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かりな&ここちゃん、ハイ!

花火屋さんからもらった仔犬は、やんちゃで受け口だけど出っ歯な、もとい立派な犬に成長しました。 でもかりなハイはやめて。

コロナの妖精

2025-08-25 05:31:00 | 番外編
母が喉の痛みを訴える…微熱もある様だ。
姉が開口一番
「明日、病院に連れて行くべし」
 
翌日、私も喉が痛い。
母は案の定、病院へ行かないと言う。
私もまぁ、いいか。てな具合でグズグズしているとなんだか怠くなる。熱を測ると37度4分ある。
「お母さん!病院行くよ!」

病院へ電話…喉の痛みと微熱がある事を告げ、二人とも診てもらう事にした。
母も娘が病気となると行かざるおえないのだろう、素早く用意を始めた。

以前と同じ様に、病院の駐車場に停めた私の車で検査をする。もちろんコロナとインフルエンザの検査だ。
綿棒で鼻の奥をクリクリ掻き回される事2回、10分待つ。
母はもしかしてコロナの陽性が出るかもしれないけど、私はまだ出ないだろうなぁ…そう言えばあの悪夢の2年前も姉がコロナで寝込み、母もコロナで入院、私はどさくさでコロナの検査にも行けず発熱。姉の友人が沢山の物資を運んでくれた中のカロナールで治したなぁ(ありがたかったぁ)なんて事を思い出した(23/10/03参照)

10分が過ぎ、待機していた車で携帯が鳴る。
「もしもし…お母さんの方は陰性で娘さんの方が陽性でしたよ」
「えっ、あっしが妖精
 思いも寄らない結果に動揺する。
「今度のコロナは、体調も悪く無く喉の痛み等で検査したらコロナだったって言う若い人が多い様ですよ」
 と、看護師さん。
「あっしは若く無いですぜ」
 と、妖精さんの私。
「若い方です!」
 と、看護師さんに怒られる妖精さん。
「コロナのお薬は50000円するんです」
 申し訳なさそうに看護師さん。
「あっしは働いてないのでキツいです」
 貧乏な妖精さんは"万円"と言う言葉だけで、ビビリマクリブー
「保険適用しても15000円ですもんね」
 いちまんごせんえん

結局、母がきちんと治しなさいと払ってくれた。
前の多分コロナであろう時はカロナールで治したのにね

以上、いい歳してお金を持たない妖精さんの話でした。

注意)一部、陽性が妖精になっております。ご勘弁を・・・

ここみもボケてしまった。



⭐︎おまけの話⭐︎

その後、母も酷くなり救急車を呼ぶ。
2年前とは逆でコロナではない姉が救急車に付き添った。
近頃は、熱中症か!新型コロナか!って言う位、病院は混雑しているらしい。
以前と違ったのは、高齢の母はコロナで入院させると10日間の隔離病棟に入院になるので、ボケが進むといけないと言う事で家に帰された(家に帰ったら母はボケ反抗期になって大変な事に)
2年前とは逆でコロナではない姉が救急車に付き添った。
これから、こう言う事が続いて行くのだろうか?悪夢である。


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新しい命と逝く命

2025-07-07 04:12:00 | 番外編
チー太郎が死んだ。
容姿も性格も完璧な猫だった。
喉に腫瘍が出来たらしく、苦しそうに息をする。
近くの動物病院で投薬治療をしていたのだが、もうチー太郎も見ている方も限界が来た。
日曜に開いてる病院で、このままだと今日、明日の命だと告げられる。 
喉の切開をすれば助かるかもしれないが、苦しむのを長引かせたくない。

安楽死する事に決めた。

16年生きたチー太郎。
その命を人間が経つ。
ごめんね、チー太郎。

若き日のチー太郎と主役を横取りするアホのかりな



⭐︎おまけ⭐︎

誰か貰ってはくれないだろうか?







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STAR OF GIANTS

2025-06-09 05:04:00 | 番外編
チャトラの野良猫の避妊去勢をする事にした。
動物病院から捕獲機を借りて捕まえる手筈だ。
無事に捕まえられるのか?
来週もお楽しみに。

左の白い方がオス、右側がメス




⭐︎おまけの話⭐︎

今月3日早朝、長嶋茂雄終身名誉監督が亡くなった。

私は、長嶋さんと黒柳徹子さんは、永久に死なないと思っていた。
長嶋さんの訃報を聞いた時、何かが壊れて無くなった気がして、暫く動けなかった。
いつの間にか涙が溢れた。
あー、こんなに好きだったんだなぁ。
ぽっかりと心に穴が空いた。

