私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



理想を捧げる場所

2022-10-07 06:53:00 | 日記

少しばかり、眠ったみたい。

起きたらもう、犬の散歩に行ってる時間。

雨の音は、彼と繋がった時とおなじように聞こえてきて、

もう、やめとこう。

そんな気にさせた。

行ける時に行けばいい。




早朝から、理想の話をした。

ここは、理想の場所よね!



違うよ。理想ではない。

現実とは違うただの居心地の良い場所。

俺の理想は、偉大すぎて、遠くに置いてあるんだよ。彼は、そんなことを言う。

そこは、毎日見れる場所で、

棚の上。

電車や飛行機の棚に置いておくと忘れるから、  

神棚の上。




あなたは、
きっと、ずっと悩んできたんだね。


そしたら、

今も、悩んでるよ。

悩みはみんなあるでしょう?って。



私にだってあるよ。

よく考えてみたら、全部悩み事。

こんな関係だって、なんで?

愛しあえない関係って、なんで?

なんで?

なんで?

人生振り返ったら、

悩み事ばかりだった。

笑えてきた。

彼は、全て把握していたかのように、

ほらね。そう言った。

昔から脳は、それを乗り越える術をちゃんと知っているんだよ。

確かに。悩み事は、世の常だもんね。




白々と、世が開けてきた。

彼が、現実の世界へ戻る時刻。

最後に、優しく抱いてくれた。

でも、いつもより力強い。

頭の髪の生え際をホールドされて、

子宮が壊れそうになるのを感じた時、

天極に昇り詰めた。


逝けたね。

彼は、いつも、私の様子が手に取るようにわかる。

私だけ気持ち良くなってごめんなさい。

そう言ったら、

それで良いんだよ。って笑ってくれた。

刺激よりも、役に立ったと思うだけで幸せ感じるんだよ。




私は、甘えられた。

幸せな気持ちで満たされた。

同時に、彼は、現実の世界へ戻って行ったのを感じた。

なぜなら、

優しいのね。の文字は、いつまでも、既読にならなかったから。