遥かな轍(日々雑感)

大根サラダを食いまくってカリカリな体になってみよう(笑。

晴れたよ!!

2009年08月03日 00時14分04秒 | 一眼レフカメラと・・・

午後から晴れたので、デオ600形引退以来ご無沙汰だった叡山電車を訪ねてみました。
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS 焦点距離200mm シャッター優先AE(F4.0 1/160秒) 露出補正 1/1 EV ISO/200
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どうも最近、僕がカメラを持って出掛ける計画を立てると天候がぐずつくようで、ちょっと嫌気が…。そんなこんなで、今日も出掛けるつもりだったのですがどうも朝方から天気がよろしくないようで諦めムード。しかし、昼前くらいから少しずつ晴れ間が広がってきて、ひょっとすると、と、希望を抱いて、カメラをバッグに詰めて家を出ました。目的地は京都。久しぶりに叡山電車を訪ねてみることにしました。叡山電車は一時期…八瀬遊園がまだ健在だった頃、頻繁に訪ねた思い出の地です。しかし、デオ600形電車引退を期に足が遠ざかっていたのですが、たまには「きらら電車」を見に行くのも良いかなと思い立って、京阪電車に飛び乗りました。


叡山本線用のデオ700形。出町柳で出発まで暫し休息。
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS 焦点距離21mm シャッター優先AE(F8.0 1/160秒) 露出補正 1/3 EV ISO/200
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京阪特急に40分ほど揺られて出町柳へ。叡山電車の出町柳駅は相変わらずで地方電鉄らしいこじんまりした構内が非常に良い雰囲気です。来て良かったと思いました。早速、一日乗車券を買って改札をくぐり、一番線の突端でカメラを構えました。折角だからと、今日は久しぶりに音鉄も楽しもうと云う事でマイクとマイクスタンドも用意していたので、早速マイクをホームに立てます。マイクは迷わずNT-4を選択しました。少し風があったのでウインドスクリーンとジャマーを被せて風対策を万全にします。しかし、久しぶりにマイクを持ったので少し要領を得ずセッティングに若干手間取りました。ある程度セッティングが整うと、レコーダーを回したまま暫く放置。その片手間で写真を何枚か撮ります。


デオ900形きらら号がやってきました。設計は近畿車輛。製造は今は亡き武庫川車輌。モーターは元京阪600形用の東洋電機製というトコトン変わったクルマ。
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS 焦点距離28mm シャッター優先AE(F9.0 1/160秒) 露出補正 1/3 EV ISO/200
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今日初めて、デオ900形電車を間近で見て実際に乗ってみたのですが、とても良いクルマでした。音だけ聞いていたら京阪京津線の600形と同じなんですが、内装が凝っていて沿線の風景をゆっくり楽しむよう設計されているのが好感持てました。とっても観光色が強くて、ちょっとした旅行気分を味わえますね。京阪特急とこの「きらら」、そして貴船の床で京料理に舌鼓を打つっていう日帰り旅行も中々に魅力的かも(笑。
ここで、今日久しぶりに録った出町柳での録音を聴いてもらいましょう。最初にデオ800形電車が鞍馬へ向けて出発。その後すぐ「きらら」が入ってきます。最後にデオ700形が八瀬に向かって出てゆきます。各電車が出入りする間は時間的にもう少し開いていますが、聴き易いよう編集して短くしてあります。2:40秒前後辺りでカラスの鳴く声とともに「トビ」の鳴く声「ピ~ヒョロロロ~」が入ってます。賀茂川が直ぐそばにある出町柳らしい音風景です。NHKの「音の風景」を聴いているような気分になりますよ(笑。

叡山電車~出町柳の音風景。(mp3/128kbps 4:54)



出町柳から「きらら」に乗って宝ヶ池まで来ました。デオ700形が行き違います。
宝ヶ池は本線と鞍馬線の分岐点ですね。
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS 焦点距離18mm シャッター優先AE(F4.0 1/500秒) 露出補正 1/1 EV ISO/250
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宝ヶ池でも何枚か写真を撮りました。まずは出町柳から来たデオ800形を。なんか独特な顔立ちですね。
宝ヶ池の分岐駅らしい線路配線が結構好きです。
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS 焦点距離96mm シャッター優先AE(F5.6 1/500秒) 露出補正 1/1 EV ISO/500
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今度は鞍馬から来たデオ800形を。ちょっと微妙なところでシャッターを切ってしまった(汗。
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS 焦点距離78mm シャッター優先AE(F5.6 1/500秒) 露出補正 0/1 EV ISO/400
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さて、宝ヶ池で撮影している間もマイクを立ててレコーダーを回していたので折角だからこちらの録音も聞いてください。鞍馬線のデオ800形が出町柳から到着すると、程なく鞍馬からの「きらら」が入線。800形が先に出発し「きらら」が出て行きます。3分半程の音源です。宝ヶ池駅の傍を白川通りが通ってるんですが、そこを走っている自動車の音をマイクが拾っていて、結構目立ってますね(苦笑。

