吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク:頭と首と骨盤:姿勢6

2020-07-04 15:58:12 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク:頭と首と骨盤:姿勢6

みんなの大好きなアレクサンダーテクニークのお勉強です。姿勢1~5までは、そろそろ消化できたころだと思います。今回のを初めて見たという人は、慌てて6月25日のブログを見てください。また、これまでのものは著書「首からユルめる!」に豊富なイラストで、たっぷりと書いてありますので、ぜひ読んでください。

それで今回の「姿勢6」ですが、かなりテクニカルな操作です。頭の中がグチャグチャになる人もいるかもしれません。また指が肩甲骨に届かない人は、残念ですが体感できません。無理矢理やってもまったく無意味です。でもできる人は、不思議な体の世界に一歩踏み入れます。一度入ったら二度と抜け出ることはできません。さあ、どうしましょう?

1)左右の手の甲を背中の肋骨につけます。そして親指で肩甲骨の下部の突起に触れてください。このように手を配置すると肩甲骨が背中から浮き上がってスペースができますね。触ればすぐにわかるでしょう。

2)それでは第1操作の開始です。左右の手の甲で背中の皮下組織を左右に開くように動かします。そして同時に親指で左右の肩甲骨を背骨に向かって寄せ集めるように動かします。つまり手の甲と親指の動きが反対になるわけです。

ここですごく重要なことなんですけど、肩甲骨は背中じゃないんです。腕の一部なんです!驚いたでしょ?だから肋骨の動きと同じではなく逆方向に動くんです。

3)さてこのように手の操作をすると、胴体は丸まりますか?それとも反り返りますか?きわどいですねえ。答えは反り返ります。目線を上にして胸を開いてください。

4)次に第2の操作です。手の甲で左右の肋骨上の皮下組織を背骨に向かって寄せ集めます。同時に親指で肩甲骨を左右に開くように動かします。すると背中はどう動くでしょうか?賢いあなたなら、もうわかっていますよね?答えは目線が下に向かって丸まります。

もしも反り返ってしまったという人がいたら、それは操作方法を間違えているのです。きっと肩甲骨を中心に寄せ集めているはずです。あとは私に前世からの恨みがあって、何が何でも反対意見を言いたがる人でしょう。

背中が反り返るときには肩甲骨は中心に寄せ集まる。

背中が丸まるときには肩甲骨は左右に広がっていく。

5)そしてその中間がニュートラルです。

こうした体の気づきを理解して、今日も元気にパワーヨガやりましょう。

【アレクサンダーパワーヨガ Part-63】

●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司



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