酒と地域と近代化遺産・庵田の日常雑記

『地域文博・高炉館』管理人庵田の、愚痴と嘆きとどうでもいい日常。

今年度何度目かの長崎出張です。

2006年02月01日 06時36分07秒 | 近代化遺産
ろくに金も出ないのにこうも往復して大丈夫か否か、というところに関しては一切口をつぐみます(もしくは銀行の残高見て絶望します)。

さて、最近近代化遺産保存・活用の分野において、長崎の活動が活発化しております。
先年ニュース23に採りあげられ反響を呼んだ「軍艦島を世界遺産にする会」の活動をはじめ、長崎・五島列島を中心とする実に特徴的な教会群を世界遺産にするという目標を持った団体、長崎バンドに焦点を当てた団体など、その内容は実に様々で、それに携わられている方々も多士済々といった格好です。
こうなると、半年後同じように産業観光フォーラムをやる北九州も負けてはいられない、、、というのは誰でも言えるのですが、はてさて、自分がどこまで協力できるやら(極力悲観的)。
かつて(といってもたかだか2年前)産業観光の可能性について一生懸命報告書に仕上げたものが、市で軽く放置扱いだったことにショックを受けて以降、個人の努力に関しては0査定で行くのが私のスタンスです(北九州関連コンテンツが休眠状態である真の理由のひとつ)。
、、、とまあ、過去の愚痴をだらだら述べても仕方ありません。九州の近代化産業遺産保護に向けた取組みは、これから益々加速していきます。明日明後日の新聞記事には、具体的なネットワーク活動が載ることとなるでしょう(西日本新聞はもう載せちゃったから、2度はないかな)。
さて、ここが踏ん張りどころです。近代の遺産も人類史という一定の時間軸で考えてみれば、法隆寺や姫路城と同じ輝きを持っていることを、辻説法せねばなりません。頑張ろう。


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3 コメント

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失われた地平線②人類史 ()
2006-02-01 07:14:27
ゼロの奥深さが無限に広がりを見せる不可思議さ



ゼロに立ち返りて、人類史をと気づかせますね。
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古くてもつまらないものはたくさんある(美輪明宏) (あきよし)
2006-02-01 14:37:28
>法隆寺や姫路城と同じ輝き

法隆寺も姫路城も、最初から古かったわけじゃないですしね。



良いものはいい、価値のあるものはいつでも価値がある、そういうことでしょう。





かげながら応援。
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帰ってきました。 (管理人庵田)
2006-02-03 20:43:33
結構疲れました、、。



価値認識の画期的変化(遺産の伝承)に向け、これからもがんばりますです。

過剰な仕事量にならない程度に。
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