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人生いつでも波瀾万丈

ともこー@(^_-)さんに短信。~パラダイムシフトをはじめよう~

2011-04-19 03:55:23 | 国際・政治

前回の記事は、福島の皆さんへの感謝を申し上げる場ですので、こちらでお話ししましょう。

> 原発をどこに造れば良いのか?
> 簡単だよ、君が住んでいるところに造ればいいんだよ。

コメントありがとうございます。原発絶対反対派だと思っていた貴方から、まさかこんなに簡単に建設協力の申し出がいただけるとは、まさしく想定外でした。これまで毎年転勤を繰り返してきた身軽な自分ですから、自分ひとりが引っ越すくらいで最新の安全対策を施した最新鋭原発が建設出来るのなら、日本国内にあって人口密度が75.8人/km^2と比較的低い宮崎県綾町に住もうと思います(東京23区の人口密度は約1万3500人/km^2です)。内陸に位置する綾町ですが、周りに海がなくとも高温ガス炉なら建設できる可能性があります。海水が必要であっても、アクアラインや青函トンネルを造った我が国の建設技術なら、日向灘から海水を導くことは不可能ではないでしょう。引用記事にある通り、いくら軽水炉より安全に運転出来たところでリスクはゼロではありませんし、依然として核燃料廃棄物の問題は残りますが、現在の危険な老朽化軽水炉を延命して使い続けるより遥かにマシです。

高温ガス炉はこれまでの原発よりも安全面で優れているだけでなく、水素ガスをつくれることでガス燃料の代替、あるいは燃料電池への水素供給源となりうる等、化石燃料を代替することによっての環境面への好影響ももたらされることで注目されています。このメリットが確認されれば、国内でも群を抜いて環境意識の高い綾町のみなさんに、日本の先陣を切っての商業用高温ガス炉建設にご理解をいただくことは不可能ではないでしょう。20年来の頑固な原発反対派である自分と、反原発活動最先鋒の貴方が住む町であれば、世界一強力な住民監視体制のもとに、これまでに小さな事故はあっても大事故を起こしたことのない九州電力によって注意深い運転がなされるでしょう。また、初期の高温ガス炉はまだ軽水炉型より1基あたりの出力が小さくなるでしょうから、九州電力で最も古い玄海原子力発電所1号機(1975年稼働開始、炉齢36年)の廃炉を新設原発招致の条件とするならば、老朽炉を最新型のより安全な新規炉で置き換えつつ、原子力による発電量を減じてゆくことが出来ます。「1炉新設、1炉廃棄」を続けて行きながら自然エネルギーを導入を進めれば、九州電力は無理なく原子力発電の安全性を高めながらその原発依存度を下げて、スムーズに自然エネルギーに移行して行けるでしょう。

より安全な最新型原発建設の最大の障害である反対活動家たちが、反対活動の最先鋒である貴方によって説得されるなら、こんなに有り難いことはありません。もちろん、四十を過ぎた立派な成人である貴方が、インターネットという世界に開かれた公の場で、それをしないつもりで当初の発言をしたようなことはありませんよね。もし、協力しないつもりなのであれば、「個人的な愚弄のためなら、首都圏に原発を造ってしまえ」というのが原発の危険性を最も良く知っていると自負する貴方の主張になってしまいます。まさかとは思いますが、そんな愚劣な理由で原発建設を奨めたようなことは決してないと信じております。

日本の、いや世界の先陣を切って、つまりは世界初の「反対派による原発誘致活動」という画期的な試みが成功したならば、綾町は世界中のマスメディアから大きな注目を集めることになるでしょう。当然、プロジェクト綾の中心人物であるyasoichiさんは、小さな個人ブログに頼らずとも、世界に向けて彼の提唱する「結いの心」を発信することが出来ると思います。日本人の誰にとっても必要でありながら、日本人の誰にも引き受けてもらえない原発を、尊い自己犠牲の精神、すなわち「愛」をもって誘致してくださるならば、綾町とyasoichiさんは世界中から賞賛の嵐を浴びるに違いありません。また、世界中のマスメディアの注目を集めるだけに、九州電力は綾町新原発に関してはこれまで以上に徹底的な安全管理を行うでしょう。

