バイクが少しずつ仕上がっていくのに逆行するかのごとく、左足の痛みがだんだん強くなってきています。何もしないでじっとしてればあんまり痛くなかったのに、最近は普通に座っているだけでも結構痛みます(もちろん、歩くともっと痛い)。ホントにくっついてるの?とか、早くも関節軟骨が磨耗しきったか?とか、いろんな心配がムクムクと。
関節の骨折ってのはなかなか厄介なもので、一時は良くなっても早晩「変形性関節症」になってしまう可能性が高いんですね。変形性関節症というのは、関節の軟骨が磨耗し、骨が変形してしまった状態で、おじいちゃんが膝を痛がるのはこの病気のことが多いです。軟骨がなくなってしまった関節を動かすと、骨どうしがこすれあって痛みを生じます。
自分の場合は骨折手術のときに関節の中から相当な量の軟骨のカケラが出て来たって話だったので(自分は全身麻酔で寝ていたからわかりませんが...苦笑)、「変形性関節症」になる覚悟はしているのだけれど、この調子では先が思いやられます。
痛くて歩けなくなるほどひどくなってしまった場合は、足首の関節の骨どうしをくっつけて動かなくしてしまう「関節固定術」って手術を受けることになります。動かなければ痛くないでしょ?って手術で、痛みは楽になるかもしれないけれど、あんまり嬉しくないです。
「そんなに痛ければ安静にしてなさい」ってとこだろうけれど、今は「どの道この先痛みが増す一方なら、動けるうちに出来ること、やりたいことをやっておきたい」という気持ちのほうが強いですね。生活の中で趣味の時間はわずかで、歩行距離の大部分は仕事中のもの。趣味の時間を削ったところで、歩行距離はたいして縮められないですから。
春先になって、「いやあ、冷えるとやっぱり痛かったねえ」なんて笑って言えるといいなあ。