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クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

ペットショップボーイズの傑作ニューアルバム

2009-03-28 13:45:00 | 音楽
80年代の洋楽に関するブログでも紹介したが、僕の好きなアーティストにペットショップボーイズ(以下PSB)がいる。PSBは1981年にニール・テナントとクリス・ロウによりイギリスで結成されたデュオで、1985年の大ヒット曲「West End Girls」や、エルビス・プレスリーのカバー曲「Always On My Mind」、「It’s a Sin」、「Go West」など数々のヒット曲で知られているが、その先進且つ普遍的な音楽性は、常にいい意味で安心感のあるPSBならではの「ワンパターン」を高いレベルで確立しており、究極のャbプミュージックを追求し続けているところである。長い年月に渡り、常に高いレベルの曲をコンスタントに送り出し、レジェンドでありながら今でも第一線で活躍しているところは本当に凄いと思う。

2月に開催された英国最大の音楽賞であるBrit Awardsでは、その長いキャリアを表彰して特別功労賞が与えられたばかりである。

そして、今月18日に3年ぶりのニューアルバム、「Yes」をリリースした。まず、注目したいのがニューアルバム「Yes」のアルバムジャケット。チェックマークをャbプに彩った、如何にもPSBらしい、カラフルでャbプ且つシンプルな仕上がりはインパクト大。シングルの「Love Etc.」のジャケットも赤い×をモチーフにしていてこちらもおしゃれ。


アルバムに収録された全12曲はアルバムタイトルの「イエス」が示す通り、どの曲も明るく、前向きな感じに仕上がっており、中身もジャケット同様とってもカラフル。美しいメロディーラインと果てしなくキャッチーなエレクトロャbプ。まさにPSBらしい期待通りの素晴らしい出来栄えである。

収録曲
1) Love Etc.
2) All over the World
3) Beautiful People
4) Did You See Me Coming?
5) Vulnerable
6) More than a Dream
7) Building a Wall
8) King of Rome
9) Pandemonium
10) The Way it Used to Be
11) Legacy
12) Love Etc.(Pet Shop Boys Sex Mix)

シングルである「Love Etc」は軽快な打ち込みサウンドが心地良い、彼らの18番とでも言えるサウンド。「All over the World」はクラシックのメロディーをもじったミディアムテンモフ曲。「Beautiful People」は哀愁漂うPSBらしい美しいメロディーラインのャbプなバラード。「Did You See Me Coming」は個人的にアルバムの中で最も好きな曲。心地良いギターサウンドから打ち込みサウンドに入り、PSB独特のボーカルが機械的な美しさで語りかけてくる作品で、最高に明るく、爽やかで、キャッチーなメロディーの傑作である。もう一つすっかり気に入ってしまった曲が「Pandemonium」。こちらも最高にャbプでキャッチーなシングルクオリティー曲で、如何にもPSBらしい名曲。他の曲もレベルが高いものばかりで、PSBらしいメロディーラインと打ち込みサウンドが堪能出来る秀作揃い。アルバムを通して全く飽きさせない強力な布陣である。昔からのPSBファンも、PSBをあまり良く知らない人も、「Yes」はお奨めの一枚である。

PSBを良く知る人で、久しぶりに懐かしいヒット曲の数々に浸りたい、又はこれまでPSBはあまり聴いていなかったが、これを機に聴いてみたい人両方にお薦めなのが、2003年に発売されたヒット35曲を収録した究極のベストアルバム「Pop Art」。こちらを聴くと、改めてレベルの高いエレクトロャbプ/シンセ打ち込みサウンドによるカラフルな楽曲の数々が新鮮に耳に飛び込んでくるが、はまるとまさに快感である。ぜひご視聴あれ。



祝日本! WBC世界一 V2達成!

2009-03-26 09:46:00 | スポーツ
それにしても今回のWBCは熱かった! 仕事中に会社のテレビやPCでのライブ更新で誰もが決勝の行方をドキドキしながら見守っていた。合計で5試合も戦った宿敵韓国との一騎打ちはどのゲームも見所満載であったが、特にLAのドジャーズスタジアムで行われた決勝は球史に残る名勝負となった。延長戦の末勝利を決めた瞬間は鳥肌が立ち、試合後グラウンドに広がった巨大な日の丸を見た時は、思わず愛国心が溢れ出し、胸に深く、そして熱い感動が残った。

今回の「侍ジャパン」は、実にバランスが取れたチームで、個々の高い戦力も去ることながら、その見事なチームワークからくる「全員野球」は、日本の野球スタイル/野球哲学を象徴しているものであり、持てる力の全てを、チーム一丸となってぶつけた今大会は本当に素晴らしかった。日本の野球レベルが向上しているのを実感したのと同時に、野球の一つの”あり姿”みたいなものを見たような気がした。