綾町にとって自分はまったくの部外者でしたので、呼ばれるまでは発言を控えていましたが、転入予定者となった以上、我がこととして今後「プロジェクト綾ブログ」にも積極的に書き込みをしようと思います。まさか、コメントが気に入らないからと言って削除したりはしませんよね。

蛇足ながら申し上げますが、インターネットの世界では、「同一人物が2つ以上のハンドルネームを用いて別人を装いつつ、2カ所以上の場で同様の意見を発表することは、よほどの事情でもない限り重大なマナー違反である」ことが常識として認識されていることをお知らせしておきたいと思います。もしお二人がご存じないようでしたら、これを機会にインターネット利用上の「ネチケット」についても勉強されると良いかと思います。2カ所どころか3ハンドルネーム、3箇所以上のデタラメな人もいますが、まさか流石にそんな人は身近にいないと信じています。

少なくとも、前記事へのコメント欄で福島県民ではないともこー@(^_-)さんが行うべきは私への意見ではなく、貴方が住む九州の電力の4割を原発によって提供する玄海町・久見崎町の皆さんへ貴方の心を結び、感謝の言葉を捧げることであったろうと私は申し上げます。

以下、東京新聞からの引用です。

すぐれもの 高温ガス炉 研究進む次世代原子炉

2011年1月17日

写真

 小型で経済性、安全性は高い。電気だけでなく熱も供給でき、燃料電池車の燃料になる水素もつくれる。そんな使い勝手のよい次世代原子炉「高温ガス炉」の研究開発が各国で進んでいる。国内でも研究炉で各種試験を実施中だが、予算確保が難しく、実用化への道筋が見えない。

 (栃尾敏)

 茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の高温ガス炉試験研究炉「HTTR」(出力三万キロワット)=図。一九九八年に核分裂が連続する臨界に達した後、安全性や基本性能を確認する試験を続けてきた。

 昨年十二月下旬、より厳しい条件での安全性実証試験を実施。炉心の冷却能力が失われたことを想定した試験で、燃料の温度が異常に上昇することもなく、自然に出力が下がり安定した状態になることを確かめた。

 計画通りの結果で、今後、さらに過酷な環境で実証試験を続ける予定だ。

 【安全で経済的】

 高温ガス炉の特徴は何か。原子力機構の原子力水素・熱利用研究センター長の小川益郎さんは「経済性、安全性に優れている。発電だけでなく水素製造など多様な熱利用が可能。電気や熱の消費地の近くにつくれる便利な原子炉」と説明する。

 一般的な原子力発電所(軽水炉)は、原子炉でウランの核分裂によって生じた熱を伝える冷却材に水を使う。温度は三百度前後。沸騰させ、蒸気の力でタービンを回し、海水などで冷やし、水に戻す。

 高温ガス炉は、燃料は同じウランだが、冷却材は水の代わりにヘリウムガスを使う。温度は約九百五十度にもなる。高温の熱を取り出せるためタービンの発電効率が上がる。軽水炉の蒸気タービンは約30%だが、高温ガス炉のガスタービンは約50%と高効率だ。

 水を使わないので機器、配管を簡素化できる。ヘリウムは化学反応しないから燃料や配管が腐食しにくい。また、炉心構造物に耐熱性の高い黒鉛を使用、炉心が溶融しない設計が可能という。

 燃料は、ウランをセラミック製被覆材で四重に包んだ粒状(直径約一ミリ)。千六百度の高温に耐え、事故時に放射性物質を閉じ込めることができる。

 非常時も軽水炉のように水を強制的に注入せず、原子炉を囲う圧力容器の外側から炉を自然に冷やす仕組みで安全性を確保している。

 HTTRは、昨年一~三月、「九百五十度五十日間運転」を達成した。小川さんは「これまでの試験で、燃料の性能、炉心の特性、冷却材の管理など設計の妥当性を確認できた」と成果を話す。

 【環境にも貢献】

 ガス炉開発の歴史は古い。一九五〇年代に始まり、英国が最初に手掛けた原発はガス炉だった。

 だが、軽水炉は百万キロワット以上の大出力化が可能でコストを抑えられるが、ガス炉の適正規模は三十万~四十万キロワットで、大型化には不向き。当初は軽水炉と並走していたが、停滞を余儀なくされた。

