goo blog サービス終了のお知らせ 

吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク・ヨガ講座:第49回目「セミ孔雀で浮上体験」

2019-09-21 10:26:37 | 美容と健康


AlexanderTechniqueヨガ講座:第49回目
「セミ孔雀で浮上体験」9月21日



浮上系アサナの基本であり、トップにあるのが孔雀ポーズです。
なぜかというと数あるアサナの中でも、孔雀だけが手の置き方が逆なのです。
ホント不思議なポーズなんです。

賢者も鶴のポーズも、みんな指先は前方に向けますが、孔雀だけが後方に向きます。
これが独特の孔雀効果といわれるデトックスが強烈に起こるんです。
たった手の置き方で何が違うんだ?と思うかもしれませんが、
全身は指先から頭頂、そしてつま先まで筋膜でつながっているんです。

特に螺旋状の筋膜、DNAのモデルのように二重になって流れている筋膜グループがあるんです。
これがクンダリニーです。

クンダリニーが目覚めて昇華すると爆発的なエネルギーがあらわれて、
体はフワーッと床から浮上するんです。それが孔雀ポーズです。

今回は練習すれば、割と浮上体験が楽にできる、セミ孔雀をやりましょう。
「セミ」というのは半分という意味です。片足をそけい部に乗せる半跏府座の要領でやります。

半跏府座ができない人は、両脚を伸ばす通常の孔雀ポーズ、
マユーラアサナを頑張ってやってください。努力は必ず報われます。

1)左足を右脚のそけい部に乗せます。指先は下に向けます。これをうつ伏せでやるのが、セミ孔雀です。

講座45回目でやった、ガーラヴァ賢者のポーズに似ていると思う人がいるかもしれませんが、
指先の方向も肘の位置もまったく異なります。
ガーラヴァ賢者は上級ポーズで難易度もかなり高いですが、セミ孔雀はそうでもありません。
気軽にやって気楽に体がフワーッと浮かんじゃいます。

2)足を組んで手をマットに着けます。


3)頭もマットにつけて、脚を伸ばしていきます。


4)すると体は浮上します。


これがアレキサンダーテクニックのプライマリーコントロールです。
プライマリーコントロールはチェアワークだけでなく、
逆立ちだろうと孔雀、賢者、鶴、どんな姿勢でも働かせることができます。

FMアレキサンダー氏は
「大切なのは姿勢や位置ではない。体の使い方である」
と教えていました。
それを理解しないでレッスンをすると、
あんまり意味のない「正しいイスの座り方」とかに成り下がってしまいます。

5)Think UPすると、より高く上昇してポーズ完成です。


一休みでお茶にしましょう。

●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
http://spiralb.com/
070-5594-6328
headneckup★gmail.com(星を@に変えてね)
吉田篤司