今回WBC優勝を手繰り寄せた最大のャCントと個人的に感じたのは、韓国との4回目の対戦となった第2ステージの1位決定戦と、準決勝のアメリカ戦。それまで1勝2敗と韓国に負け越した状態で迎えた第二ステージの1位決定戦で韓国を破り、2勝2敗の五分に持ち込んだのは、メンタル面、そしてチーム全体のモメンタム維持にとって途轍もなく大きかったと思う。一見1位通過によってアメリカと対戦してしまうという”厳しい”状況になり、かえって不利になってしまうとさえ思える状況だったが、韓国を破って1位通過の上で、最大の難関でもあったアメリカに打ち勝ったことは大きな自信となり、既に決勝の行方は決まっていたと感じていた。もしも第二ステージで韓国に敗れ、1勝3敗で2位通過していたとしたら、恐らく決勝に残ったとしても韓国に負けていたのでは無いかと思う。

2大会連続のMVPに輝いた松坂、決勝で神がかり的な勝ち越し2点タイムリーを10回表に放ち、勝利に導いたイチロー、他にも活躍を見せた城島や岩村など、大リーガー組の実力と勝負強さはさすがであった。しかしそれにも増して今回は内川、青木、中島、小笠原、残念ながら怪我の為決勝には出られなかった村田をはじめ、決勝でも見事なピッチングを見せた岩隈、そしてダルビッシュ等、投打に渡り、国内組の活躍には目を見張るものがあった。派手さは無いが、まさに全選手がそれぞれの持ち味をフルに出しながら、全員が一つになって”総合力”を発揮した結果の優勝である。残念ながら、所属チームなどから様々な条件を課せられたアメリカは、選抜メンバー自体が決して最高・最強の布陣とは言えず、国を挙げての取り組みを行った日本や韓国とは明らかに差があったのも事実であるが、これを気に、アメリカにももう少しWBCで本気を出してほしいものだ。

今回のWBCを見ていて感じたことは、まさに「侍魂」を見せた侍ジャパンの戦いぶりが実に爽やかなであったということ。戦争などによって国どうしで争うのでは無く、正々堂々とスメ[ツを通して、思いっきりぶつかりあうという清々しさを改めて痛感した。そして筋書きの無いドラマという意味でスメ[ツは、世界共通の「最強コンテンツ」であることを久しぶりに思い知らされた。不景気のこのご時勢に、日本の優勝は久しぶりに明るい話題となり、人々の励みとなったことは間違い無い。スメ[ツとは、やはりそういう凄い魔力を持っているのである。

今大会で、選手個々の実力をWBCという短い大会期間に照準をあわせてフルに引き出した原監督の手腕も忘れてはならない重要なャCントにて、今回原監督にも少しスャbトを当ててみたいと思う。昔から巨人ファンの僕は、リアルタイムという意味では江川、西本、新浦等のピッチャーが活躍し、原辰徳が巨人の現役4番に定着した80年代の始めに、最も巨人戦に熱中していた。原辰徳は1983年には打率3割、本塁打30本、100打点クリアという球団史上4人目という快挙も成し遂げ、その年の巨人優勝にも貢献し、MVPにも輝く。その後も3割30本を何度も記録し、伝統ある常勝巨人軍の4番としてチームを牽引したのだが、天才長島と比べ、どうも肝心なところで”勝負弱い”などと散々当時叩かれて可愛そうでもあった。それでも、自分の誕生日、誕生月と同じ背番号8の原辰徳は当時から何故か親近感と愛着があった。

2002年には、背番号83を付け (原自身の選手時代背番号の8と、長島の3をあわせたもの)、長島監督から巨人の監督を引き継いだが、そのチーム経営手腕と人望は確かなものがあると感じていた。その年はリーグ優勝、そして負け無しの4連勝での日本一に輝き、「ジャイアンツ愛」というスローガンも話題になった(その後、ゴタゴタの後で監督を堀内に変えたことは巨人にとって大きな失敗であった)。2007年に原が巨人の監督に復帰してからは2度のリーグ優勝、そして昨年の「メークレジェンド」で最大13ゲーム差をひっくり返して優勝した昨年の戦いぶりも記憶に新しい。