 最近、再び注目され始めたのは発電だけでなく、地域暖房や海水淡水化など多目的利用が可能なためだ。

 特に、地球温暖化対策につながると期待されるのが水素ガスの製造。水素ガスは燃やしても水になるだけのクリーンな燃料だが、天然にはほとんど存在しないから、人工的につくるしかない。

 水を電気分解する方法があるがコストが高い。高温ガス炉の熱を利用すれば「二酸化炭素(CO2)を出さずに水から水素をつくれる。六十万キロワットの高温ガス炉一基で、約六十万台の燃料電池車に水素を供給できる。ガソリン価格との競合も可能」(小川さん)。

 【世界的に動き】

 高温ガス炉開発では中国の動きが加速する。二〇一三年に出力二十五万キロワットの商用炉二基の運転を開始、二〇年までに三十八基を建設する計画がある。米国も高温ガス炉の開発を予算化し、概念設計中。韓国やカザフスタンも意欲を見せる。

 HTTRは一九年ごろの水素製造を目指すが、次のステップの実用炉開発は予算化されていない。小川さんは「政策として軽水炉と高速炉が優先され、 高温ガス炉を使う事業者が今はいないのが弱点」と説明。「電源としてだけでなく、CO2削減にも使えることをアピールしたい」と話す。

●記者のつぶやき

 軽水炉、高温ガス炉、高速炉…。次世代原発のタイプはいろいろある。研究が進み安全性と経済性は向上する。国の事情に合わせて選び、導入することになるが、大切なのはどの原発からも出る「核のごみ」への対応だ。


福島のみなさん、ありがとう。

2011-04-18 18:51:21 | 国際・政治

大地震に続き、原発事故のためいまだ故郷に帰ることの出来ない避難者のみなさんに、心よりお見舞い申し上げます。

首都圏に住む者として。皆さんの地域から供給された電力で、これまで私達は平和な世の中を快適に暮らすことが出来ました。

まだ若かった頃、なぜ原発が日本に数多くあるのか、私は理解していませんでした。しかし、少しずつ学んでゆくほどに、原発は本質的に危険を含むものでありながら、その一方で戦後の日本を支えるためになくてはならないものであったと知るようになりました。

日本にとって決して欠くことの出来ない存在であることはわかった。しかし、それをどこに造ればいいのか?

もちろん、自分の中で答など出せるわけがありません。代わりに手を汚してくれたのが、国や政治家でした。

私は過去20年以上にわたって原発反対派であり続けました。その20年は、成人として参政権を与えられてからの時間とほぼ一致します。しかし、原発の必要性を知ってからは、積極的な反対活動には懐疑的になりました。原発がなければ原発事故はなかったのだから、積極的に反対しなかった自分にも責任があることは逃れられません。しかし、日本のどこかに原発がなければ、皆さんを含めた私たち日本人の平和な暮らしは成り立たなかった。その葛藤のどこに答を見つければいいのか、未だにわからないのです。

ただひとつ申し上げます。皆さんが、原発建設や、原発の側での暮らしを受け入れ、これまでの長きに渡って辛抱してくださったおかげで、今日の私たちの暮らしがあります。数十年に渡って、自分が使わない電気のための原発を受け入れ続ける。そういう理不尽をこらえてくださった皆様に、遅きに失し、また初めてながら感謝の言葉を述べさせていただきます。本当に、どうもありがとうございました。

今後、私たちがどうやって暮らしを支える電気をつくっていけばいいのか、しっかり考えなければなりません。私個人としては、残念ながら日本はまだ原発から卒業できるほどには成熟していないと考えています。そうなると、日本のどこかに皆さんと同じような我慢を強いられる人が必ず出て来ることになります。この点についてはまだ明確な答えを持ち合わせていないことを告白いたします。

ただ、いま頑張ろうとしていることがひとつだけあります。皆さんのおかげで安楽に暮らして来たくせに、何の考えもなく「原発なんていらない」「俺たちはそんなもの造ってくれなんて頼んでいない」と口々に叫ぶ「ニワカ反原発」の大馬鹿者たちに、これまで皆さんが果たして来てくださった役割を伝え、理解させることで、大馬鹿者共による風評被害を抑え込みたいと願っているのです。

