Tsukuba Scientific, Bridge Seminar

ブリッジゼミナール公式ブログ。コメント・討論歓迎(システム自由。ゼミナール共通システムはハーディ式2/1)

ブリッジ用語91 〝リバース〟・バーゲンレイズ

2015年11月09日 | Weblog

パロアルト・ブリッジクラブ

 

バーゲンレイズの3C(建設的)、3D(誘い)を逆にしたもの。

 

『ビッド問題  ‥つくばの原風景』(11/6、全体のハンド11/8)で、微妙なリミットレイズを巡ってバーゲンレイズに触れたら、マ様からそれについてもコメント頂いたので、もう一歩踏み込んでみることにしました。それで出会ったのが昨秋訪問したパロアルトのちらし(2011教材)。

2/1のコースの資料からバーゲンレイズをまとめたものですが、なかなか興味深い。マ様のご質問に対する答えも、次のように明快に記されていました。

  1. 3S、3Dには、ダブルはT/O。
  2. 3Cには、ダブルはリード指示。彼らは過半数の点を持って居る。

     変だと思って見直したら、リバース・バーゲンレイズに進化して居て、3Cのほうが強いのでした。だから、原形のバーゲンレイズの3Cに対しては、T/Oになるわけですね。安心しました。

    なお、4枚サポートが有るときの強さ区分は、
     
    1. 0-6サポート点  3S (先制攻撃=プリエンプション)
    2. 7-9   〃    3D (建設的)
    3. 10-12 〃    3C (誘い)
    4. 13-  〃   ジャコビー2NT (FGからスラムへ)

  3. ディフェンスの心得として、相手の手が正確に分かることを利用せよ。

はい御尤もです。

__________

 パロアルトの共通システムは未確認だけれども、全体の記述から見て、恐らくショートネス加点のみ。なおバーゲン自身の加点法(拙ホームページ)では、切り札4枚ちょうどの場合は、1,3,4になっている。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ハーディレイズのまとめ (マスター)
2015-11-11 22:51:18
(A)もし採用するのでしたらバーゲンレイズ やリバース・バーゲンレイズ より、紫本のハーディレイズが魅力的かと。
S/Sはショートスーツの略。UJSはアンダージャンプシフト。OJSはオーバージャンプシフト。
1.0~5ーHCP=1S-3S(4枚)
2.5+~9-HCP=1S-2S(4枚)
3.9+~12-HCP=1S-1NT;2y-3S(3枚でS/Sなし)
4.9+~12-HCP=1S-3C(4枚でS/Sなし。または3枚でS/Sあり)
5.9+~12-HCP=1S-3D(UJS。4枚で、どこかにS/Sあり)
6.9+~12-HCP=1S-3H(UJS。4枚で、どこかにS/Sあり)
7.12+~15HCP=1S-3NT(OJS。4枚でどこかにS/Sあり)
8.12+~15HCP=1S-4C(インバーテッドトランプスイス。
返信する
間違えました (マスター)
2015-11-12 11:46:45
ハーディレイズとバーゲンレイズが、ごっちゃになりました。
書き直しますので、上の書き込みは見なかった事にして下さいませ~
返信する
これも危ない (マスター)
2015-11-12 12:37:55
ちょっと脳がさぼっているようです。訂正しましたが自信なし。

1.0~5ーHCP=1S-3S(4枚)
2.0~6HCP=1S-4S(5枚でサイドにAもKも無し)
3.0~6HCP=1S-1NT;2y-4S(5枚でサイドにAかKあり)                   4.5+~9-HCP=1S-2S(3、4枚)
5.9+~12-HCP=1S-1NT;2y-3S(3枚でS/Sなし)
6.9+~12-HCP=1S-3C(4枚でS/Sなし。または3枚でS/Sあり)
7.9+~12-HCP=1S-3D(空き家!?)
8.9+~12-HCP=1S-3H(UJS。4枚で、どこかにS/Sあり)
9.12+~15HCP=1S-3NT(OJS。4枚でどこかにS/Sあり)
10. 12+~15HCP=1S-4C(4枚で2トップあり。または5枚でAかKある)
11.12+~15HCP=1S-4D(10.以外の手)
12. 15+~=1S-2NT(ジャコビ。4枚で15+HCP~)
返信する
バーゲンレイズかハーディレイズか (五S)
2015-11-12 16:18:46
>(A)もし採用するのでしたらバーゲンレイズ やリバース・バーゲンレイズ より、紫本のハーディレイズが魅力的かと。

全く同感です。今回私がバーゲンレイズに触れたのは、ちょうど首都圏のバイパス・ダイヤモンドのように、正確な体系としてでなくファッション的に、3Sがプリエンプト的に使われ始めたのかと思ったからです。

私も検定試験でも受けるつもりで、一度も使ったことは無いけれども、ハーディレイズを書き上げて見ましょう。

INV以下は、緑本と同一(ここが肝心)。4枚サポートのFG以上は、ジャコビー2NTが15+HCP以上になり、12+~15-HCPはショートネスが有ればアンダーJSでのコンシールド(隠し)SPL、BALだとインバーテッド・トランプ・スイス。



前者は、1H-3Dか1S-3H。
シングルトンを訊くのは、3NT。3H(または3S)はスラム興味、4H(または4S)はファスト・アライバル。

(このケースではあまり意味が無い3NTをレッツプレイにするより、上のやり方の方がハーディ好みでしょうから。)

後者は、名前から見て、4Dが普通で、4Cをビッドするとスラム誘いというハーディ式。(ナポリタンCTLを使って居ないので、簡単だった記憶が。)

さて何点取れるやら。

『優でなければ単位は要りません。』
返信する

コメントを投稿