長嶋さんが2回目の監督を辞めた時くらいからか、だんだん野球を見なくなった。
テレビ中継もこの頃から少なくなって行く。

ケーブルテレビのG+で、深夜、追悼番組がずっと流れている。
その中の長嶋さんは生きている。グランドでベンチで元気に喜怒哀楽を見せている。
やっぱり素敵な人だ。

長嶋さんを好きになったのは、あの引退試合から。
「永久に不滅です」

長嶋さんも永久に不滅と本気で思ってた。
「ミスター逝き昭和は遠くなりにけり」

顔良し肩良し頭良しの山倉捕手の声が小さいので、長嶋監督が「長嶋の馬鹿野郎」と大きな声で言えと無理強い。山倉捕手が「長嶋の馬鹿野郎」と大きな声で叫ぶと、長嶋監督「なんだ!馬鹿野郎!!」と怒ったとか…マンガで読んで大笑いしてたら本当の話だった(らしい)
長嶋さんの面白い逸話は沢山ある。






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弱り目に祟り目

2025-05-07 04:20:00 | 番外編
トラオ、ギンタに次いで今度はフクミ(みちゃん)に病魔が。
おまけにトラオはまだ治らない。

フクミがあまり餌を食べなくなったのは、歯槽膿漏のせいとばかり思っていた。
トラオとギンタの場合は、症状が表に出ていたから分かりやすかった。
気が付くと他の猫からフクミの餌は食べら
れていた(多頭飼いの恐怖)
「このままにしておけんから、病院に連れて行こう」
 姉が言った。
すでに3匹目、新しく出来た病院の常連となる。

5月1日病院へ。
腹部エコーで少し腹水が溜まっているのが判る。
採血をし、腹水も少し抜いて貰う。

先生が、FIPかも知れないと言う。
姉が
「えっ!Pの方ですか?」
 先生
「ええ、Pかも」
 姉
「Pかぁ…」
 先生
「正確な事は検査に出さないとわからないけど、Pかも」
 姉
「VではなくP?」
 先生
「ハイ、P」
 2人で
「P」
 あっ、それそれ
「P」
「P、P、P」
・・・
失礼しました。
2人で訳のわからない事を言っているので取り乱しました。

『猫伝染性腹膜炎』
と言う、ほぼ死に至る病気らしい。
冗談を言っている場合じゃない。

翌日、連休に入る前にもう一度病院へ。
点滴をして貰う。


これを書いたのは3日前。
まだまだ回復を信じていたのに…
先程、フクミは虹の橋を渡った。

元々、野良猫だったフクミ。
前に飼っていたフク(福豆)の生まれ変わりみたいだとフクミと名付けた。
保護をされて部屋の中しか知らない生活が良かったのか?長生きは出来ないかもしれないけど、外で自由に走り回っていた方が良かったのか?
フクミはもちろん何も言わないまま旅立った。
ここ数日は苦しかったはず。
ごめんね、みちゃん。

左からギンタ、おくん(フクオ)元気な頃の、みちゃん


今まで何十匹も犬猫を飼って来たのに、慣れる事のない死。
かりなの記憶も薄らいでないのになぁ。





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トラオくん、ハイ!

2025-03-10 03:44:00 | 番外編
トラオの膀胱炎が治らない。
先週の土曜の予約は人間の風邪でキャンセルした。
でも、スパンを取ったって治る訳ない。
トイレに立て篭もるトラオを見て、薬も切れたところだし、再診の予約をする。

土曜の予約は満タンで無理なので、また私が平日にひとりで連れて行く事にする。
私は基本、動物は抱かない(かりなは足を拭いたり、動かないので嫌々抱えたりはしていたけど)
しかし、姉がいないのでトラオをネット(洗濯ネット)に入れなければならない。
抱き抱え、母にネットを広げて貰い入れようと…なんやかんや抵抗する。
「あっ!オシッコしたよ」
 母が落ち着いて言う。
落ち着いて教えてくれたので、慌てず片付ける事が出来た。
「案外、出たね」
 トイレに立て篭もってる姿を見ていたので、大量のオシッコにビックリ。
姉がいないので、時間も余裕を持っていたので慌てずに家を出た。

病院でも、キャリーかり出す時にオシッコ。
これは嫌がらせか?
看護師さんがスポイドで溢れたオシッコを採ってくれた。
きっとお腹にはオシッコがもう無いので、これで細菌を見ましょう。
先生、ナイス!
トラオ、管を入れる事なくオシッコ採取。

結局、前回と同じ「余り悪い所はない」
お腹を切って細胞を採って調べるしかないのか?
他の猫の餌を横取りするくらい元気だから、まだ余裕なのだけど。

きれいな看護師さんが、私があれだけ手間取ったネットに、いとも簡単にトラオを入れてくれた。
チッ…トラオはこの看護師さんにゾッコンラブなのか?

帰ってケージに入れると、トラオさんは水を一口飲み、こちらを見て
「ニャーニャニャニャニャニャ!ニャーニャー!」
と大変な抗議をされた

食欲はあります




⭐︎おまけの話⭐︎

狂犬病予防予防注射の申込ハガキが来た。
かりなは、もういないって電話した。
「これを持って死亡届にかえさせていただきます」
 事務的な係の人の声。
…かりな…
かりなはもういないんだ。
もう何処にも生きていた記録がなくなっちゃった。
まだ、涙は残っていた。
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