或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

映画|アングリーバード

2021年03月12日 | 映画
こどもと楽しめる現代風アニメーション。
「ママ、アングリーバードって知ってる〜?」とこども本人も見たことないのに
鳥のキャラクター画像を見せてきたことがきっかけ。眉毛が目立つなんか面白い
姿に興味がわいて、こどもより一足先にAmazon Prime Video検索し見てみた。

もとはゲームがあって人気が出て、それじゃなんかエンタメコンテンツ作ったげよ、
からの映画。待ってたファンと新規を取り込んでヒット。そして続編、続々編、と
なって現在に至る模様。ゲームもやったことないけど楽しめました。

現実生活においていえば「ポリティカルコレクトネス」(政治的公平性など諸訳あり)を
言って何でもかんでも「政治的に正しくない」➡︎発言自体「ダメ!」てなってきて。
世界が縮む感じがあるというか。攻撃対象が広がりすぎて自由な会話ができなくなって
くる感じ。歴史上の人物や国旗まで今の価値観でどんどん定義を変えて「けしからん」
とやってますよね。小学校時代いた先生に言いつけまくるやつがいると萎縮して休み
時間にクラスメイトとも話しづらかったみたいな変な空気。

映画では「大多数の人が簡単に反対側の意見を全否定。聞く値打ちなしとする。」
主人公は「その先に何があるか」を行きがかり上、無視できずだんだん積極的に
問題解決に動いてく。あくまでジョークを繋げて軽いタッチであるものの、国境を
越えSNSに乗って波紋を広げる「正しくない論」攻撃のご時世が風刺されてる。
キッズ向けだけど実は大人向けではと思ったくらい。楽しめます。
ポップな色づかい、ナイスな音楽、こんな娯楽映画を見て何言っちゃってるの?
と思うかもしれないけど。

「友好」という綺麗な看板を盾にされると相手の悪事は全部見えなくなっちゃって
「備えあれば憂いなし」と意見をいえば「疑うのがそもそも失礼」。
「表の顔と裏の顔を使い分け」「身内の利益は道徳に勝る」「騙して金を儲けて
何が悪い!騙されるほうが悪い!」という相手を前にして「性善説」を堅く信じ
「話せばわかる」で外交やってて大丈夫だろうかと。一般国民ながら不安な昨今、
途中から真顔になっちゃうほど結末に興味がわいてました。

「探検に来たのか?居座りに来たのか?」日本じゅうに住み着いて保安上大切な
地区の土地まで買われてると言われる昨今だけに……沁みるセリフでした。

2016年公開

映画『アングリーバード』本予告

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吹き替え、いい仕事してるんです。ビックリするくらい。そうだよな俳優だった
もんなとは思うんだけど既に彼には昼の顔イメージ強すぎて楽しみづらくも。
先入観ないお子様には吹替版を、大人には字幕版をおすすめします。

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