私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



2023/03/17

2023-03-17 00:48:00 | 日記

今夜の彼の声は、

直接耳元に聞こえた。

その声が、

とても色っぽくて、

意外に男らしい。




彼からすれば、

私が、彼の名を下の名前で呼び捨てにすることは、

とても生意気だと感じたのは言うまでもない。

そのことで、私は今日、お仕置きを受けないといけなかった。

私が、彼の男の象徴を欲しがっても、焦らされて、

そして今度は、

もうやめてと必死に頼んでも、やめてもらえない。

そんなことを

耳元で聞かされて歩いていたら、

身体はもう、その時点で反応してしまって、

まっすぐ歩けない。

私の中のMが、

とても心地よくなってくる。




俺を感じさせるには、どうすればいいと思う?

その問いかけに、バカな女は、バカの一つ覚えのような答えしか思いつかなかった。



教えてあげようか。

それはね、

きみが気持ちよくなることだよ。

その姿を見て、俺は興奮する。

自分が気持ちよくならなくても、いいんだよ。



意外だった。

私は、彼の前で、気持ちよくなりさえすれば、

それだけで、彼をも満足させられるのだ。

そしたら、

自分の世界に入って、

恥じらうことも忘れて、

ただ、快楽だけを求めてやる。





だからなのか、

夜、寝る前、体が熱って仕方がない。

今夜は夫がいるというのに、

この状況はどうすることもできない。

だったら、

これからすることを

彼に見てもらおう。





勘違いな夢の話

2023-03-16 06:44:00 | 日記

俺には、金がない。

私だって、お金がない。

両方ともお金がないのは、ダメだ。


夜、犬を散歩させながら、私達は、笑った。


笑いながら、私は、別のことを考えていた。



この会話は、まるでプロポーズにでもなりそうな話だなぁって。

実際、彼にはそんなつもりは毛頭ないにしても、

そんな勘違いをしてみたかった。

勘違いだって、わかってるから、安心して。






でも大丈夫。

俺は、天国にたくさん貯金がある。



それは、徳を積むってことよね!
それなら私にも、貯金がある。


だから、大丈夫。




お金がないもの同士が結婚したら、余計に悲惨だけど、

ちがう意味で、貯金があるから、きっと大丈夫。

つまり、そんな話。

ほら、プロポーズみたい聞こえるのは、私だけ?





夢の話ね。





もしもそうなったら、の話。







ここは、バーチャルな世界だから…







でも、そんな話をしたこと自体、

それだけで幸せ。

彼とは、もう電話を切ったのに、

その余韻が私にはずっと残っていた。









バーチャルな世界で

2023-03-14 00:36:00 | 日記



今日は、とても寒い夜だったけど、

電話を終える直前に、

とても温かな気持ちになれた。





あなたは、いったいどこにいるの?

という、私の問いかけに、

彼はこう答えてくれた。







いつも、

隣にいるよ。





バーチャルな世界では、

思い浮かべたら、

俺はそこにいる。








現実の世界と混同させるから、

あなたを見失うんだね。






バーチャルな世界で、私は、

そっと彼に触れ、

舌を絡ませるような、激しいキスで、

彼の呼吸を感じ、

乳房を覆う大きな手のひらで、

彼の温もりを感じ、

子宮に伝わる力強いリズムで、

彼の生命力を感じる。


私は、全力で、彼の全てを受け入れ、受け止めて、

自然と身体は、汗ばんでゆく。

その汗が、彼の汗と交じり合た瞬間に、

ようやく、バーチャルな世界でなかったんだと、気がつく時が来るだろう。



私は、彼の汗を拭い、女の幸せを感じる。

彼は、私の汗を見て、男の喜びを感じる。

そんな時が来ると信じるのも、バーチャルな世界。


















満たされる時

2023-03-13 13:10:00 | 日記

夫が、夜勤から帰ってきた。

ご飯を食べ、

シャワーを浴びて、

寝室へ。



私は、全てわかってる。

今、家には他に誰もいないから、

そういうことなんだろうと。



カーテンの隙間から、外の光りが差し込んでいて、

思ったより、部屋が明るいのが嫌だった。


夫は、すぐに力尽きて、

やがて、規則正しい寝息をたてた。

けれど私は、何も満足していない。

それどころか、余計に虚しくなる。

奉仕するだけなのが、

もう当たり前みたいになったのは、いつからだろう…。



夫は、私のそんな気持ちなど、微塵も感じていない。

私は、自分ひとりの方が、この身体を満足させてあげられるというのに…。


もし、彼となら、いったいどんな世界が見られるのだろう。

彼は、女の幸せを

ちゃんと与えてくれるに違いない。





そうやって、想像して、

満たされる。





東へ

2023-03-12 08:40:00 | 日記

土曜日の朝、

私が犬の散歩に出たら、

彼も続いて散歩に出た。

私は、朝の景色に戸惑いながら、電話をかけた。

おはようなんて、挨拶を交わすのは、いつ以来だろう?

もうわからない。照れ臭い。

気持ちがいいね。

2人は、同じ朝日を浴びて、

鳥の囀りを聞きながら、

風も穏やかな静かな朝だと

お互いに思ったんだ。





結婚という制度は、どうして私をこんなに苦しめるのだろう。


結婚してから何十年も、全ての人が同じ人を愛し続けられるの?


この制度もいつか、変わればいいと思う。





夫と犬を連れて遠出した。

高速道路を東へ東へ。

目的地に着いたら、もうお昼を過ぎていた。

Googleマップで、彼との位置を調べたら、

彼は、もっと東。

私は、空を見上げて思った。

遠い。






もう、会える気がしなくなった。

こんなに遠いなんて…。


朝、すぐ隣にいてたよね?

ねえ、お願い。

返事して。

いったいあなたは、どこにいるの?