政策に反対する大臣の更迭はしない＝菅首相

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［東京　３日　ロイター］ - 菅義偉首相は３日の参院予算委員会で、自身の著書で触れている官僚への人事権行使に関し、政策に反対する官僚の更迭は当然だと説明した。

森ゆうこ委員（立憲民主）への答弁。

森委員は菅首相の著書「政治家の覚悟」の内容を引用し、首相が総務相時代、自らの意に沿わない発言をした官僚に人事権を行使したことについて確認した。

菅首相は自身が推進したＮＨＫ改革について「政策に反対する者については、政策を掲げて政治家として大臣になったのだから（担当者を更迭し）、政策を実現することは当然なことでないか」と述べた。



　「政策に反対する官僚の更迭は当然」なら、選択的夫婦別姓制度に反対している丸川男女共同参画担当相は、更迭されるのが当然だと思われるのだが、福島瑞穂参院議員の「反対する人は担当大臣に不適切」ではとの問いに、なんとガースーは「個人それぞれ考え方がある」と擁護する発言をした。

　つまり、ガースーも選択的夫婦別姓制度導入には反対なのだが、総理大臣の立場からは反対と言えないだけの事のようだ。

　これでは、日本のジェンダーギャップ指数が上がるわけがない。