かりな♡ちゃん、ハイ!

花火屋さんからもらった仔犬は、やんちゃで受け口だけど出っ歯な、もとい立派な犬に成長しました。
でもかりなハイはやめて。

結構毛だらけ犬の毛だらけ

2021-12-06 04:01:00 | かりなハイ
朝、親友からラインが届いた。
「天気予報に雷マーク出てたよ」

今年は、雷が大杉漣…親父ギャグは置いといて、本当に雷が多すぎる。この季節にまで度々、雷注意報。
隣に大きなアパートがあって、避雷針が立っているので落ちる心配はないみたいだけど、大問題がひとつ、お馴染みかりなさんだ。

可愛い猫さん'Sの餌を買いに行きたかったのに、ひとまず、雷対策を…って、暴れるかりなを止める手立てはない
雷よ、近づいてくれるなっと祈るだけだ。

祈りは届く事なく、遠くから雷鳴が聞こえた。
寝ていたかりなが頭を起こす。
私と母は、かりなの耳を押さえたり、ハーネスを付けたり(ブタかりなは頭が小さくて首輪がスポッと抜けるから)この暴れん坊の気をそらす事に集中する。起き上がりじっと耳を澄ますかりな。白眼はすでに赤く充血している。
雨がザザッと降り出す。遠雷が聞こえる。
暴れん坊将軍(第2形態)と変化したかりなは部屋の外に出ようとする。リードを短く持ち応戦。
かりなはたいして暴れる事なく、1時間経過。
「もう大丈夫だね…良かった」
と、母と2人胸を撫で下ろす…

しかーしっ!

私の引きこもり人生、そう上手くはいかなかった。
いきなり、ゴロゴロと大きな雷鳴。
その途端、暴れん坊将軍、立ち上がり部屋の引き戸に突進、戸をこじ開ける。ハーネスを握り引き戻す。
「ギャオギャオ」
暴れん坊将軍から大怪獣かりら(第3形態)へと変化する。

因みに、何処に行くのかと、リードを引っ張り付いて行くと、猫さん'Sのいる部屋へ。
一斉に「フーッ!ハーッ!」と威嚇の大合唱。
ヤバいと思い、部屋から出ようとすると、乱丸(蘭丸改名)のみ、かりなに近づき、手でかりなのおしりを恐る恐る、ポンポンと触っていた。可愛いヤツ

部屋の外に出ても、落ち着く事なくウロウロと引っ張り回す。狭い家の家具にぶつかり、物を落とし、狭い所に入ろうとし、手が付けられない。元の部屋に戻っても、まだまだ暴れるかりな。
ぎゅっと抱きしめ、咬まれないように、拘束する。どれ程経っただろうか?大きな雷はあの1回だけで、雨も既に止んでいた。

やっと落ち着いたかりな。
ひと安心する。

抱いていたかりなを離すと…
「ギャー」
着ていたフリースがかりなの毛だらけのモヘア状態に…
それから、かりなが無茶苦茶にした部屋を片付け、1時間かけてガムテープでフリースの毛を泣きながら取った、飼い主なのでした。

雷よ。1日仕事を作らんでくれーっ!!


悪者の顔
 

おまけの話

毎度毎度の雷ネタ。
毎度毎度、しんどい思いをし、マジでかりなを飼う事が辛くなる。
何度も、保健所行きを考える。
正直、かりなを飼いこなせるのは私たち家族だけだと思う。かりなももう10歳。既に折り返しに入っているだろう。
あと少し、頑張ってみよう…かりなの寝顔を見て思う。






コメント
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