未来はない
まだ僕には何もない
未来はない
僕の手には何もない
未来はない
この手で創るしかない
未来はない
自分のルールに縛られたくない
未来はない
僕は僕を失いたくない
未来はない
無くしたものなんてない
未来はない
僕が創造していくしかない
園子温監督の「ヒミズ」という映画を観た。
気が狂うほどの感情が溢れる様にしか共感できなかった。
僕は過保護に家族から愛されて育ったし、殺したいほど憎い相手も居ない。
死ねと言ってくれる人も居ない。
悲惨な環境で生活したこともない。
暴力を受けたことも、暴力をふるったこともない。
15歳の男の子がどんな生き物かもわからない。
生きている人間の狂っていく現実に狂っていく人間。
でも狂ったというよりは、あれが本質なのかもしれない。
なぁ、教えてくれよ。俺は誰なんだ。
死んでいくんだ。
死んでやる。
殺せ。
失ったんじゃない。
捨てたんだと思う。
捨てなきゃ立ってられなかった。
雨が強く降ってきて、びしょ濡れになって駆けていく。
遠くない。
ただ住んでいる建造物の中に入るだけだ。
沈んでいけ。
そこがお前の住家なんだろう。
もう帰ってこなくていい。
出てこれないんだから。
何も失いたくない。
僕は何も失いたくない。
捨ててしまう勇気もない。
殺してしまう度胸もない。
でも何を持っているっていうんだ。
勇気とか度胸とか、そういうんじゃなくて。
自分の奥底で望んでいたんだ。
望みに導かれたんだ。
望みってなんだ。
なぁ、教えてくれよ。
俺って一体誰なんだよ。
でも僕は僕に従って生きている。
そうじゃいけないのか。
僕のこの先は、僕に従うだけじゃダメなのか。
理性を抜きにした時、僕は何がしたいっていうかな。
やりたいようにやれよ、自分でな。
がんばれよ、自分でな。
自分でな。
自分でな。
自分でな。
自分でな。
自分でな。
みんなひとりぼっちだ。
どうやって生きてるかなんて知らない。
でも自分がどうやって生きてるかも知らない。
冷たい空気の中を、ただひたすら走りたくなった。
あたたかい誰かを、ただ抱きしめたいと思った。
ひとりになる為には、近くに誰かが居ないとそれがわからないままだ。
僕はひとりなのかもしれないし、ひとりじゃないのかもしれない。
ひとりずつなのに。
んんん。
まだよくわかんない。
整理がついてないよ。
でもとりあえず浮かんできたこと書いておく。
ふふ。