goo blog サービス終了のお知らせ 

だらだら無気力ブログ!

だらだらと毎日を過ごす映画好きな野郎のブログ。
映画の感想や日々の思ったことを書いてます。

『星空』:第7回大阪アジアン映画祭

2012-03-14 00:00:55 | 第7回大阪アジアン映画祭

2011年/中国・台湾・香港  <日本初上映作品>

カラー98分
中国語(日本語字幕)

監督・脚本:トム・リン (林書宇)
製作総指揮:チェン・クォフー
製作:ワン・チョンレイ
   リウ・ウェイジャン
出演:ジョシー・シュー
   レネ・リウ
   ハーレム・ユー
   グイ・ルンメイ
   リン・フイミン


『九月に降る風』のトム・リン監督が人気絵本作家ジミー・リャオ(幾米)の
原作絵本を映画化し、透明感あふれる感動ストーリーに仕立て上げた。
絵本のモチーフに加え、原作にはないジグソーパズルなど新しいエピソードを
挿入。中学時代の甘く切ない記憶が現在につながる構成で、大人のための
ファンタジーにもなっている。主演は『ミラクル7号』では男の子に扮した
若手女優ジョシー・シュー(シュー・チャオ)。
公募で選ばれた共演のリン・フイミンは複雑な家庭問題を抱えた思春期の
揺らぎを、強さと弱さを併せ持つまなざしで静かに表現。堂々とした演技で、
今年のアジアン・フィルム・アワード最優秀新人賞にノミネートされた。
台湾人気バンドのメイデイ(五月天)が挿入歌を担当、すがすがしい作品を
より魅力的にしている。
プサン国際映画祭CJエンターテインメント賞受賞作。
                      (第7回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
    * * * * * * * *

山の上の小屋で祖父母と暮らしていた少女は、両親の家に戻るが孤独さが募る
ばかり。隣に越してきた男子転校生と出会い、彼も孤独で境遇が似ていること
から心を通わせていく。しかし、愛する祖父の死後、少女の両親は離婚を決意。
自分の世界が壊れていくことを感じた少女は、この世で最も美しい星空を見よう
と、男の子と家出し、かつて暮らした山小屋へ向かうが・・・。
                      (第7回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
    * * * * * * * *

グイ・ルンメイが出演している、ただそれだけの理由で観ることに。
今回の映画祭でジョニー・トー監督の『高海抜の恋』についで2番目に観たい
作品がこれ!

この作品も『LOVE』の時と同じように空きスペースにパイプ椅子を設置し、
後ろの通路は立見席でぎっしりの込み具合。
朝一で整理券を早々と入手していたおかげで、見やすい席を確保することが
出来たのは良かった。

これも素敵な作品だった。

親からの愛情をうけていないと感じている少女が、唯一愛情をそそいでくれて
いた祖父の死や両親の離婚をきっかけに隣の越してきた男子転校生とともに
家出して星空を見に行くという、スタンド・バイ・ミー的な一本。

主役の小美を演じるジョシー・シューと転校生小傑役のリン・フイミンが
可愛らしく、二人が出会って仲良くなっていく様や、二人が星空を見に行く
ために家出して、祖父の山小屋を目指していく中でのやりとりは何か甘酸っ
ぱくノスタルジーを感じる内容で素敵だった。

で、肝心のグイ・ルンメイはいつ出てくるんだ!って思っていたら、
エピローグで登場。小美が大人になった役で登場。

グイ・ルンメイをスクリーンで観られただけで満足っす!!


本当ならこの日の上映ではゲストの予定はなかったそうだったのだが、トム・
リン監督が急遽、台湾から駆けつけてくれたそうで、上映前に挨拶があり、
台湾の有名な絵本を原作にしていて、すでに香港映画で映画化されていたが、
台湾映画、台湾人スタッフで映画化したくて今回製作したみたいな話とかが
聞けたのはなかなか良かった。

上映後も場所を変えてのQ&Aがあって、こちらは場所の都合で整理番号30番
までしか参加できなくて、自分は10番台だったので参加できたんだが、
腰が痛くなってきたので帰ってしまった。
我慢して参加すればいろいろと面白い話が聞けたかもしれないと思うと、
参加すればよかったかなとちょっと後悔。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

にほんブログ村 映画ブログへ

クリックしてくださった方、ありがとうございます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。