私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



本音

2022-12-20 10:20:00 | 日記


彼の手にかかると、

私はいつの間にか、鎧を剥がされて、

無防備になる。




結局、

思いとは裏腹に、

素直に白状しているから、やっぱり、敵わない。




春まで待つなんて、本当はできないし、自分に言い聞かせてるだけ。

期待してはいけないと、自分に言い聞かせてるけど、

期待ばかり。



きっと彼は、疲れているだろうから、女々しいことは言わないと決めたけど、

本音を伝えたら、素直で良いと言ってくれた。



全て、お見通しだったと知った時は、

力が抜けたのがわかった。

めんどくさいだけだったのね。





私は、真っ暗な散歩道を

彼と電話しながら歩いていた。

いつからか、

犬の散歩で、同じ時間を過ごせるって、

当たり前じゃないと思うようになった。

私からしてみれば、

私は、いつも決まった時間にここにいるけど、

あなたは、自分で決めて、自分で動く、自由な人。


だから余計にそう思う。





大昔の人間の姿は、

男は狩りに行って、

女は、家の周りで農耕しながら、

その帰りを待つ。

それに似た感覚がここにはある。




今も昔も、変わらない。



私には、

見送って、待つ人生が、ふさわしい。

私は、他の世界を何も知らない。

だから、

彼が見てきた事、してきた事、

感じた事、

それを聞くのが楽しい。






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