11月7日、自民党の電力安定供給推進議員連盟での会長・細田博之幹事長代行の発言である。
ANNニュースから(抜粋)
自民党・細田幹事長代行:「『(小泉元総理は)原発を将来的にこのまま進めることには反対』と言っているが、これにはいろんな誤解があって、高レベル廃棄物の量は驚くほど少ない」
自民党の細田幹事長代行は、高レベル廃棄物の量は少ないとして、処分場が決まらないことを理由に原発ゼロを唱える小泉元総理に反論しました。
現在、政府が最終処分の在り方として検討している地中深くに高レベル放射性廃棄物を埋める方法について、「その考え方を維持すべきなのか」と疑問を呈しました。そのうえで、青森県むつ市の中間貯蔵施設などを例に挙げ、地中には埋めず、「管理しながら貯蔵することを検討する時期に来た」と述べました。
7日の夕方、広島県に出発する前にテレビのニュースで観たのたが、自民党・細田幹事長代行がこんな低レベルな知識で「原発推進」をしているとは呆れてしまうが、この事からすれば政権与党の自民党議員は馬鹿ばっかりという事になる?それとも、アメリカのポチ「安倍晋三」には逆らえないというのか?
今、福一原発4号機のプールから使用済み核燃料棒の回収作業が話題になっているが、このまま再稼働すれば各原発の使用済み核燃料プールは数年で満杯状態になるし、青森県六ヶ所村の再処理工場も稼働出来ないまま満杯になっている。その為に造ったのが、青森県むつ市の中間貯蔵施設だった筈である。という事は、これからも中間貯蔵施設をどんどん造り続け、そこで使用済み核燃料棒を数万年も管理しながら貯蔵するというのか?
自民党議員は、「使用済み核燃料棒」が高レベル放射性廃棄物だという事を理解していなようだ。
詳しくは、下記の経済産業省・資源エネルギー庁放射性廃棄物等対策室のホームページを
放射性廃棄物のホームページ