今回のWBCでもしばし取り上げられているが、原監督は、選手を信頼して放任主義を貫きながらも、試合毎にチーム力が進化していくという不思議な統率力でチームの完成度を上げていったのである。また、コンディションの良い選手を最優先で選抜・起用したが、怪我人が続出し、プレッシャーに押しつぶされてしまった北京オリンピック時の星野ジャパンとは明らかに異なる。”原ジャパン”とせず、”侍ジャパン”とした原辰徳の監督としての実力を世界に知らしめる、歴史的な大会となった。

それにしても、今回の「侍魂」は、自分の中で深く印象に残った。やっぱり日本の国民的スメ[ツである野球は最高である。



「ゴーストタウンの花」の桜庭ななみに注目

2009-03-24 08:20:00 | TVドラマ
先日「赤い糸」を取り上げたブログで注目の若手女優桜庭ななみを紹介したが、彼女が主演したドラマスペシャルが先週金曜日にテレ朝で放映された。21世紀新人シナリオ大賞ドラマ「ゴーストタウンの花」だ。

桜庭ななみは現在16歳で、演技力は未知数なるも、「赤い糸」を見た印象として彼女には何か独特な魅力的を感じ、ルックス的にも可愛いので今後人気が出そうだと睨んでいたが、「赤い糸」での沙良役に続き、ソフトバンクの「ホワイト学割 with家族」の結婚式編のCMにも出ており、そこへ来てこの主演ドラマの登場であるので、良いペースでTVに露出し始めている。

今回のドラマでは「赤い糸」で演じた、コスプレ趣味のあるちょっと性格が屈折したオタク系の女子高生、沙良の役柄が多少引き継がれているかのような役どころであったが、赤いふちのメガネをかけた地味なルックスで、勉強は出来るが、恋にはおくてな女子高生役をうまく演じていた。割と癖の無い、ナチュラルな演技が印象的で、こういうややオタク系の役も見事にこなしている。

「ゴーストタウンの花」の物語だが、両親が離婚し、父親と義理の母とその幼い連れ子2人の5人家族で、過疎化が進む団地に住んでいる柳川しおり(桜庭ななみ)を中心に展開する。ある日、恋の経験も無いしおりに対して、しおりの大親友である秋山リナ (波瑠)がいとこの武田哲(永山絢斗)を紹介し、二人は付き合うことになる。ストーリー自体は単純で特別にドラマチックな展開も無いが、一見オープニングでは赤い糸同様、いまどきの激しい展開で進む恋愛物語かと思わせつつ、過疎化が進むニュータウンを舞台に、実はさりげなく普通ながらも爽やかな恋物語が展開される。また、しおりは母と暮らす同じ高校生の実弟や、義理の母の連れ子である幼い弟、妹の面唐ゥながら、学校でも色々なストレスを抱えている女子高生像を演じているが、哲の父親が電車に飛び込んで自殺したエピソードなども交えながら、哲に精神を開放されるラストなどはさりげないながらもうまく表現されていたと思う。

哲役の永山絢斗は、なかなかイケメンながらも骨太系&爽やかな俳優だが、最近では
DocomoのCM(Answer「バイトはじめる編」)で掘北真希が好きになるバイト先の先輩役
で登場しているので、見かけた人も多いだろう。実はあの瑛太の弟である。そう言えば結構似ている。しかし兄よりも弟の方が、かなり体がガッチリしている印象だ。リカ役の波瑠は、南波瑠の名前で、雑誌「セブンティーン」の専属モデルだが、主役級のオーラは今のところ感じないながらも、今回しおりの親友役をなかなか好演しており、美人形の女優である。永山絢斗と波瑠は共に昨年の夏に放映されたTBSドラマ版の「恋空」で共演している。


Patrickのレザースニーカーを購入

2009-03-23 07:42:00 | ファッション
これまで幾つかレザースニーカーを購入してきたが、以前はスペインの人気ブランド、カンペールの茶色に赤いレースのスニーカーはかなり気に入って長い間愛用していたが、古くなったので、数年前にアメリカで処分してしまった。今も気に入って愛用しているのはアメリカで購入したホーガンとトッズの同じく茶系のもの。どちらも足に馴染んでおり、週末や出張時には欠かせない靴となっているが、どちらも長い間使っている為にかなり傷み始めており、ちょうど良い新しいレザースニーカーを探していたところである。

