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禍福は糾える縄の如し。

「急がば回れ」・・・で回るのは琵琶湖

2004-11-02 00:28:57 | ことのは
武士(もののふ)の
矢橋(やばせ)の船は早けれど
急がば廻れ瀬田の長橋
 
(室町時代の連歌師・柴屋軒宗長)

東海道を京へ上る道のりで草津宿から大津宿へ向かうルートは、矢橋の渡し(滋賀の草津矢橋港から大津石場港を結ぶ湖上水運)を利用する水上ルートと、瀬田の長橋(瀬田の唐橋)を経由する陸上ルートの2通りがあった。水上のルートの方が近いし速いのだが、比叡山から吹き降ろす「比叡おろし」により危険な航海であったため、陸上ルートの方が遠く時間は掛かるものの、安全で確実であった。

急ぐときには、危険な近道より、遠くても安全な本道を通るほうが結局早い。安全で、着実な方法をとれという戒めである。


最近のニュースは、自分には軽々しくコメントし辛い話題が多いのでこんな話にしてみました。
ただ単に、不調なだけかもしれませんが(笑)

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