What a Wonderful World

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死に顔をパチリ?

2006-02-16 19:54:01 | 日記・エッセイ・コラム

毎日新聞の記事。

20代~40代にかけて、葬儀の死に顔を携帯のカメラなどでパチリと写す人が増えているそうな。

死に顔を写してどうするんだろう。人に見せるのでしょうか。それとも、しみじみと個人を振り返って死に顔を何度も見返すのでしょうか。

どうも、記録写真的に残しているようですね。記事によれば。その心理も推測すればそんなものだろうと思う。

確かにブルースリーの葬儀の映像やセロニアスモンクのドキュメンタリー映画にはご遺体が映っているシーンがありました。これこそ、まさに記録映像というものでしょう。一般人の我々が親戚や友人知人の死に顔を写して何になるのだろう。

こんな言い方は何だけど、見返しても気味が悪いだけじゃないだろうか。

大事に思うなら生きている時の思い出をこころの中に深く強く刻み込むべきなのでは。

葬儀の時、その人との楽しい思い出があふれるように思い出されて、人は悲しみにくれます。そして、時間の経過とともにその幸せな時間が宝物のように感じられるのではないでしょうか。忘れないために記録するのはカメラじゃなく、心のアルバムだろうと私は率直に思います。また、記事の中には10代の子供たちは、写真を撮る大人たちを「そんなことしていいのだろうか」と言う困惑のまなざしで見つめているそうです。これでいいのか30代。

私が送られる時は、このアルバムをかけて欲しい。サッチモ~ミレニアムベスト

特にお気に入りは、「この素晴らしき世界(WHAT A WONDERFUL WORLD)」

と「聖者の行進」です。その他にもキャバレーやムーンリバーなど彼のヒットナンバーがふんだんに。

サッチモの葬儀もこれが葬儀かと思うほど賑やかだったそうですね。

多くの人が彼を惜しむためにやってきて、彼の曲を流しながら見送ったのでしょうか。

ニューオリンズの英雄です。


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4 コメント

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さっそくお邪魔いたしました。 (raku)
2006-02-17 10:40:21
さっそくお邪魔いたしました。
σ(・・*)アタシのブログでも
この記事には反応が大きく
やはり反対意見の方が多いようです。
でも学生とかの世代では、何が悪いの?と言われるかもしれませんね。
また寄らせていただきますね。
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コメントありがとうございます。 (bluemonk)
2006-02-17 12:34:16
コメントありがとうございます。
また、遊びにきてださい。
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私も本業は僧侶ですので、数年前からこの現象には... (マーヒー)
2006-02-17 12:40:59
私も本業は僧侶ですので、数年前からこの現象には気がついておりました。写真もそうですが、儀式中に携帯電話が鳴ることについてもやりきれない思いをしております。これも、残念ながら?というべきか、20歳代の人の場合もありますが、30~50歳代の人が携帯電話のON OFFができないようです。それから、物議を醸し出すかもしれませんが、教師、医師、管理職の方々など、ふだんは携帯電話を注意する立場の人が、こういった場合、自分の携帯をOFFにすることができないようです。
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マーヒーさん。こんばんは。 (bluemonk)
2006-02-17 21:01:00
マーヒーさん。こんばんは。
実際の状況をコメントいただきありがとうございます。
携帯から派生している問題でもあるのですね。10代20代の若者がジャラジャラ鳴らしたり、結婚式張りに写真とっているのかと思ったら実態は違うようですね。でも、その上の世代が(葬儀を仕切っている人たちが)してたんじゃ、どうにもなりませんね。ガツンと言ってやりたいようです。
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