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とうとう一児のパパ 愛娘のため今日も頑張る そんな僕の超私的日記

古武術と介護のミクスチャー

2006年03月19日 | Work
今日、(厳密に言えば昨日)神戸の朝日カルチャースクールで
「古武術に学ぶ介護術」という講座を、同じ職場で働いている
ホームヘルパーの方と一緒に受講した。

事のきっかけは、このヘルパーの方が以前 
この講習を受け、先生から教わったことを僕に伝授してくれたこと
にあった。人を介護したり、身体を移動させたりすることって 
とにかく大変というイメージがあると思うけど、
これをヘルパーの方から教わった時は、本当に目からウロコだった。
人体の構造を上手く使用し、ちょっとだけ頭を柔らかくすると
あら 不思議?? 
人間っていとも簡単に移動させる事ができるのだ
こんなに素晴らしいやりかたを是非とも じかに教えてほしい!
と今回の参加に相成った。

今日の講座の先生は「岡田慎一郎先生」、先生も、かの古武術の第一人者
甲野善紀先生から学んだことを応用し、この介護術を編み出したらしい。
岡田先生自身もまだまだ発展途上中らしく(僕から見たら凄いと思うけど)、
レベルは低いと言っていた。この先生、とっても華奢な方で、自分より
20㌔ほど体重が重い人を ある術を使うことで軽々と持ち上げてしまう。
す 凄すぎる・・・ また30人以上いる今日の受講生達一人、一人を
足を伸ばしたまま座った状態から立ち上がせるのだ。これもヤバい

確かに教えてもらった動きはそのままで現場に対応させようとすると
難しい点も多々あると思うが、いかに介護、特に人の動かし方で自らの身体を
傷めてしまう人が多いことか! それを考えるとこの様な発想の転換が
これから「21世紀ニューケア」として必要であろう。

この術の凄いところは自分も楽であり、される相手も非常に楽である事、
所謂、介護の王道からすると邪道かもしれないが、
自分の身体を壊してまで精神論だけで介護するような人間じゃないから僕は!
だから王道を踏まえつつも、応用しながら使えるところで使っていけば
イイと思った。とかくこの世界も頭の固い輩も多いが、
自分にも、相手にも楽なことが悪いはずがないからね。
岡田先生もこれは一つのヒントとして覚えてほしいというようなことを言っていた。

これに興味のある人は是非とも
http://www.igakushoin.co.jp/nwsppr/nwsppr_index.html  で岡田先生が
記事として連載されているので見てはどうだろうか? 
それでさらに気になったら一緒にカルチャーセンターに行こう!(笑)