トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、テレビ番組、家庭菜園のブログです。

哲人政治家李登輝

2020-09-22 12:38:17 | 学び

戦争を深くは知ることのない世代の自分。

それでも、少しくは

戦争体験談を聞く中から歴史に学ぶことが。

 

日本が内地と呼ばれ、外地とよばれてた台湾。

 

日本が戦争に敗れて台湾から引き揚げていった後

 

当時の台湾は、日本統治時代から台湾に住む台湾人の内省人を、国民党軍としてやってきた中国人(外省人)が支配する構造になっていた。

 

台湾では内省人の抵抗を抑え込むために国民党が戒厳令を敷き、選挙を認めない独裁政治が推し進められていた。この植民地的支配構造を打ち破って、内省人と外省人の区別なく平等に普通選挙に参加できる民主主義国へと台湾を変えていったのが、李登輝氏だったのでしょう。

 

国民党内にいての体制内革命。

引き立てた蒋経国、蒋介石の威を借りた

というところも並の学者肌ではない。

 

李登輝氏が行ったのは実に平和的な無血革命とも呼べるものだったのは間違いのないところ。

 

そこに至る道がどれほど困難なものであったかは容易に想像できよう。

 

現在共産中国のほうは世界中を敵に回すような動きを示している、だが現実には当然ながら世界中を敵に回すことはできない。

香港にしても然り。

当然ながら台湾への脅しのような振る舞いにしても。

 

アジアに位置する民主主義国日本にとって、今日の台湾はその民主主義を守っていくための実に重要なパートナーでもある。

 

台湾の存在は欠かせない。

 

国際的なメッセージという観点からして、

対中関係を懸念する外務省の反対を押し切って、李登輝氏に日本滞在ビザの発給を決めた森氏が葬儀に参列するというのは好ましい選択であったろうと思います。

 

できうれば、「政府特使」などの肩書をつけていかれたほうが、

もっと良かったのにと。

 

そこは共産中国に気兼ねしているようなところが見受けられて少しく情けない話である。

 

大陸からの香港民主化の声への強権的鎮圧とか、南沙諸島とかへの覇権主義的な

侵犯行為を見せつけられているだけに。

絶好の「発信するチャンス」であると言えるのに、何を遠慮しているの

という感慨もある。

 

李登輝氏が愛してやまない「日本精神」という言葉を耳にもしてきた。

 

常々、台湾の民主化を実現できた精神的

バックボーンなのだと李登輝が語ったことがある。

 

それは「はい」という素直な心、「すみません」という反省の心、「私がします」という奉仕の心、「おかげさま」という謙虚な心、「ありがとう」という感謝の心からなる「日常の五心」をいう。

 

「日常の五心」の根底には、心の内から響いてくる本物の正しさにまっすぐ向き合い、これに沿って自らの生を真剣に進めるという人間のあり方が

あると言うもので

 

 

それは李登輝氏が愛してやまない「日本精神」であり、戦前の日本人が実に大切にしてきたものであり

日本にも暮らした経験、そこから学んできたのだという。

李登輝氏はこの「日常の五心」=「日本精神」を大切に懸命に努力を続けていった結果として、困難な中、無血革命を成功させて行ったのでしょう。

 

哲人政治家李登輝氏の葬儀に参列する日本の政治家一行。

今回の

適切な弔意の内容にもふれながら、

 

大切な、隣国、台湾を

今後も見続けていかなければ

という思いをあらためて

強く

することに。

支持は揺るぐことはないにしても、一つの中国という

観念には

アンビバレントな思いも。

同じような気持ちでその鈍さに

心焦がしている人も

いるだろうなと。

 


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エルトゥールル号の絆130周年

2020-09-17 20:55:36 | 旅行


和歌山串本・エルトゥールル号の絆


トルコ・日本の経済プロジェクトの数々を印象に残しています。

 

 

トルコと日本との間に切っても切れない強い絆が結ばれ、串本町はトルコと日本の友好の発祥地となりました。

エルトゥールル号の串本沖遭難事件から、昨日(9月16日)で130周年となりました。

 


串本では追悼式典が。そして、三笠宮彬子(みかさのみや あきこ)さまが皇族を代表してオンライン参加されていたという報道に接しました。

昨年の家族でその地に訪ねたことを振り返ってもいます。


画像はその時に撮った串本の海と、トルコ軍艦遭難慰霊碑です。


観光周辺見どころとしては

南紀熊野ジオパークセンターが


その他以下は

トルコと日本を結ぶ関連動画です。

 

安倍首相 トルコ・海底トンネル開通式での祝辞(現地メディア)

 

トルコ・イスタンブール「大陸間横断鉄道」

 

トルコ共和国訪問-平成27年11月13日

 


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?教頭vs学長

2020-09-15 18:53:12 | 携帯小説

運営をめぐっての矢田学長との対立

本間の辞任。翻意を促すための学生側の学内での復帰運動。

陳情場面、さかれたページを

備忘録のつもりで。


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岸田国士(くにお)

