先日の夕方、友人A子(フランス人ですが・・・)に林の中へ連れて行かれました。というのは、A子のご主人が風邪をひいたので、せんじ薬を作るのに必要な材料を、林の中で採るためでした。
A子は思い立ったら即実行の人。時には無謀な性格。この時も辺りはすっかり日が落ちてしまい、懐中電灯も持たずにきたので、足元を木の根にしばしば、つまづかせながら、目的の木を探しました。幸い、満月の夜(ワォ~)。月明かりが頼りになりました。
林の中ではクモの巣に絡まれたり、ありんこや蚊に刺されたりして、さんざんでしたが必要なものが揃い、A子は満足しました。
採ってきた植物は確かに魅力の賜物!森はロハス薬局店といったところです。
シナモンリーフ Cinnamomum zeylanicum ・・・
シナモンロールなどに使われるのは樹皮。これは葉を使います。
効能は風邪の症状のほか、下痢ピーなど、お腹のトラブル。また筋肉痛を和らげる作用もあるそうです。
ユーカリリーフ Eucalyptus ・・・
ユーカリにはいろいろ種類があります。ここで使うのは現地名で『小さいユーカリ』といわれる種類ですが、学名はわかりませんでした。
シトロンギャレ Citrus aurantifolia ・・・
これも現地名。直訳すると『石ころレモン』。
名前から想像がつくように、果実は直径3㌢ほど。普通のレモンよりもまろやかな酸味です。
学名から調べると、『ライム』と訳されますが、写真のはレユニオンの固有種なので、正しい名前はわかりませんでした。
効能は風邪ひきさんはもちろん、整腸作用もあるそうです。
ベンゾイン(安息香) Styrax benzoin ・・・
私が以前住んでいた、マイヨット島でこの木の枝を『悪魔祓いの儀式』に使っていました。枝を焚いた煙で体に乗り移った悪魔を追い出そう、というもの。
私も儀式に参加したことがあります。儀式は室内で行われます。乾いていない枝を使うので、火をつけると煙がもくもくもく・・・。視界はゼロ!悪魔共々こっちまで燻製にされるところでした。
樹皮を煎じで飲めば、呼吸器のトラブルに効果があるそうです。
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以上にレモングラスを足して煎じ、最後にはちみつ、大人ならラム酒を少々注いで飲むのがレユニオン式のロハスなオーガニック風邪薬です。
※ハーブは体質によって摂取をおすすめできないものもあります。ご注意下さい!
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聞こえますよ きっと ロハスな音が・・・
ロハスな風邪薬ですけど、採り方までロハス(笑)
しかも、ちゃんと林の中で材料がそろうんですね!
私もエキナセアとか、風邪予防にハーブティー飲みますよ♪
私も詳しくなかったんで、林の中に色んなものがあって、驚きました。
やり手の人なら、いろんな商売できるだろうな~と感じます。どうですか?
そういうのが普通に林の中にあって
それが薬になるってほんまロハスやね~
そんなライフスタイルじゃストレスとか
無縁やねんやろな~