皆さんの誰に頼まれたことでもありません。ご迷惑であれば、私はこの問題に関してこれ以上口を開くことは差し控えようと思っています。

最後に、もう一度お礼を述べさせていただきます。本当に、ありがとうございました。心より感謝いたします。皆様の暮らしが、一日も早く以前のように戻られるよう、お祈り申し上げます。


原発の平和利用。~原発を核兵器の焼却炉に~

2011-03-23 09:35:08 | 国際・政治

(この記事の前に、前エントリー「立場表明。」をご覧下さい)

核兵器もないのに原発を管理できる能力があるのは、自分の知る限り日本とイランです。ただ、イランには核兵器開発疑惑がありますので、事実上そんな国は日本だけ。そういう特殊な国である日本に出来ることは何か、考えましょう。

核兵器も原発も廃絶するのが、我々普通の一般市民の悲願であると思います。しかし、このとき順番を間違ってはいけません。核兵器が残った状況で原発が廃絶されてしまっていたら、核兵器から取り出した核燃料は行き場を失います。

ウラン235の半減期は7億年。プルトニウム239の半減期は2万4000年。半減期というのは文字通り半分に減る期間ですから、1トンのウランは7億年経ってもまだ500kg残ってます。

兵器にも原発にも使えない核燃料は、為政者にとっては「役に立たない危険なゴミ」にしか過ぎないのですが、これを数十億年に渡って子孫の世代に管理してもらうことが可能でしょうか?現在の核クラブ会員国の中から再び好戦的な国家が出現する、テロ組織へ流出するなどの危険から、数十億年に渡って核燃料を守り続けられるのか?核兵器も原発もない国家にとっては「厄介なゴミ」でも、テロ組織にとっては、素敵な宝の山にしか見えないでしょう。

核爆弾を造るには、わずか3kgのウラン、あるいは2kgのプルトニウムがあればいいようですから、数万発の核兵器から取り出された膨大な量の「危険な役立たず」を、水も漏らさない体制で地球の終わりまで管理しきることが出来るのか?無理でしょ。

となると、燃やし切って「危険で完全な役立たず」に変えてしまうことで、好戦的国家やテロリストから魅力のない存在にするしかない。ウランは「劣化ウラン弾」として兵器利用することも可能ですが、彼らにとっては核燃料としての魅力にははるかに及ばないでしょう。

じゃ、誰がその「核燃料の焼却処分」「核のゴミ埋め立て」って汚れ役やるのさ?という疑問が発生します。そこで、我らが日本の出番かなと。

核兵器の廃絶を願うなら、解体後の処理のプランがはっきり提示できなければなりません。核クラブ加盟国の核兵器廃絶への抵抗感を少しでも軽減するために、日本が核燃料の焼却処分を分担しますと声を上げることが、多少なりと役立つのではないかと考えています。核兵器を持たず、原発を管理運営してきた実績を持つのは世界の中で日本だけですし、経済大国と呼ばれる国々の中で、この半世紀以上、専守防衛に徹して諸外国を脅かすことがなかった実績を持つのも日本です。

だからといって「タダで核燃料をくれと言ってるんだろう?」と言われないためには、原発で起こした電力を直接送電するか、大量の電力消費を伴う工業製品の製造を安価に請け負うか、そういった何かの形で世界に貢献すると予め明言しておく必要があります。このために、新たな技術開発が必要になるでしょう。

「そこに原発があるから反対する」などという、「自分の国だけ原発がなくなればいい」って近視眼ではなくて、「世界中から」核兵器をなくすために何が利用できるかをしっかり考えましょう。危険な原発でも核兵器廃絶のために役に立つなら、危険を冒してでも運転し続ける価値があると自分は考えています。核燃料の処分に「安全」などありませんが、最も危険が小さいのは、原発での使用だと思います。日本に54基(福島第1を差し引くと48基ですかね)もある原発を、平和のために役立てられないものでしょうか。

どの国だって、核兵器がないなら原発なんて持ちたくないけど、電気は欲しい。そういう心理を、核廃絶交渉で活用できないものかと思っています。

追記。この議論は、原発で働く作業員みなさんの健康が守られることが大前提です。表に出ず、握りつぶされた被曝事故が数知れないという状況があるならば、ロボットによる遠隔作業の技術が確立するまで炉を休止すべきだとも考えています。この件については別のエントリーを立てます。
また、原発以外に未使用核燃料を無効化する方法があるならば、原発維持に固執するものでもありません。


