或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

ゴッホ展

2007年03月14日 | ハンガリー(役立ちメモ)
Museum of Fine Arts Budapestの100周年を記念してのゴッホ展。

アムステルダムのゴッホ美術館、パリのオルセー美術館、
NYのメトロポリタン美術館、ワシントンのナショナルギャラリーなど、
世界中から80点近い作品が集められています。

昨年12月2日に始まり、3月20日で終了の予定でしたが
4月1日までに延長されました。

行きたい行きたいと思いつつ、家族で風邪を引いてしまったり
それでたまった買い物に出たりと週末のたびに潰れてしまい
会期終了が近づくと更に混むだろうと心配していた矢先の
延長ニュース、嬉しい。

美術館の場所はココ。ゴッホ展は、月曜休館。
火~日曜の午前9時から午後9時まで開館。
(入場は午後8時終了)

ただし、美術館は英雄広場すぐ隣。明日15日は広場にて午後2時
から極右政党の集会があるそうです。外国人排斥を訴えるスキンヘッド
グループも来ると思いますし、愛国心の高まるときにウロウロするのは
危険です。どうか、他の日にいかれますよう。

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出産のこと 3

2007年03月11日 | ハンガリー(妊娠・出産)
妊娠がわかって最初の診察から始まるのは英語のやりとり。
そうでなくても病院というところでは余計な質問をして良いのか
と気を回し、タイミングを逃してしまうもの。

しかし、ここは外国。
聞かなきゃ、言わなきゃと肝に命じました。

この本の実用的且つ豊富な英文質問例から引用したり、参考にして
単語を入れ替えて作文し、ノートに纏めました。

毎回、診察に入るとすぐそれを見てもらいました。(英文は次の検診日
までに準備すればいいので、日本人の得意な読み書きが活かせます。)

これは英語は分かるけれど、その場でポンポン聞いたり、話したり
するのは苦手なのだと相手に伝わって良かったと思います。

日本的な以心伝心を期待せず、「もうすこしユックリ話してください」
「なんとおっしゃったか分からなかったので、書いてもらえますか?」
と勇気を出して頼みました。

毎回、電子手帳を持っていき、ちょっとした単語のつまずきなら
待ってもらえるので、その場で検索したりしました。

ちょっとしつこいかしら?という質問をしたいとき。
その場に居ない主人に悪者になってもらえば角が立たないので、
「夫が聞けと」「帰ったら夫に説明したいから」「これはしないですね」
「これは○○の検査ですね?」などと曖昧な点を残さないようにしました。

こうした努力は、ごく当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが
案外と気力を要します。今振り返っても、検診前は予約から緊張して
いたものでした。

でも、海外出産は自分の一存で決めたこと。せめて「ハンガリーで
産んだからこうなったと言わない」、「考えられることは全部やった
のよとbabyにいえるように」、「日本でしても後悔する人はする」と
考えるようにしました。

空気を読む、行間を読む、というのが習慣化している日本人にとって
「分かっていることもあえて言葉にして確認を怠らない」ほどの
積極的なコミュニケーション姿勢を保つのは容易ではありません。

それでも、おなかにいる赤ちゃんを思うと段々「母は強しだ、
私にもできるはず」と強くなっていけました。^-^

また、今の時代、日本の本やインターネットを通じて、日本と海外で
異なる妊娠中の診察過程も有る程度確かめておけたので、助かりました。

そして、医師や助産士さんの側から見ても「(言語の違いで)あやふや
な理解のまま出産に臨むひと」よりは「自分でも調べてくるひと」
「ゆっくりで地道でも意思疎通しようと積み重ねるひと」が歓迎される
のだなと感じました。

出産までの何度も有る検診の間に、先生と助産士さんが私のつたない
英語のクセを知り、何を不安に思い、どういうことを心配するかを知り、
私という人間に慣れていきました。

そして私もまた、先生や助産士さんの英語やお人柄に慣れる・・・。
それは、互いの信頼が蓄えられた過程といえました。

不安な出産の瞬間を支えたものは、あの信頼感だったと今も思います。


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洗剤

2007年03月09日 | ハンガリー(役立ちメモ)
通常の洗濯は、HenkelのPersil粉末を愛用しています。

従来は、洗剤の粒が大きくて粉溶けが悪く、洗濯時間を
短く済ませようと水温設定を低くしすぎたときは衣類に溶け残ったり
したものでした。

今回は、ぐっと細かい粉になりました。少し前、袋に小さく4=6キロと
いった感じの表示が入ったのも分かります。3分の2を目安に使用量を
減らしました。

同じPersilをご使用の方で、最近洗い上がりがゴワゴワする場合は
ちょっと分量を確かめてみるとよいかもしれません。


ところで、「脱水終了まで2時間3時間は当たり前」と聞くお洗濯。
時間がかかるポイントは水温設定と前洗いだと思います。

2時間3時間かけて洗濯すると衣類の傷みが速く感じられるし、
はかどらないので、今は1時間10分前後で脱水まで終えられる
よう設定を工夫するようにしています。

ひどい汚れものでなければ60度などと高い水温設定をせず、だいたい
45度くらいに。洗剤投入前の水洗いモードも長時間の回転で衣類を
傷めるだけとみて、それを省く設定をしています。

