2008年度「第14回神戸ルミナリエ」の開催について
「神戸ルミナリエ」は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を
込めると共に、都市の復興・再生への夢と希望を託し、
大震災の起こった平成7年12月に初めて開催されて以来、
毎年数百万人もの来場者が訪れる神戸の冬の風物詩として
定着してまいりました。
しかし、平成18年度の「第12回神戸ルミナリエ」では
単年度会計で約49百万円もの赤字を計上するに至り、
継続開催が非常に難しくなってきました。
このため、昨年開催致しました「第13回神戸ルミナリエ」では、
開催期間の短縮をはじめとする事業費の削減に取り組むと共に、
企業協賛金や募金へのご協力をお願い致しましたところ、
約16百万円の黒字を確保できる見込みとなりました。
特に、会場にご来場の皆様からは「1人100円」募金に
約87百万円もの多額の募金が寄せられると共に、
継続開催を望む多くの励ましの声をいただきました。
主催者として心より感謝いたします。
こうした状況を踏まえて、平成20年3月11日に開催されました
神戸ルミナリエ組織委員会・実行委員会において、
「第14回神戸ルミナリエ」の開催を決定しました。
(神戸ルミナリエホームページより参照)
本当に開催が危ぶまれた神戸名物ルミナリエが何とか今年も
開催されることとなった。コスト削減、また募金等の成果もあり
踏みとどまった形だ。これを今後もどのような形で継続していく
か開催者は悩むところであるが、今回色々なアイディアを駆使した
開催者には感謝の気持で一杯だ。
関西の名物が消えなくて良かった・・・
ちなみに今年の開催は12月4日(木)~15日(月)までの
12日間です。