現実妄想ごっこ

ぼくが過ごす日々の
現実の妄想や妄想の現実を綴ります。

リア充

2014-09-17 05:36:09 | Weblog




7月末に好きな人さんが新しいバイクを買ったんだって。それでツーリングがてら新潟まで来てくれる事になってね、急いでその日一日だけの外出届けを出して、病院の外に出る準備をしたの。

前日の夜中に新潟に着いて、当日の朝、病院まで迎えに来てくれたんだ。私は家族同伴じゃないと病院から出られないか、姉に車で迎えに来てもらって家まで行ったんだけど、その後ろを付いて来た好きな人さんが「田んぼ以外何にもない」って驚いてて笑った。

お家でお茶飲んで猫紹介したりして、私はその間に荷物の一部を縫ったりしたよ。


雨が降っていたから姉の車を借りて2人で温泉街に出かけたの。迷いながら辿り着いた足湯にゆっくり浸かって、温泉饅頭屋さん巡りをしたよ。好きな人さんは甘いものが苦手なのにいっぱいお饅頭を買って、2人で食べ比べながらたくさん温泉饅頭を食べた。



食べるという行為は生きることで、私は死にたいなって思いながらも好きな人と同じ物を分け合って咀嚼して飲み込む。吸収して消化して生きる。その先には復学したら恋人になろうね、とやんわりと約束した未来があるけれど、今だってきっとその時が来たって、死にたいなって思うんだろうな。



その後、日帰りで貸し切りできて一緒に入れる温泉探したり電話して聞いてみたりしたんだけど見つからなくて、結局は近くのラブホテルに行くことにしちゃった。

姉の車のナビに記録が残らないか心配しながら私は人生2回目のラブホテルに入って、2人でどの部屋にするかじゃんけんで決めたりして、ラブホテルに似つかわしくない無邪気さで部屋に入った。

2人でお風呂に入って、広いベッドでセックスをして、ゲームアプリをして遊んだりした。和やかで、楽しくて、とても良い時間だった。



ラブホテルを出たら雨が止んで晴れていたので、少しの時間だけれど、最後にバイクでドライブをしようってことになった。

家から歩いて20分くらいの自然保護公園まで遠回りして行って、写真をとりながら遊歩道を歩いたりした。自販機で買った缶ジュースを草の上に座って飲んで、お家に送ってもらって、バイバイってお見送りした。


しあわせな1日でした。



東京を離れてからというもの、彼と会う時はいつも「これが最後かも知れない」と思い泣きそうになる。条件付きの口約束は、彼の中でどれくらい重要視してもらえているのだろうかと不安になる。

片想いは心配事がいっぱいあって大変ね。



今度は、いつ会えるかな。








8月の出来事でした。
下書きのまま公開し忘れていました。
てへぺろ。

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