トラオ、ギンタに次いで今度はフクミ(みちゃん)に病魔が。

おまけにトラオはまだ治らない。
フクミがあまり餌を食べなくなったのは、歯槽膿漏のせいとばかり思っていた。
トラオとギンタの場合は、症状が表に出ていたから分かりやすかった。
気が付くと他の猫からフクミの餌は食べら
れていた(多頭飼いの恐怖)
「このままにしておけんから、病院に連れて行こう」
姉が言った。
すでに3匹目、新しく出来た病院の常連となる。
5月1日病院へ。
腹部エコーで少し腹水が溜まっているのが判る。
採血をし、腹水も少し抜いて貰う。
先生が、FIPかも知れないと言う。
姉が
「えっ!Pの方ですか?」
先生
「ええ、Pかも」
姉
「Pかぁ…」
先生
「正確な事は検査に出さないとわからないけど、Pかも」
姉
「VではなくP?」
先生
「ハイ、P」
2人で
「P」
あっ、それそれ
「P」
「P、P、P」
・・・
失礼しました。
2人で訳のわからない事を言っているので取り乱しました。
『猫伝染性腹膜炎』
と言う、ほぼ死に至る病気らしい。
冗談を言っている場合じゃない。
翌日、連休に入る前にもう一度病院へ。
点滴をして貰う。
これを書いたのは3日前。
まだまだ回復を信じていたのに…
先程、フクミは虹の橋を渡った。
元々、野良猫だったフクミ。
前に飼っていたフク(福豆)の生まれ変わりみたいだとフクミと名付けた。
保護をされて部屋の中しか知らない生活が良かったのか?長生きは出来ないかもしれないけど、外で自由に走り回っていた方が良かったのか?
フクミはもちろん何も言わないまま旅立った。
ここ数日は苦しかったはず。
ごめんね、みちゃん。
左からギンタ、おくん(フクオ)元気な頃の、みちゃん

今まで何十匹も犬猫を飼って来たのに、慣れる事のない死。
かりなの記憶も薄らいでないのになぁ。