あんちゃんの気まぐれ日記2

仕事で行った場所の紹介や今の気持ちを素直に書き込みます。○○○○と思っているのは、私だけでしょうか??

いずれアヤメかハナショウブ?

2010年06月09日 | 花(野草)
 正しくは
『何れ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)?』である。
 意味は
『《アヤメとカキツバタは似ていて区別がつきにくいところから》どちらも優れていて優劣がつけにくいこと。』

 

 6月6日(日)に、 我孫子市の水生植物園で「あやめまつり」が行われていたので、てっきり「あやめ(文目)」だらけだと思ったのに、特徴である文目(黄色と紫色の虎斑模様)がない花ばかりだったのだ。
 植物図鑑で調べてみたら、いろんな形や色があるが全て「はなしょうぶ」だという事が判明したのだ。それなら、「はなしょうぶまつり」にすべきではと思い、我孫子市に文句の一つも言ってやろうと考えたのだが・・・


   


   

①:『菖蒲』と書いて「あやめ」と読ませるのが普通らしく、「ショウブ」と読んでしまうと端午の節句に菖蒲湯として使われる、サトイモ科に分類される別種の植物だそうだ?

②:「はなしょうぶ」も「かきつばた」もアヤメ科アヤメ属の多年草の植物である。

③:「あやめ」とは、ハナショウブの俗称でもある。

④:「あやめ」は5月上中旬、「はなしょうぶ」は5月下旬から6月で、日本全国で行われる「あやめまつり」は、5月下旬から6月いっぱいにかけて開催され、各自治体の案内には

●新潟県新発田市「五十公野公園」
『「日本四大あやめ園」の一つに数えられる五十公野公園あやめ園は、約300品種60万本のアヤメ(ハナショウブ )が咲き競う。・・・』
●千葉県香取市「水郷佐原水生植物園」
『 約6haの園内に、伊勢系・肥後系・江戸系など400品種150万本の花菖蒲が次々と咲き乱れます。あやめ祭り期間中は、・・・』
●茨城県潮来市「前川あやめ園」
『園内には、何種類ものあやめ(花菖蒲)が植えられており、・・・』
と、説明がある。
そして、問題の
●千葉県我孫子市「水生植物園」
『水生植物園の「花菖蒲」は、6月20日まで観賞ができ、見頃は、6月中旬となります。・・・』
と、はっきり「花菖蒲」と書いてある。

以上のことから、

「あやめ=はなしょうぶ」 と認めても良いのではとの結論に達したのです。

だが、同じアヤメ科アヤメ属の仲間でも、植物学上『種』が違うので、はっきりと区別されるべきであると考える。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする