桑っちょツーリング三昧

おやじライダー九州を走る

僕とBMW 9

2006年07月04日 11時00分01秒 | バイク
さて、我が愛車となった“こいつ”で、どこに走りに行こうか。
僕は、いつもそうなのだが、最初は、自分がよく知っている道を走りに行く事が多いです。
そして、向かった先は…小石原でした。
ガソリンを満タンにして、走り慣れた道を進む。
車高が高く、運転姿勢も今までより立ち気味のGSは、姿勢も楽で快適に感じました。
そして、四気筒エンジンと違い、二気筒エンジンの鼓動は、適度な振動で、お尻の下に感じられるのです。
「バイクに乗っているな」と、感じられるのでした。
この姿勢と鼓動は、気持ちに余裕を与えてくれました。
これまでのバイクは、ゼファー、900ニンジャ。
「チョッとは、速く走らないといけないバイク」と、思ってしまうものでした。
そして、速く走る技量も無いのに、無理をしてしまう。
結果、900ニンジャに至っては、コーナーで転倒してしまい、自分自身は怪我を…バイクは廃車にしてしまいました。
しかし、このオジサンバイクは、見た感じは、とても速そうなバイクではありません。
後ろから、速そうなバイクに付かれても、「お先にどうぞ」と道を譲れるのです。
今までなら、チョッと頑張ってみたのですが…そうしなくても良いのでした。

直方から添田を過ぎていくと、コーナーを一つ一つ越えて、小石原に上がっていきます。
BMWは、1100シリーズからサスペンション機構が変わり、フロントサスが普通のバイクと全く違うのです。
テレレバー」と言うフロントサスペンションなのです。
通常、コーナー手前で減速する為にブレーキングをすると、フロントが沈み込み、前のめりになります。
しかし、このサスペンションを装備した“こいつ”は、コーナー手前でブレーキング操作をしても、フロントが沈まないのです。
この為、乗車姿勢が全く変わる事無く、ブレーキングが出来、そのままの姿勢でコーナーを抜けれる。
これまで、コーナリング操作がギクシャクして怖い思いをしていたのですが、楽に曲がれるのです。
ヘタクソな僕を、バイクが助けてくれるのです。
本当に、「このサスペンションは、凄いなー」と、思いました。
とにかく、走る事が気持ち良く、小石原から更に進んで、その日は、阿蘇の大観峰まで行ってしまいました。

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