酒と地域と近代化遺産・庵田の日常雑記

『地域文博・高炉館』管理人庵田の、愚痴と嘆きとどうでもいい日常。

嗅覚こそが、趣味人の生命

2006年05月27日 21時43分13秒 | 近代化遺産
今回は、慰労会の中でのどうでもよい話をひとつ。

佐伯市街を走行中、トランシーバー(注1)から学会事務局長の声。
「左手方向に造り酒屋らしき建物を見かけた」と。
他のメンバーは気付きません。わたしは、、、下調べ段階でその存在は知っていましたが、まあ、時間があれば紹介しよう、というくらいの感覚で、詳しく調べはしませんでした。
鶴見崎の帰り、酒屋来訪論がにわかに台頭(なぜかは推して知るべし(笑))。事務局長の行っていた側に車を進めます。
ありました。
写真のような煙突ひとつで、ひとつ通りを隔てた大通りでだれが造り酒屋と判別できるでしょうか? もうこれは、野生のカン(注2)、としか言いようがありません。
趣味人たるもの、嗅覚が大切なのだとしみじみ感じたものでした。当然、その日の夜は日本酒を楽しんだことは言うまでもありません。(注3)

注1……車3台で分乗して走行していたため、ozakiさんより便利だからと渡されたアイテム。携帯電話の通じない初日含め、車の行き交う道路などで大変に重宝しました
注2……私もよく使います。「この通りの裏には、何か素晴らしい建物がありそうだ」と思って進むとだいたい出てきます。旅先での勝率は8割強くらい。
注3……実際楽しんだのは私だけという説も未だあります。