立場表明。

2011-03-23 01:25:58 | 国際・政治

原発と核兵器はいずれも嫌いなので、いずれも廃絶すべきだ。
廃絶する順番は核兵器が先で、決して先に原発を廃絶してはいけない。
核兵器が廃絶され、核兵器から取り出したすべての核燃料を原発で消費し切ってから原発を廃止しなければならない。
この時が到来するまで、我が国は世界各国の中でもトップクラスの原発管理技術を維持して、率先して「核燃料の焼却処分」を行う一方、送電技術の向上を果たして「原発を電源とする世界各国への電力供給国」という汚れ仕事を担い、世界に貢献するべきだ。
核兵器の廃絶は我が国の意思が国際社会に直接反映されるものではないので、時期を誤ってはならない。
核兵器廃絶に当たっては、我が国は米国の核の傘から出た完全核非武装の立場を取るか、あるいは周辺国同様に核武装するかいずれかを選択して、核クラブの中での発言権を得て世界からの核兵器一掃への役割を果たすべきである。


原発反対派のみなさんに。

2011-03-22 12:19:55 | 国際・政治

ただ反対を叫んでも、何も変わりませんよ。

まずはお祭り騒ぎをやめていただきたい。どこかの反原発団体のサイトなんて、福島原発で水素爆発が起きた時に「原子雲が立ちのぼった!」とかトップページに書いてあって、軽くメマイがしました(どこの団体か忘れた。必要ならまた探してみますが)。あのですね、たまった水素ガスが燃えただけで、核爆弾が炸裂したんじゃありませんけど。そりゃ多少の放射能は含んでますし、建屋内部の建材に付着した放射能も飛び散ったでしょうが、それと核爆発を一緒くたにしちゃ駄目でしょ。原発に反対するなら、まず自分達が正しい知識を持たないと。正しい知識を持った上で、その普及に努めてください。今の大騒ぎじゃ、ただ不安を煽るだけ。デマまがいの手法まで使って不安を増幅し、自分たちの主張の味方を増やそうなんて手法は許されません。国民のみんなにそう思われたら、原発に反対するみなさんの活動も信用を失ってしまいますよ。

原発がいかに危険かなんて、もう何十年もにわたって散々言い古されています。そんなに危険なのに、それでもなぜ原発を造るのか?その理由を、原発を糾弾するエネルギーを以てしっかり分析してください。

原発に反対するなら、原発建設を推進する人達が納得する理由をしっかり提示しなきゃダメ。「危険だ」なんて、推進派の人だってみーんな知っているけれども、その危険を冒してでも造らなきゃと考えているわけですよ。だから、推進派の人たち以上に推進すべき理由をよく調べて、その上で原発以外で代替できる方法をしっかり提示しないと、何も動きません。

原発反対派を自認するなら、反対する理由でなくて推進すべき理由をしっかり評価する。推進すべき理由に対して、原発以外でそれを実現する方法を考える。原発に代替する方法がないなら、原発廃止によって社会にどういう影響があるか評価する。そしてこれらをちゃんと公開する。

それがなされないなら、「考えていない」か、原発反対のために都合が悪い内容を「隠蔽」しているかのどちらかです。政府や東電の「想定外」や「隠蔽」を責める資格はありません。

え?じゃあお前はどっちなんだって?

自分は原発は大嫌いです。あんな厄介なモノはさっさとなくなってしまえと思っています。しかし一方で、今の日本には当面あって仕方ないもんだとも考えてます。それから、原発は嫌いだけれども、原発で働く人は嫌いじゃないですし、むしろ頭が下がる思いで応援してます。

なので、原発に積極的に反対行動をとるような社会派を自認する人には、しっかりやってもらいたいわけです。日本が原発を必要とする理由を分析して、原発がなくても大丈夫なようにする働きかけを始めてもらいたいと思います。原発建設は「結果」なのであって「原因」じゃないんですから。原発だけに反対するのは、肺炎で熱を出している患者さんに対して、肺炎を治すための抗生物質を使わないで解熱剤だけ出しているのと似たようなものです。確かに解熱剤で体は少し楽になるかもしれないけれど、それで命の危険が去ったわけではありませんし、解熱剤にだって副作用はありますからね。