2020-09-15 16:44:59 | 学び

岸田国士の小説『暖流』


ひとことで言えば経営難に陥った個人病院を舞台に描かれたロマンス。院長の娘と経営建て直しに派遣された男との複雑な感情。

昭和10年代の東京。名門私立病院が舞台。
極度の緊縮に志摩医院夫婦との、心のすれ違い。
緻密な計画を立てておこなわれる突然の大胆な病院改革に、反発する医師たちと、派閥同士の対立でなかなか進まない改革。

 


※原作者の岸田国士は東京四谷の軍人の家に生まれ、ご両親のほうは和歌山市にも縁があるとか。

陸軍士官学校に進んだが、文学に親しみ、軍隊生活に反発し、退役して東京帝国大学仏文科に

日本大使館、国際連盟事務局の嘱託などいろいろな活躍、大戦中には求められて大政翼賛会文化部長に就くが、政府の御用機関的色彩が及ぶことに不満を持つも、抗しきれず辞任。

戦後は、在来の新劇運動を批判。左翼劇全盛になじむことを潔しとせず対抗して、三島由紀夫、福田 恆存(ふくだ つねあり)、木下 順二、小林 秀雄らと会を結成していく。

 

『暖流』テレビでは、


キャスト
志摩啓子:松坂慶子
日疋祐三:近藤正臣
中田喜子
佐野周二
乙羽信子
石濱朗
中尾彬
夏桂子
吉野佳子
金田龍之介
ナレーター:岸田今日子

 

自分は小説のほうを

 


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並行線

2020-09-15 11:28:13 | 日記

並行線。

 

自殺せずに「真相」を告白しなければ、真相は究明できないと思います。あと、本人の考える真相とその他関係者の真相とは違う。

メディアと野党による脅迫みたいなものだ。菅さんに何を説明しろというのか。

マスコミが本当にこの方の自殺を悼むのなら扱い方がもっと違うと思われて、このご婦人がかわいそうに思える。

赤木さんが本当に国民の為に国家公務員をしていたのなら、死ぬのではなく告発する選択を選んでほしかった。


色々あったと思うし、かわいそうで残念ではあるが、今から発足する新体制に対しては、必要ない。
裁判で戦うことだと思う。

生命をたつという選択をされたことは残念であり心より御冥福お祈りします。
二度と戻らない生命に残されたご親族を思えば心が痛みます。

酷かもしれないが、既に答えは出てる。


菅氏は逃げていない。
明確に「調査はしない。決着がついた話」だとしている。

亡くなられた方は本当にお気の毒に思います。残念ながら国会で取り上げても政治の具にされて、喜ぶのはマスコミと野党だけです。結局、国会が空転するだけで何も解決しないでしょう。


モリカケこそが野党の人気の下落の一因だと認識するべき。

籠池さんがまたやばい。息子さんが、真実話してる。
父母も、最近目が覚めたらしいから。今では左翼とメディアに利用されたことを話し出してます。あれだけ、利用したいメディアはなぜ、本人に確認させない?
はっきりさせたら、立憲もヤバイんじゃないの?


籠池さんはなんで急にテレビにとりあげられなくなったの? 5月に野党とメディアの闇を暴露されちゃったから?

メディアは次は赤木さんの御遺族を利用することにしたのかな。


亡くなった事は残念ですが、根本は財務省のチョンボで誰かが責任を取るべき事案だった。
競争入札しなかった事。
佐川氏が雑な国会答弁をした事。
その為に、整合性を取る為に文書を書き換えた事。


地方の学校創立にいちいち首を突っ込むほど暇ではないでしょうし、昭恵さんの悪意のない軽率な行動を発端にして、マスコミの過度な責任追及から逃れられず、末端にしわ寄せがいっただけ

あんなに真っ黒な籠池さんをヒーローのように扱い、旦那様をなくした奥さんに付け込んで利用しようとしているメディアに不快。


メディアの注目は「面白いかどうか」であって「日本がどう変わるか?」ではない。


今のメディアを見ても、本当の事を知る事は出来ない。

コロナが蔓延し始めた頃も、時と場合を無視して国会運営を邪魔し続けた

財務省職員が亡くなる原因を作ったのは、財務省に押しかて恫喝をやめなかった、野党議員。
民進党の人。野党は森友問題で、安倍内閣を潰せると約2年、国会を私物化していた。

今のままでは、「自分の求めている結論が出るまで認めない」というわけか

 

 

籠池さん夫妻や息子さんがTwitterやYouTubeで真実を暴露しているみたいだけど、なぜマスコミは取材すらしないんだろう?森友問題の真実を知りたいならすごい進展だと思うけど。

朝日新聞が森友捜査資料を紙面に大々的に公表した。
その資料を新聞社にこそっと出した検察は
森友問題について事件性は些細なことと判断して立件を見送った。

新聞紙面が賑わった数日後、職員は自ら命を絶った。

安倍だ菅だと言う前に、朝日新聞と検察を非難する声があって良いと思う。

調査報告書を読めば、しっかりそこに書かれている。あれ以上のものなんて、出て来たとしたら創作。

マスコミは最近の籠池氏や息子さんの話を取り上げなくなった。それは自分たちにとって都合が悪いからでしょう。

 

朝日モーニングショーの青木さんはこういった意見には

まっこう反論されるかとおもう。

 

青木さんには同調しかねますが、進行役の羽鳥さんには好印象抱いています。

 

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