「2083―ー欧州独立宣言」日本語版

グローバル極右界の「共産党宣言」、現代世界最大の奇書

修正主義の小緑蹴球団(p623~)

2013-01-11 21:16:29 | 米国
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 米国の小緑蹴球団は、管理人のチャールズ・ジョンソン共々ケルンの出来事をスルーした後、9月8日にやっと「ファッショに略取されるケルンの反ジハード運動」という記事を書き、「欧州ファッショの俊英がケルンに勢揃いして火病なる目的のために反ジハード運動を略取しようとしている」とまで述べた。
 ジョンソンは「反イスラム化城市Project」を掲げるフラマンのドゥウィンテルを「ファッショ野郎」と呼ぶ。イランのウラマーがEU経由でケルン会議の中止を訴えたことに触れておきながら、どうして自称反ジハーディのジョンソンはイランと同じ立場を取るのだろうか?
 小緑蹴球団の電網には「反ファッショの魔女」オリアナ・ファラシーの写真があったはずだが、「ファッショ野郎」のドゥウィンテルが彼女の名を冠した賞を受けると、突如彼女の写真を外した。ジョンソンによれば、ファラシーもファッショ女なのだろうか?穏健派イスラムの概念を認めぬウィルダースもファッショになるのだろうか?
 小緑蹴球団は「欧州人よ、生存権を賭けるのならその前に完全清浄思想であれ」とでも思っているのだろうか?それでは欧州では生存できない。例え話をしよう。家が炎上している。消防士が駆け付けたが、水が不浄かもと近隣が消火させてくれない。不法移民への参政権を支持する腐った百合司教が祝福した聖水だけを使えという。揉めている内に家は焼け落ちたが、灰燼だけは思想的に清浄だ。小緑蹴球団の対策はつまりこの程度のものだ。焔よりも水の方が危険で、傘をしたまま「ファッショ野郎」と消防士を叱責しているのだ。
 蹴球団の発想は、誰か欧州人を引っ掻けばナチが沸いて来るということだ。つまり、ウッキッキーと降伏するかナチになるかの二者択一だ。前者が問題外なら、論理的には後者になるしかない。すると、欧州文明の凡てを嫌悪する多文化主義の憎悪思想とほぼ同じ状態になってしまう。
 KKK中興者のデーヴィッド・デューク等の嫌ユダヤ流と連帯しないのは、彼らが嫌ユダヤ流に耽溺するあまり脳が火病化し、相互憎悪からムスリムと同盟してしまうからだ。小緑蹴球団ら「保守系」の反欧州主義の燐子にも同様の傾向があり、非合理なる憎悪感から心に魔が差し、セカイを明徴にみることができなくなっている。小緑蹴球団は我々よりずっとデュークに近いのだ。
 今週、「反ファッショ」の黒シャツ団がケルンで劫火なる紅世の片鱗を覗かせた。ファッショを排撃して止まない小緑蹴球団はなぜこれを記さないのだろうか?欧州の真正ファッショまがいは小緑蹴球団のような輩から暗黙の支持を受け、被害者は「ファシスト」と烙刻を押されるのだ。
 小緑蹴球団はブリュッセル・ジャーナルなど他の良心的勢力にも同様の卑劣な釣り工作を仕掛けていた。魔女狩りの隘勇線が上がる中、ジョンソンは突如として転戦し、本物のファッショが暴力で批判者を封絶するのをスルーしている。
 小緑蹴球団監督のジョンソンよ、今すぐ公共の場で釣り上げた反イスラムの義士たちに謝罪せよ。小緑蹴球団の信用自体がかかっているのだ。小緑蹴球団が実は紅世の敵陣地に転向したと認識される前に。
 
 追記
 アンティファという用語は現今の文化マルクス・多文化主義体制を支える左翼政党の「伸腕」だ。AFA等アンティファの燐子は大量移民に反対する者を討滅し続けている。スウェーデンでは極左の暴力が過去3年で180件ほど発生した。ノルウェーで活動しているのは、ブリッツ団と人種主義SOS団だ。主要政党やオスロ市議会は人種主義SOS団などの活動を支援するために「ブリッツの家」を用意した。

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2.65 「ファッショ」と戦う自由(p621~)

2013-01-11 20:56:14 | 現代欧州
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フョードマン同志


 出典(2008年)

 ファッショの将来の名は反ファッショなり――チャーチル

 昨年から僕は米国系の小緑蹴球団と熱論してきたのだが、時間の無駄に過ぎなかった。しかし、独ケルンの大規模モスク建造計画への抗議活動がユーラビア多文化主義人材と極左「反ファッショ」の非神聖同盟に妨害されたのを聞き、その時の討論を回想した。ブリュッセル・ジャーナル曰く

 ケルンでの出来事は欧州保守が何を敵視しているのかを顕現させた。トルコ過激派のモスク新設計画に反対する会議が、当局とマスゴミ公認の草泥馬によって妨害されたのだ。タイムズ・オブ・ロンドンなど「保守」系のマスゴミさえケルンの抗議者をネオナチ呼ばわりし、草泥馬たちをナチ撃退の一般市民と表象した。

 シュピーゲルによると、「極右の“親ケルン”が欧州イスラム化への抗議行進を始めると、下町のヒューマルクで4万人が道化的に揶揄し、抗議者たちは集合場だった鯨型観光船モビー・ディックを襲撃した。警官は行進を45分で中断させた」
 ダイアナ・ウェストがいうように、「欧州イスラム化を恐れる極右活動家が極右と言いうるだろうか?反イスラム化集会には道理があった。しかし、ケルンは理性無用とばかりに暴衆支配に手を貸した」
 反イスラム化の示威を封絶するかどうかの設問調査を大電評の「政治不義」が行ったところ、86%が不支持と出た。しかし、ディー・ヴェルト紙の調査では、半数が禁止賛成と出た。電声欄が炎上したのを見て、同紙は電声を削除した。
 ケルンの事態を目撃した市民の中には警官が左翼の反ファッショと酷似していると捉えた者も多い。反ファッショを名乗る左翼団体の行動の方がよりファッショ的だ。ケルンで暴行されたユダヤ人のアヴィエルの話を聞こう。

