2008年 夏休み最終日

我が家の最後の夏休みは、恒例の宿題ラストスパートです。
午前中だけのツーリングから帰ってくると、小学６年の息子が工作をしていました。
どうやら上手く行っていない様子。
少しアドバイスをしながら、手伝ってやることに…
小学２年の娘の方は、全て終わっている様子です。
まったく、最後までだらしのない息子です。
夕方までかかって、工作は完了。
これで、全ての宿題は終わりました。

夕食を家族皆で頂いて…
風呂に入って…
さあ明日から新学期です。
最後に、明日の用意を子供達にさせます。

すると…

下の娘が、「書いた筈の読書感想文が無い」と言い出した。
嫁さんの声が大きくなります。
家中を捜索した結果、なんとか発見する事が出来ました。
一時は、書き直しか…と思いましたが、なんとか最悪の事態は回避です。

その後、息子がなにやら小さな冊子を持って部屋に来る。
どうも、夏休みの目標達成シートのようです。
もちろん、目標の欄は空白。
一日一日、目標を達成したらシールを貼るようになっている。
そのシールは、なくならないようにと既に貼っていたようだ。
すげー！息子は、目標も決めずに達成シールだけ貼ってきたのだ。
さらに、そのシートをめくると…
親御様へ…とある。
子供に生活上のアドバイスを一週間に一回書いてあげられるような欄がある。
もちろん、これを見たのは今日が初めて。
息子は、「何かアドバイスをお願いします」と言ってきた。
夏休みの最後の日になって、何がアドバイスだ…
怒りを飛び越して、笑ってしまう。
仕方が無いので、一段目に
「8月31日　来年の夏休みには、このシートを最初に持って来るように」とアドバイスを書いてやった。

それから、そのシートには夏休みに読んだ本を書く欄もあった。
活字の本は、殆んど読んでいない息子は…
　
　息子：「俺が読んだ本で、書けそうなのはなんかなー？」と嫁さんに言う。

　嫁さん：「読書感想文で読んだ本があるやろー」。

　息子：「それと他には無いかなー」

　嫁さん：「他に、武田信玄を読んどったやろー」

　息子：「他は？」
　
　嫁さん：「“蟹工船”と“羅生門”と“学問のすすめ”と“武士道”も書いときー」

　息子：「それ、漫画やけど良いかねー」
　
　嫁さん：「まあ、よかろうー。内容はだいたい分かったんやろー」

という事で、読んだ本の欄も埋まったようです。

息子が寝た後で、夫婦で大笑いでした。
なんとも大変な息子です。

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