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【身体の科学】春の小川はサラサラ行くよ

2014年04月14日 | 【身体の科学】

【新着☆身体の科学】『春の小川はサラサラ行くよ』

血液検査で中性脂肪とコレステロールの値を確認したら、次に
ヘマトクリットを調べましょう。

血液がサラサラしているか、それともドロドロになっているかは、
健康に大きな差異を生み、自分の血液がどちらであるかを知るのは
大切なことです。

ヘマトクリットは、総血液液量を分母に血中の固形分を分子にして
計算します。血中の固形分とは、赤血球や白血球をはじめ、脂肪分
などが、いかほど入っているかの数値で、春の小川のようにサラサラ
流れていたら何の問題もありませんが、ドロドロ状になっていたら、
当然流れが悪くない、心臓に余分な負担を与えることになります。

血圧が高めに出たり、血管が狭められたりで、この数値だけでかなりの
ことが分かるし、脂肪分が多ければ、それは肥満しているからであり、
肝臓が苦しがっていると予測ができるのです。

健常者の場合、45%ぐらいの値があっても良く、ボクのように幼少期
から腎臓が痛んでいて、人工透析を受ける身体だと、40%は高すぎる
と医師に注意を受けます。

言うまでもなく、肥満は万病の元とも言えて、特に「沈黙の臓器」肝臓は
悲鳴を上げずとも、アルコール摂取が多くて、かつ油ものをよく食べる
タイプに属する人は、定期的に主治医による血液検査を受けることで、
肝臓病を未然に防ぐことが出来るとご承知ください。

血液のサラサラ、ドロドロは、ヘマトクリットの数値以外にも、赤地球の
大きさなども関係しますが、固形分の占める割合が手軽な目安になると
覚えておいて損はしません。

                             創業社長 パパゲーノ

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