葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

山口新聞 「四季風」

2007年05月01日 12時17分05秒 | 日記 ・ 雑記録
■ <葡萄舎騎士の会> の5月例会は、還暦祭の打ち合わせ会と重なったため欠席した。
ワイン会の一部始終を伝え聞いてはいたが、
毎度のことながらチュッチュさんからレポートが寄せられ、全貌を知った。

いつもは、自分もワイン会に参加した後で彼女のレポートを見ているから、
多分にワイン会のおさらいのような要素を伴う読後感を持つのだが、
今回は欠席した状態で見るレポートで、
「葡萄舎彩々」 に立ち寄ってくださる方々の立場と気分を味わった。
私の場合、会の主宰として第三者ではありえないのだが、
彼女のレポートを客観的に見る事が出来た。
お世辞抜きで、素晴らしいレポートだ。 テンポよく、一気に読み終えた。
「チュッチュさん流レポート」 は、世間のワイン会報告の高位に位置づけている、
と自信を確信に変えていいと思う。

  彼女のレポートを 「美酒夜光」 煮転載しています。 こちら です。

■ 私が毎日読む新聞は 「朝日」「毎日」 と地元紙の 「山口新聞」 だ。
山口新聞1面の最下段の 「四季風」 で、(皓) という筆者のコラムが載る。
理路整然とした論調で、教えられたり、肯くことも多く一番好きな筆者だ。。
同じ欄に (佐) という筆者のコラムも載る。 山口新聞では高位の論説委員らしい。
この筆者の政治的信条は私と根本的に異なり、到底、相容れない。
ところが、季節の移ろいなどをテーマにすると、
一転して博学多識ぶりを発揮し、薀蓄のあるところを披露する。
今朝の (佐) 氏の文章から、いくつかを拾い集めた。
形を変えアレンジして、いつか、どこかで使ってみたくなる。

① 時候の挨拶を 「春深く、木々の緑も色鮮やかに‥‥」 から
「木々を渡る風に夏の訪れを感じ‥‥」 に書き換えたくなる五月。
② 俳人を気取る友は 「この季節が一番詠みごたえがある」 と新緑のように目を輝かせる。
若葉が生い茂った木々を新樹、一面の新緑の世界を万緑といい‥‥。
③ 「行く春のうしろを見せる藤の花(一茶)」 ではないが、
晩春と初夏の二つの季候が重なるこの候は‥‥。
④ 清楚さの中に鮮やかな色彩が加わって、やがて訪れる燃え盛る夏の予感。
そんな趣を漂わせ始める季節‥‥。

と、まぁ、こんな調子だ。
頭がいい人なのだろう。 政治を語らなければいいのに。

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