夏は省熱小スペースで
By The Blueswalk
夏の暑い夜、オーディオのスイッチをつけるのをためらってしまうのは僕だけのことではあるまい。何といってもこのアンプというやつ、熱を発散させるのが俺の存在価値だとばかりに、やたら張り切って室内を異常な高温サウナ状態にしてしまう。冬ならば、多少の暖房の足しになって重宝もするのだが、夏場はそうは行かない。ただでさえ暑苦しいのに、こうも二重に攻め立てられると楽しい音楽を聴こうという気も失せてしまうのだ。
そこで、何とかならんもんかと考えた挙句、散歩などの戸外で使用しているウォークマンにスピーカーをつないで聴こうと考え付いたわけだ。最近のウォークマンはイヤホーンの高精度化により、かなり良い音を聴かせてくれるので、外部スピーカーでも少しはましな音が聴けるのではないかと思うのだ。
早速、梅田のヨドバシ・カメラに出かけて調べてみると、案外多くのタイプのウォークマン対応スピーカーがある。価格帯は1万円~2万円といったところだ。以下、サンプル画像。
大きさは、それぞれの画像に写っているウォークマン(横4cm、縦9cm)と見比べて想像してください。
これらの商品の特徴はとにかく省熱(エネ)であるということ。基本的に熱を放出しない。そして、小(省)スペースであること。机上に置いてもあまり邪魔にならない。
最近は良く知らないが少し前までは、デスクトップ・パソコンを買うと必ずスピーカーがオマケで付いてきたものだが、邪魔になってすぐ捨てていたのが、それがもっとお洒落なデザインで好きなときにすぐ接続できて、パソコンに入っているウォークマンの音楽データや、WAV、VA、WMAなどのパソコンで再生できるすべての音源をこのスピーカーで聴けるということだ。
結局、JBLの円盤型スピーカーを購入したのだが、今はウォークマンに接続せず、パソコンに接続してパソコン内の大量音源を楽しんでおり、当初の使用目的からはちょっとズレてしまった使い方だが、机上で気楽に聴けるのは便利で良い。
ただし、音質は従来の重厚長大なオーディオに較ぶべくも無いことは言わずもがなであるが・・・
さて、あなたはサウナの中で良い音で聴きますか? それとも涼しい部屋でそれなりの音で聴きますか?