至高の零戦

　先月、今月と模型情報誌「モデルグラフィックス」にまたもや零戦キットが付いています。いや付録と言うにはあまりにも超精密な、究極の１/７２零戦５２型キットです。




　いつもの価格の約二倍ですが、キットの内容を考えれば破格の安さだと私は思います。これはモデルグラフィックスとタイアップし、マガジンキットとして出荷数が見込めてのことです。ガンプラならいざ知らず「零戦」のプラモデルとなると数が出ないから（それでも零戦は売れるほうですが）通常の流通では単体で５０００円くらいになると思います。ちなみにガンダムのリアルグレードは数が出るからあの値段なワケで、あれも破格値です。


　こんなすごいキットでも普通に店に並んだら、私のような休眠中モデラーは「まあいつか買いたいな」と思うくらいで結局買わないわけです。今回のようにモデルグラフィックスと一緒になって売るから、とりあえず買っておこう、という人がめちゃくちゃいると考えられます。キットを製作したファインモールドも再生産は絶対しないと断言していますからなおさらです。


　まあ買ってもつくる時間もなけりゃ、作る気力もなく、製作技術も落ちているから、所有する楽しみだけなんですけどね。そのうちプレミアが付いたら売っちゃうかな。


　３年位前にも一度、今回みたいな企画をやっていて、その時買ったのもちゃ～んと保管してあります。前回は２１型でした。