Vamos a jugar al futbol sara

とうとう一児のパパ 愛娘のため今日も頑張る そんな僕の超私的日記

「mottainai」

2006年03月21日 | My Life
今回の牛乳廃棄の件で 僕の Blogにコメントをしてくれた人から
ワンガリ・マータイ氏の存在を知った。
彼女は環境活動家として、アフリカ女性初の2004年ノーベル平和賞の受賞しており、
また77年、非政府組織「グリーンベルト運動」を設立し、植林運動を開始した。
自然保護だけでなく、貧しい人々の社会参加の意識を高め、
女性の地位向上やケニアの民主化に尽力した。運動参加者は約8万人を数え、
植林した苗木は3000万本に上る。

去年、彼女は来日した際に、「もったいない」という言葉を知り、
この言葉に感銘を受け、今現在この言葉を世界中に広めようとしている。
「もったいない」とあまり使わなくなった日本人に変わって、
外国人である彼女が提唱しているとは・・・。 
これは日本人として もう一度モノのあり方を考え直すイイ機会ではなかろうか?

このマータイ氏が展開する「もったいない運動」とは具体的に、
リデュース(ごみ減量)、リユース(再使用)、リサイクル(再利用)の3Rを柱に、
温室効果ガス排出の抑制や環境破壊の防止を呼び掛ける。
仏教用語を起源とする「もったいない」という言葉が、
あらゆるもののつながりを尊重する意味を持つことから、
人権や平和の尊重も視野に、政府、企業、市民社会など、
あらゆるステークホルダーと連携して国民的・世界的なキャンペーンとして
運動を展開している。(一部 伊藤忠ニュースから参照)

「私たち人類は自然の一部です。この惑星に住む多くの生物種の一です。
肉体は自然から生まれ、最後は自然に帰り、そして営々と命の営みを続けます。
毎朝、太陽とともに目覚め、踏みしめる大地に支えられ、花とともに栄えます。
蜂や蝶が花粉を運び、植物は果実と種を与えてくれます。
私たちが日差しを楽しむとき、木々の葉は、太陽のエネルギーを取り込み、
穀物や根菜や樹木に蓄えます。
木々は私たちに、日陰やきれいな空気を与え、土壌を支え、鳥、ネズミやカメレオン
などの小動物、そして虫たちのすみかを与えます。
これらのすべては、自然を注意深く眺め、観察し、
学び愛し護るからこそわかることです。
自然は。私たちのまわりに。私たちの中にも、前にも、横にも、下にもあり、
私たちとともにあるのです。
予言者は、自然の中に逃れ、自然を見つめ、臭いを嗅ぎ、触れ、観察し、
その叡知を学びました。自然の叡知は、実に多くのことを教えてくれます。
それは永遠の命の書のように、見る目と、聞く耳を持つ者にしか明らかにされません。
どうぞ皆様も、ご一緒に自然の叡知を讃えようではありませんか。」
(マータイ氏が愛・地球博で語った言葉)

これをどう考えよう 日本人!