BONOBONO DIARY

BONOさん音響・照明奮闘記

papaシステム構想

2012-04-12 | PA関係
 昨日のカラオケ大会にはいろいろ考えさせられることばかりでした。長く音響やっていると、私は当たり前に思っていることが、そうではない人に全く通用しなかったりするので、改めて事前の打ち合わせの重要さを思い知ることとなりました。



 今回使ったカラオケマシンは施設の物なんですけど、マイクからTVモニター、スピーカーまで全てを内蔵している、所謂オールインワンのカラオケシステムなのです。今回は私が音響をしているから、カラオケマシンの音声出力からミキサーに入れています。でもカラオケ内蔵のスピーカーを切ることが出来ず、すぐ横で爆音で鳴っていて私の耳をマスキングしてくれました。出力端子なんて初めて使うものだから接触不良が起きているし。



 まあ、もともとこのカラオケ機を単体で使う計画で話が進んでいるところに私が音響を願い出たわけだから文句は言えません。でもこのプロの現場では使いたくないカラオケマシンを見ながら私の頭では「こんなオールインワンなPAシステムが欲しいな~」とイメージが膨らんでいました。



 ワイヤレスマイク、イコライザー、パワーアンプ、電源ユニット、出来たらミキサーまでを収めたキャスター付きのラックで、スピーカー線だけつなげたら音が出る…、仕込み時間は30分以内のお手軽システム。名付けて“papaシステム”!パパっと仕込みが出来て、パパっと撤収できるPAシステムです。



 イコライザーはシーンをメモリーしておける、ALESISのデジタルイコライザー。これ一台で8chをまかなえる優れモノです。



アンプは超軽量なデジタルアンプ。例えばAMCRONのXLSシリーズとか、クラシックプロのDCPとか。



 今回みたいに、どちらかと言えば照明がメインで、PAはとりあえず音が出てれば納得してもらえるような現場はpapaシステムを持ち込んで、さっと音を出す。一つは備えておきたいシステムかも知れませんね。出来たらスピーカーも軽量化したな~。

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