LOVE - GOLDEN APPLE

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オッペンハイマー 3月に劇場公開されることになりました。

2024-02-24 14:25:00 | 映画








オッペンハイマーという名前を聞いて、日本人はどう思うのだろうか。

一時期、原爆や太平洋戦争について非常に興味を持ち、開発の経緯や広島長崎への影響、アメリカ軍の計画などについて本を読み漁った記憶があります。学校の歴史の授業では教えてくれませんからね。

オッペンハイマーについては、以前に伝記本を読んだことがあります。その中では、母親との関係について多く書かれてあって、オッペンハイマーとはマザコンで性格の暗い人物のように書かれていました。原爆の父と言われていてもマザコンか、と思った事を覚えています。
母親の影響って大きいんだな、と思ったものです。
しかし、昔読んだだけで、正確ではないと思うので、読み直してみようかな、と思っているところ。






さて、そんなオッペンハイマーの人生を描いた映画が昨年アメリカで公開されました。空前の大ヒットになったとか。
そういう情報を聞いて、さて、私も見に行こうかな、と思って調べてみたら、なんと、日本での上映の予定がない❗️という事を聞いてびっくり‼️






どうして日本で公開されないのか。

原爆というのはデリケートな問題ですから。
でも、オッペンハイマーの映画が日本で公開されたからって、広島や長崎でデモでも起きるのだろうか。

第一、オッペンハイマー自身は生前に来日しています。その時だって、反対のデモが日本中で起きたでしょうか❓講演する大学を取り囲んで、罵声を浴びせたりしたでしょうか❓調べた限り、そういう事はなかったようです。ただ、記者会見で、原爆を投下した事を後悔しているか、と質問されたようですが、、。ただ、なぜ広島、長崎に行かなかったのかな❓アメリカから反対されていたのかもしれません。

原爆研究及び投下にあたって、日本が憎むべき相手はトルーマンだと思う。
オッペンハイマーは、科学者として、原爆開発に邁進していただけだと思う。あの頃はドイツも開発を手掛けていたので、ドイツには負けるな、ということで。

それに、戦後すでに70年以上も経っており、オッペンハイマーやらロスアラモスやらマンハッタン計画については多くの書籍や映像が世に出ているので、普通に公開してもいいのでは、と思います。
日本は唯一の被爆国ですが、映画といえども、当時の歴史を知っておいた方がいいと思います。オッペンハイマーの伝記本は普通に出版されていたので。

そして、その映画、オッペンハイマーが来月3月29日に公開されます。全国50館 IMAXでも上映されるようです。

オッペンハイマーがいなくても原爆は完成していたかもしれませんが、原爆をなぜ世界が作るようになったのか、そこに、どのような必要性があってオッペンハイマーが加わるようになっていったのかの片鱗をこの映画で見られると良いと思います。

アメリカをはじめ、イギリス、ドイツなどでも大ヒットしたこの映画。なぜ今、この映画が世界で大ヒットしたのかはわかりませんが、もし昨年の夏に日本でこの映画が上映され、さらにその後、ゴジラマイナスワンを見ていたら、原爆の影響の大きさをもっと強く感じられたかもしれません。

世界でヒットしたのは、クリストファー・ノーランだから❓






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