これで細菌を見ましょう。
先生、ナイス!
トラオ、管を入れる事なくオシッコ採取。

結局、前回と同じ「余り悪い所はない」
お腹を切って細胞を採って調べるしかないのか?
他の猫の餌を横取りするくらい元気だから、まだ余裕なのだけど。

きれいな看護師さんが、私があれだけ手間取ったネットに、いとも簡単にトラオを入れてくれた。
チッ…トラオはこの看護師さんにゾッコンラブなのか?

帰ってケージに入れると、トラオさんは水を一口飲み、こちらを見て
「ニャーニャニャニャニャニャ!ニャーニャー!」
と大変な抗議をされた

食欲はあります




⭐︎おまけの話⭐︎

狂犬病予防予防注射の申込ハガキが来た。
かりなは、もういないって電話した。
「これを持って死亡届にかえさせていただきます」
 事務的な係の人の声。
…かりな…
かりなはもういないんだ。
もう何処にも生きていた記録がなくなっちゃった。
まだ、涙は残っていた。
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裏切りここみちゃん

2025-03-03 05:10:00 | 番外編
熱が出た出た熱がぁ出たぁあ、ヨイヨイ♪
すみません…まだ本調子じゃないんで

インフルエンザでもコロナでもない(調べて貰った)ただのえげつない風邪。
夕方から熱が上がって、朝になると下がるのだけど、昼間も立ち上がるとフラフラして吐き気がするのだ。
汗も沢山出て、手は皮が剥けふやけた様になるし
とにかく、お風呂に入りたくてさっき無理矢理入ったのだった。
お風呂でもキツくてこのままだとミポリンかな?なんて(天国のミポリンに謝れ)
だけど、今は快適なフラフラ度です。

熱にうなされている間、気が付けば
「かりな…かりな…」
 と、呼んでいた。
もういないのに。8ヶ月以上も経つのに。

そう言えば、丁度、夏目雅子が亡くなった時インフルエンザに罹った。その時、熱にうなされる私の夢の中に夏目雅子が出て来た。あゝ私は夏目雅子と天国に行くのだな…
後で分かったんだけど、追悼番組が流れてたらしい。
まぁ、そんな感じでかりなの名前を呼んでたんだろうけど。
それで怒ったのか、ここみが私の部屋から姿を消した。
フラフラしながらここみを探すと(トイレのついでにだけど)母の部屋に出戻っていた。直ぐに戻るだろうと部屋の戸を少し開け待つ事に。

椿咲く春なのに、ここみは戻らない
で、私は母の部屋の中心で愛を叫ぶ。
「ここみちゃん!」
 すると、ここみは一瞬こちらに目を向け
「ワタシのにゃ(名)前を呼ばにゃいからよ…プンスカ
 と、宣ふ。
あーっ…やっぱり怒ってんだぁ

部屋に戻り、ここみの名前を呼ぶ。
何回も呼ぶ。次の日も次の日も…ここみは戻って来ない。
帰って来いよ帰って来いよ帰って来いよ
こんなにこんなに熱が出てるのに!
お熱が出た時はとても寂しいのに!
泣いてばかりいる飼い主さん

パンを目の前に日光浴をする裏切り猫(過去映像)


飼い主、違うお熱出まちたぁ

ーーーー強制終了ーーーー

 

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托鉢

2024-12-30 05:06:00 | 番外編
前回の続き。
我が家の番犬をするお隣の犬ポロン君。
我が家の本当の番犬ノラ様は何をしていたのか?全く記憶にない。
それ程、お隣の犬は強烈だった。

ある日、小学生のお友達(バイト先の娘さん)と一緒に自宅にいた時の話。
遠くでお経の声がする。
昔のこの辺りは住宅も少なく畑が広がる静かな町だった。
小学生のお友達と少し開いていた窓から様子を伺う。
「托鉢だよ。初めて見る」
 私は、呟く。
「ここに来たらどうすると?」
 と、小学生のお友達。
「ポロンにビックリして帰りんしゃーって」
 今までの経験上、ビックリしない人はいなかったので、私は内心あのお坊さんがポロンにビックリしたところを想像してワクワクしていた(悪いヤツだ)
お隣は留守だったのか、こちらに向かって来る。
ポロンは、家の中に誰かが入ったり人の声がしないと守るべき自宅の番犬を怠る。

さあ、中に入って来た。さあ、どうする?

「ヴワン!ワン!!ワン!!!」

いつもの様に、体半分飛び出し唾を飛ばしながら吠え付く。

お坊さん、微動だにせずお経を唱え続け、玄関に。以前の同級生とは大違いだ。
窓から覗いていた私と小学生のお友達は、顔を見合わせ、クリビツテンギョウイタオドロ。
こんな事は初めてだった。
大体の人は「うわぁ!」と驚き、我が家の玄関までひとっ飛び。鎖で繋がれている事を確認し、胸をそっと撫で下ろすのに。

私は感動して、お財布からなけなしの千円札を取り出すと(どうしたらいいのかわからないので適当に)玄関でお経を聞き、お布施を渡し、手を合わせた。
ポロンは敗北を認め、帰りは吠えもしなかった。
お坊さん!最強

こがえる寺のにゃんこ



2024年もあと2日。
拙いブログを読んで頂き感謝です。
2025年も宜しくお願いします



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パパパのチョイナ

2024-12-23 05:01:00 | 番外編
以前、お隣に「サリー」と言うメス犬と「ポロン」と言うオス犬がいた。
サリーちゃんは黒くて少し毛が長く小型犬に近い中型犬で、後から飼い始めたポロンは、黒と茶の短毛の大型犬に近い中型犬だった。

サリーちゃんは大人しいのに、ポロンは大きく黒い犬なので見た目が怖く、本当に恐怖な犬だった。

何が恐怖か?
それはお隣の犬なのに、我が家の番犬?までしてくれるのだ。
我が家とお隣の家はブロック塀で区切られているのだけど、そのブロック塀の前を通ると(そこを通らないと我が家に着けない)ポロン様が半分飛び出して吠えかかるのだ。
いきなりお隣から飛び出る…そうお化け屋敷での脅かし方だ。
我が家に行こうとすると、いきなり犬が胴体まで飛び出して歯を剥き出し唾を飛ばしながら吠える。最初のびっくりが恐怖にかわるのだ。
想像しただけでも恐ろしい。
鎖で繋がれているし、噛み付く事はなかったと記憶しているが…(時々、飛び出し過ぎてこちら側にぶら下がっていたりするけど)

1度、玄関チャイムがけたたましく何度も鳴ったので、慌ててドアを開けると、友人が玄関の塀の上で震えていた。
「何処に乗っとーとね?」
 と、尋ねると
「狂犬が追いかけて来るとって」
 だって。
ポロン様といえば警備を終え、大人しく犬小屋で寝ていた。
我が家の安全は守られていたのである。

飼い主が脱いだジャンパーに潜るここみちゃん




⭐︎おまけの話⭐︎

友達のお姉さんが家の前でつんのめって転び、骨盤骨折したそうだ。
年末の忙しい時に大変だろう。
と言う事で、お互い気を付けましょう。

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