そこで先日見つけたのが、Patrickのレザースニーカー。なかなかおしゃれなスニーカーを販売しているブランドで、最近良くあちこちで見かけるようになった。今まであまり知らなかったので調べてみると、どうやらこのブランドは1892年に、西仏の靴職人であったPatrick Benetauが息子たちと靴を作り始めたことからスタートしたブランドで、サッカー用の靴を中心に70年代にフランスで大変に人気のあったブランドとのこと。最近は、お洒落系のレザースニーカー人気にも乗って、日本での展開が積極的になってきているようで、現在では日本で売られているPatrickの靴は殆ど日本製らしい。日本ではラコステなどを扱うカメイ・プロアクトコーャ戟[ション社が1998年から日本国内での商標権を獲得して展開している。このフランスの老舗ブランドのブランド価値を活かす形で、日本において新たな形でプロデュースすることにより、ブランドに新たな命を吹き込んだ。

まずはデザインだが、靴の後方の2本ストライプがトレードマーク。また独特なソウル部分と全体のデザイン性と色調はなかなかフレンチな感覚でセンスが良い。色々なシリーズがあり、カラーバリエーションも豊富である。履いてみると、まずはその軽さと履き心に驚かされる。変に細身になり過ぎず、また変にやぼったいシルエットにもならず絶妙な曲線美を構成しており、不思議とどのシリーズも足へのフィット感は抜群である。特に僕の場合は足の幅がわりと広い方なのであまりにも細いタイプの靴だときつく感じてしまうが、Patrickの靴は僕の足にもフィットしたので、思わず購入してしまった。

今回購入したのは、今年春の新色であるやや赤みがかった茶系のVintage Pamirシリーズ。通常、ブラウンやブラックとかなり無難な色を選んでしまいがちだが、今回は春らしいインパクトのある、やや明るい色調にチャレンジしてみた。ジーンズ等カジュアルなシーンには大活躍してくれそうな靴である。ちなみに、靴が入ったピンクの箱もなかなかおしゃれである。



世界一の古本アミューズメントパーク、神保町へ

2009-03-22 00:09:00 | 好きな場所
神保町は僕のかなりお気に入りの街だ。会社のある大手町から1駅で、歩ける距離でもあり、時間がある時は昼や仕事後などに立ち寄っているが、神保町は言わずと知れた日本一、いや世界一の古本屋街である。所狭しと多くの本屋がひしめき合っており、”このジャンルなら他の古本屋には絶対負けねえ!”と聞こえてきそうなくらい、どの本屋もはっきりとした主張があり、極めてマニアックな世界観を作り上げている。また、昭和のレトロな香りのする本屋なども多く、昔にタイムスリップしたかのような楽しさのある街だが、神保町一帯はまさに古本のアミューズメントパークと化しているのだ。

まず神保町を楽しむには、神保町のオフィシャルメ[タルサイトである”神保町へいこう” (http://go-jimbou.info/)を見ることをお薦めしたい。このサイトでは、ジャンル別に神保町の本屋を紹介しており、地図なども大変に見やすいので、きっとお目当ての古本屋が見つかるだろう。

僕が良く立ち寄るのは、尊敬する大好きな漫画界の巨匠たちである、あの手塚治虫や横山光輝の漫画作品や貴重なレアものグッズを取り扱う中野書店漫画部だ。ここは「絶版漫画」と呼ばれる、入手困難で貴重な漫画本を数多く扱っており、ファンには鼻血が出るほどたまらないものが多く取り扱われている。例えば、手塚治虫の場合、初期の名作3部作として有名な「ロストワールド」、「来るべき世界」、「メトロャ潟X」を収めたセットがなんと販売価格84,000円というから驚きである。

僕が先日購入したのは、横山光輝クラブが編集している「オックス」という会報2冊と、鉄人28号の復刻版の原画。どちらもなかなか手に入らない代物にて、自分にとってはかなり貴重であった。会報名の「オックス」とは、あの鉄人28号のライバルで、人気が極めて高い悪役ロボット、ブラックオックスから取られたものだ。そしてちょうどお店にブラックオックスの珍しいフィギュアも売られており、思わず衝動買いをしてしまった。

さて、神保町でお腹がすいたら必ず立ち寄るお店がある。何と1950年創業という老舗洋食屋「レストラン カロリー」である。明大通り沿いにあることもあり、学生にも人気のお店。熱々の鉄板に乗って出てくる人気メニューの「カツジャンボ」は、トンカツ、カロリー焼き、カニクリームコロッケがセットになっており、とても美味しいし、ボリュームもたっぷり。ニンニクの効いた味は店の名前通り、かなりカロリーは高そうだが、病みつきになる味だ。店のオーナーの江本さんは嘉門達夫似の声が大きなおやじで、いつも活きのいい声で注文を繰り返し、店に活気をもたらしている。

レストラン カロリー
住所:千代田区神田小川町3-10
TEL:03-3291-3266
定休:年中無休
営業時間:11:00~22:00 (日祝 11:00~21:00)