各地で夏日の気温、と言うような報道がありました。長野市もとても暖かい日だったようです。
が、その影で、長野県全域に霜注意報。
この霜注意報、長野県だけではなく、新潟県や東北地方にも出ています。
この時期の霜は珍しくはありませんが、そろそろ田植えの時期。
中国の七十二候というものによると、4月25日からは「霜止出苗（しも やみて なえ いずる）」、つまり、霜が降りなくなり、若緑色の稲の苗がぐんぐん成長する時期だという事です。
その4月25日が近づいている時期なのに、まだ霜注意報です。
この霜注意報、結構長く続くときもあります。5月とか6月とか。ほぼ毎日、というときもあります。こうなってくると農産物が心配。稲だけではなく、この地方ではりんごも心配になります。
いつだったか、毎日が霜注意報で、これっていつまで続くのか、農家でない私も気を揉んだこともあります。そういう年は風が結構冷たい、ように思えました。
暖かくて夏日、と言うような報道があっても、夕方からのとっても冷たい風にさらされると、とても暖かいとは感じられない。
この地方では、浅間山の雪が完全になくならない限り、春とは言えないかもしれませんね。また蓼科山にも雪がまだまだたくさん見えています。
さて、桜が咲いたら苗代を作ると言われていて、農家の皆さんにはこれから忙しい時期になります。
せっかく田植えが終わったのに霜注意報、は無いようにしてもらいたいですね。
以前には、山のコブシの花が霜の影響か、せっかく咲いた白い花が全部枯れてまっ茶色になってしまったこともあります。とても驚きました。
早く暖かくなれ❗️