 金曜日にはチングのミシェル・クシェロフが会場に入ろうとして負傷した。僕もそこに居合わせたかったけどできなかった。でも、僕もその翌日反ファッショを掲げる不逞団に「ナチ」と野次られながらケルンの路上で暴行されたんだ。僕はキッパ帽を被ってユダヤ然としてたのに「ナチ」とやられたんだ。悪いことに、これは欧州では特殊な光景ではない。ユダの民は毎日のように不逞イスラム団体と闘争している。フランスからケルンへやってきたのも、日毎に紅世化する戦場に立つためだ。

 ノルウェーの電評士マールマンネンもスペインのAMDGもユーラビア・ファッショ団による似通った光景を描いている。
 「民主主義」や「反過激主義」を掲げた襲撃者の多くは共産主義者だった。反イスラエルの旗や大討滅犯チェ・ゲバラの図象を掲げる輩もいた。ドイツなどでなお健在の彼らは、「ファシスト」を反イスラム主義者に、人種主義の烙刻を反移民論者に貼り付ける。彼らの真名を表すのに相応しい単語は「紅ナチ」だろうか、「シャツ団」だろうか。
 AMDGは「この示威を毎年行おう。左翼こそファッショだということを示すために。コーランの文句を記した印標をもって対抗示威を行うんだ」と述べた。
 政府が本腰で反イスラム化の示威を封絶しようとしている。[保守のはずの]アンゲラ・メルケル首相もドイツ内務省も「宗教の対話と共存を脅かす」と親ケルンの方を批判するばかりだ。[保守の]フリッツ・シュランマ市長もそれは同じだ。市長は正にジンミーだ。国と文明を売り飛ばす現代の宥和犯で草泥馬だ。ナチと共産主義の後継者は黒シャツの左翼団体だ。彼らの路上支配を許したシュランマ市長は即刻辞任すべきだ。
 彼らは当局と協力して公式の親イスラム勢力と協力する者を封絶する。彼らは国家機関の一部なのだ。例えばAFA(行動する反ファッショ隊)は定期的に反対分子を襲撃していることを自賛しているが、マスゴミも当局もそれをスルーする。AFA団は社会民主党とも協力して「反ファッショ瑞典民兵団」と自称し、好戦的な仲間たちと電網空間を形成する国際組織だ。
 ノルウェー一の反人種主義団体「人種主義SOS団」は1980年代以降大きく共産主義者に侵蝕されてしまっている。つまり、共産主義者は冷戦崩壊後そのまま多文化主義へと移行したのだ。人種主義SOS団は文化保守への討伐活動を今も続けている。人種主義SOS団は政府から助成金を受け、労働党や社会主義左翼党等の団体の一部と化している。
 ノルウェー・イスラム評議会は、ムスリム同胞団のユスフ・カラダウィから、同性愛者を殺しても良いか、9歳児を俺の嫁にしてもいいか教示を受けていると公言する。一方、イスラエルに爆発物を持ち込もうとして逮捕された社会主義者ラルス・ギュレは後で、「僕は危険な極右だから監視つけた方が良いよ(笑)」と語った。
 ケルンの集会に招待されたフラマン系政治家フィリップ・ドゥウィンテルはシュランマ市長の決定をブリュッセルの社会主義市長フレッディー・シールマンスに準えた。シールマンスは2007年と08年、9・11の犠牲者哀悼示威を禁じた人物だ。

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2.64 文化保守への差別と迫害(p619~)

2013-01-11 20:49:21 | 北欧
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 スウェーデンの左翼新聞を引こう。
 
 極右の瑞典民主党が世上の主流になろうとしている。しかし、スウェーデンの上流社会は過去とは異なり、スルーを繰り返そうとはしていない。

 しかし、サヨクはスルーしている。瑞典民主党が被っている暴力と人権侵害の系譜を。ブルース・バウアーは『スウェーデンお昼寝中』でこう書いた。

 移民盲流への民心の不安を唯一代弁しているのが瑞典民主党だが、政府当局は同党を弾圧するばかりだ。…与党の対応は文化大革命と同じだ。党の青年部が「人民の抗議」と題して瑞典民主党の集会を襲撃し、同情した職員を解雇させる。数週間前も、党員と判明した青年外交官が移民政策を批判して懲戒された。

 極左が瑞典民主党の集会を襲撃した行為を電網で称賛している。左翼の勇者たちは短刀や斧、鉄棒を持って非武装の集会を襲撃し、催涙弾も放った。正に1930年代のファッショと同水準の行動だ。
 スウェーデンのエクスプレセン紙は極左とネオナチの暴力に警鐘している。今の襲撃対象は既存政党だ。2006年総選挙での暴力行為は近代史上最悪の規模に及んだ。
 こうした文化マルクス主義の多文化体制による迫害は西洋諸国全体で進行している。ベルギーでの一例をみよう。

 私はアントワープのベルチェム地区で公務員をやっていました。ここはトルコ系とモロッコ系の移民が多い地区です。そこで過激派勢力が社会を占拠しようとしているのを目撃しました。しかし、移民統合の仕事の一環でこの事実をありのままに上へ報告したところ、「君はヴラーム・ベランの燐子か」と言われて解雇されたんです。

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