Vamos a jugar al futbol sara

とうとう一児のパパ 愛娘のため今日も頑張る そんな僕の超私的日記

旅行記その2

2006年03月10日 | My Life
知覧でゆっくり時間をかけて見学していたら結構時間が経ってしまい、
指宿での温泉入浴を中止せざると得なくなり、再びバスに乗り込み鹿児島市内に
予約してあるホテルへと向かった。バスを鹿児島中央駅で下車するとそこには 
どでかいショッピングモールができており、映画やレストラン、
アミューズメントパークまであった。最近では鹿児島駅周辺より、
中央駅周辺の方が拓けてきているとの地元の人の話を聞いた。少しうろうろした後、
地図を片手に路面電車(チンチン電車)に乗り、高見馬場という駅で下車すると、
その付近にホテルがありチェックイン。そのホテルから繁華街がある天文館までは
徒歩2・3分の所にあり夜の徘徊コースは決まった。

コンビニにて地方版ホットペッパーを入手し、(これ基本)
まずは軽く周辺のお店をチェック。
なんせ一人旅だからできるだけカウンター席があるところじゃないと
夜は入りにくいので色々吟味しつつ とりあえずナイトセッション(笑)を敢行、
アーケード街で薩摩郷土料理の店「四季」を発見、
おでんが名物ということもあって入店した。まず入店してビックリしたのは、
おでんケースを見ると出汁が真っ黒い!!こと 関西ではありえない黒さだ。
聞くところでは、鹿児島の醤油は濃い口で甘いとの事、
所謂たまり醤油を普通に使っているらしい。
少しビビりながらもおでんを注文するも結構美味い~!! 
大根はイイ具合に出汁が染み込んでおり、色の濃さはきにせず食べることができた。
後は名物「きびなご」の刺身、「豚骨」という骨のついた豚肉を頂き、
結局ビールをジョッキに2杯、おでん5品ほども注文し会計は3000円もしなかった。
この店で隣に座ったカップルに声を掛けて、地元のことや明日行こうとしている所への
交通手段等を教えてもらいすっかり仲良しになった。これも一人旅の醍醐味だろう。
複数で旅に行くとよっぽどじゃない限り地元の人に話し掛けることもないだろう。
彼らとは結局、僕の宿泊しているホテルのすぐ横の喫茶店まで一緒に行き、
解散したのは1時を回っていた・・・。 明日も早いからさっさとシャワーを浴びて、
就寝した。 (その3に続く)


ぶらり一人旅旅行記 その1

2006年03月10日 | My Life
今日の朝8時に大阪伊丹空港を出発し、一路鹿児島空港へ!!約1時間ほどで
到着する。 鹿児島は暑いぞ~ なんだこの暑さは、朝っぱらというのに20℃
を少し下回る位の気温だ。コートを脱いで、第一目標である知覧行きのバスの
時刻を確認、バス到着まで25分ほどあったので近辺をうろうろする。おっ空港の
入口に足湯発見! しかしメンテナンスのため本日は休みとのこと、ちぇっ残念
せっかく無料だったのに~。そうこうしてバスも到着し、乗り込む。
知覧までは2時間弱ほどかかるらしい。しばし南国の風景を楽しむが、
如何せん高速道路(九州自動車道)だから景色が似ていていつの間にか爆睡
気がつくとさらに田舎な景色になっていた知覧までもう少しだ。
知覧のバスセンターに到着した。 ここから特攻平和記念館までは4㌔ほどの距離
があるらしい。別に苦もなく歩く。途中サクラや菜の花が咲いていて不思議な気
がした。我が故郷 札幌は雪が降っているというのになんて日本とは広いのだろう
数十分歩き、芝生のきれいな公園が見えてきた。
この奥に記念館があるみたいだ。
まぁこの記念館も頻繁にメディアに出るようになって観光地化していた。
多くの人が訪れて歴史の1ページを少しでも認識してくれたら、
それはそれで嬉しいことではあるが。
記念館周辺に「三角兵舎」があり、(複製ではあるが)当時隊員達が出撃まで
こんな粗末な狭苦しい兵舎で過ごし、涙したと思うと心が痛かった。
そして館内に入る。入口には大きな絵画が飾られている。特攻機、隊員、
そして隊員を天まで運ぶ数人の天女、これが圧倒的な存在感を出していた。
中に進むと有名な特攻隊員の顔写真が出撃日順に飾られていた。
そこには、氏名、出撃日、歳、出身地と書かれており、最年少の隊員は何と
17歳!! 今で言えば高校2・3年生である。そんな少年達に
爆弾を抱かせ、飛ばした責任は誰にあったのだろうか?まさに国をあげての
狂気の沙汰である。そしてほとんどの特攻隊員が20歳前半の若さで散っていった
この事実。使用した航空機はほとんど旧式のものが多く、
どう考えてもそんなものにクソ重い爆弾を抱かせ、敵艦船までまともに行くこと
すら難しかったであろう。

これを見て自分の小ささに気がつくところもあった。この時代の人々は
生きるか死ぬかの選択すらなく、ただ死ぬことしか選択できなかったのだ。
そう思うことができ、ここに来て本当に良かった。(その2に続く)