粉末洗剤で水温45度では溶け残りが心配な濃い色の衣料は
手洗いモードで液体洗剤を使用するようにしています。

メーカーや機種によって色々細かいことがあって難しそうですし、
取扱説明書等ハンガリー語で匙を投げたくはなります。

でも、洗剤投入口の上部には大抵スライド式で引き出せる洗濯
ガイドプレートがあります。これを手がかりに、いろんなマークの
意味をじっくり考えてみると、押すボタンの組み合わせなど工夫の
余地が見出せて、貴方も時短が狙えるかも?健闘を祈ります!
                               
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NIVEA for Men

2007年03月08日 | ハンガリー(各種オススメ)
NIVEA派の夫が男性用に特化されたボディローションを使い
始めました。

ありそうでなかった商品、NIVEAの先進性には長寿ブランドの
底力を見せられる気がします。

ボディローションといえば、以前紹介したような男性にも抵抗なく
使えるよう、女性っぽくなり過ぎない香りのものがありましたが・・・

スキンケアローションの香りは、そういうものを使い慣れない男性
にとって「基本的に落ち着かない」ものがあったといえるでしょう。

またポンプを押して身体に塗るところは人に見せたくないような
感覚を覚えさせたかもしれません。

その男性心理に答えるべく出た商品だけに、HPでコマーシャルをみたら
実に苦心の跡が覗ける、おしゃれっぽくまとめられたものでした。

私が驚いたのは、その香り。男性用の整髪料、アフターシェーブ、
ボディソープやシャンプー、香水と同じ感覚。男性にとって馴染み深い、
スタンダードでクセのないもの。

これはローションの香りだけ浮かない分、使いやすいでしょうね。
もっと早く発売されていても良かったのにと素人でも思うくらい、
素直なメンズの香り。

HPでは、PRODUCTSからNIVEA bodyシリーズへ。
左メニューのESSENTIAL LINEをクリックすると
「Vitalising Body Lotion FOR MEN」の詳細が見られます。

段々春めいてきましたが、硬水のシャワーを浴びていると
何処かしらカサついてしまうもの。

奥さんのボディローションを横から使うのに抵抗があって、痒い
けれど何も塗らない派の旦那さんをお持ちの方、オススメです。

また、日本では未発売のようす。乾燥肌に悩む男性があれば
意外なお土産として喜んでもらえるかもしれませんね。
                                 
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3月31日まで

2007年03月06日 | ハンガリー(各種オススメ)
滞在中の方にはあんまり関係ないかもしれないけれど
でも地方都市在住の方が「これを機会に、ブダペスト
市内ホテルに宿泊してじっくり観光!」と思うかも?
あるいは日本の友人を誘いやすくなる?

現在、ハンガリー政府観光局は「もう1泊プレゼントキャンペーン」を
展開しています。知らなかったのですが、昨年12月1日から始まって
おり、冬の間は寒さで落ち込む客足をひきとめるアイディアのよう。

____________________________

キャンペーンに参加するホテルでは3泊の料金で4泊目を無料で提供。
また、ブダペスト観光局は、キャンペーンに参加するホテルで、
外国人宿泊客が72時間有効のブダペスト・カードを購入する場合、
48時間のカードを2枚提供し、96時間フルに観光できるようにサポート。

詳しいことは、こちら
画面左の「冬のキャンペーン」というところをクリック。
____________________________

以前紹介したFUNZINEという無料英字情報誌を見て知りました。
裏表紙にあった、まるで詩のようなロマンティックなキャッチコピー。
勿論最後は広告らしくfree!というオチですが、打たれました。

悲しい歴史も、支配された時期をstayという動詞に換えただけで
印象がガラリと変わって。こういう喩えができるハンガリー人の
底力、強さが素晴らしい!!

小さくなって見づらいけれど日本語の政府観光局サイトから画像が
拾えてしまったので使わせて頂きました。鎖橋の写真は、本家の
英字サイトでご鑑賞のほどを。

ムリヤリ訳したけど、力がなくて一気に雰囲気壊しちゃうけど・・・

その誰もが
考えていたより長く
ブダペストにとどまることになった
ローマは 400年の間、
オスマントルコは 150年の間、
ソビエトは 45年の間、
そして
あなたも・・・もう一泊、無料!

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