異常な愛情

かりなはお迎えをしてくれる。

母から聞いた話しによると、飼い主の車の音がすると起き上がって部屋の入口の前で尻尾をふりお迎えするそうだ（逃げない様に玄関には行かせない）

何故、飼い主は知らないか？

部屋に入るとただ座ってこっちを見ているだけだからだ。

車から降りて部屋に入るまでが長いから、可愛い瞬間が見られないようだ。

飼い主姉の場合。

足音と玄関の鍵の開く音に飛び起き、やはり尻尾を振って待つ。

しかし、飼い主姉は台所か自分の部屋へと素通りする。着替えて、部屋に入ってきた時には

やはり座るか伏せをして、飼い主姉を見ている。

面白いのは、飼い主姉の休日だ。

かりなを見つけるや否や、飼い主姉のひねくれた愛情が爆発する。撫でくりまわす、枕にする等々、かりなの嫌がる事をするのだ。本人は可愛がっているつもりだから、嫌がって唸り声をあげても、噛みつこうとしても（甘噛み）余計に愛情に火が付き倍返しされる。

もう、どうにも止まらない。誰も止める事は出来ないのだ。

そんなこんなで、かりなは姉の愛情を察すると、ほふく前進でテーブルの下に潜り込む様になった。どうせ引き摺り出されるんだけどね

普段は放って置かれ、ダラダラと平穏に眠っているので、かりなにとっては大迷惑な事なのである。



目が怖いかりな嬢

★おまけの話★

買い物の時、足が弱っている母はカートを押す。余り早く歩けないので狭い通路等は後ろに人が詰まったりするのだが、大抵の人は理解してくれる。しかし、たまにキレるおじさん（おじいさん）がいる。

舌を鳴らしたり、文句を言ったり、無理矢理追い抜いたり…私が神経質なのか母は気付いてないみたいだけど。

最近よく、キレる年配の男の人の話を聞くが、これなんだな。

そう言えば、世界に轟くキレたオヤジがいるなぁ。

「戦争をやめろ！地球の危機がやってくる」

　と、遊星仮面も言っている（解る人に解ればいい）

誰だ！ひと呼んで…

プーチンさん、あんただよ