叡山電車~宝ヶ池の音風景。(mp3/128kbps 4:54)



宝ヶ池から再び「きらら」で鞍馬を目指します。鞍馬線は二軒茶屋から先、山深いところへ入って行くのですが、これが中々のもので、絵になるポイントが多いのです。市原、二ノ瀬、貴船口、そして鞍馬と続きます。まずは二ノ瀬で降りてみました。乗ってきた「きらら」とデオ800形が交換します。
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS 焦点距離18mm シャッター優先AE(F3.5 1/500秒) 露出補正 0/1 EV ISO/800
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鞍馬へ向けてもう一踏ん張り。「きらら」を見送ります。シャッタースピードを誤って早くしたままで撮ったので真っ暗。残念。
レタッチしてどうにか見れるようにしたものの、画質落ちてますね。
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS 焦点距離173mm シャッター優先AE(F6.3 1/500秒) 露出補正 0/1 EV ISO/800
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二ノ瀬で降りて山の空気を一杯吸い込んで、最高の気分に浸りながらポイント探しを…と、思ったら何かがない。あ、マイクスタンドを「きらら」の車内に忘れてしまった(汗。これは困った事になりました。でも、慌てても仕方がないし、まァ無事で居るだろうと思い、しかし、ちょっと心配。鞍馬へ向かった「きらら」が戻ってくるのを待って確認することにしました。待っている間、二ノ瀬駅の近辺をウロウロしながら撮影ポイント探しを続けました。夏場はちょっと単調な緑も秋には目の醒めるような紅葉で美しくなるんだろうな、とか思いながら、秋にもう一度来るぞっと、心に決めました。で、鞍馬から「きらら」が戻ってきたので乗ろうとしたら…車内は通勤ラッシュ並みに大混雑。スタンドの所在を確かめることも叶わず、さりとて降りるわけにも行かず、出町柳へ戻ることに…。で、結局出町柳で、乗務員さんに回収されていることを確認して、お礼を何度も言って返して頂きました。何でも鞍馬駅でお客さんが改札口に届けてくれたそうで、それを出町柳へ届けようとしていたところに運良く持ち主が現れたって寸法です。車内に忘れ物ってめったにしないんですが今回はちょっと慌てました。マイクスタンド、結構高かったので返って来て助かりました。ホンマにオッチョコチョイやなァ、俺って。それでは最後に「きらら」の走行音を聴きながらお別れしましょう。今回は出町柳から修学院までの録音をお楽しみ下さい。904号の連結面寄りにマイクを立てて録音しています。

叡山電車~デオ900形「きらら」出町柳~修学院。(mp3/128kbps 7:38)

明日から仕事で再び関東へ来ます。帰ってくるのは水曜日の予定です。またその時まで。今週一週間もどうぞよろしくです。


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4 コメント

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Unknown (45-50s)
2009-08-03 23:46:39
叡山電車、一昔前の家電みたいなデザインですね。

写真と音源の組み合わせというのもネットならではですけど面白いですね。
両方録るのはすごく大変そうです・・・w
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おはようございます (はやぶさ)
2009-08-04 07:36:41
今日はまたまた、千葉に来ております。袖ケ浦に居るんだけどあんまり天気良くないなぁ。

>ひと昔前の家電みたいなデザイン

確かに(笑。特にデオ700はそんな感じだよねぇ。80年代のhi-fiテレビって趣?。(hi-fiってまたw
頑張ってデザインしたけど、なんか違うなぁ…って言う。次点以下の作品を誤って採用しちゃったみたいなwww。

でも、きららは結構頑張って作ったって感じじゃない?。なにか肝心なものを忘れてるようにも見えるデザインだけど…カメラを向ければ向けるほどやる気が無くなって行く不思議な電車達です。京福時代の古いクルマはノスタルジックでとても良かったんだけど…京阪がテコ入れしてから脱線したみたいです(苦笑。

音鉄と撮り鉄。二兎追うもの何とやら…で、中途半端になりがちなんで考えものかもです。両方を組み合わせるって云うコンセプトは間違ってないと言うか、面白い企画だとは思いますが、よっぽど要領よくやらないと平凡な結果になってしまうようです。しかし人間器用ではない訳で、もう少し工夫しないと…。
写真に中途半端さが出てるでしょう?。写真って人の感情をモロに反映するとこ辺りは絵と全く同じですね。難しいなぁって感じてます(汗。
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Unknown (45-50s)
2009-08-05 21:11:32
あ、いえ、叡電の家電っぽいというのは良い意味で書いたつもりでした。良い意味の野暮ったさみたいな。
きららはその意味でちょっと違うかなとか思っちゃいますね。でも2丁パンタの前パンはカッコいいです。

> 音鉄と撮り鉄。二兎追うもの何とやら…
まず撮り鉄のシャッター音が音鉄の敵ですもんね(笑
あと、(事前に苦労はあれど)シャッターを切ればそこであがりの撮り鉄にとって、録音中は緊張が途切れないだろう音鉄の苦労は想像しがたいっす。
でも本当に、写真+録音って、ネットとは親和性が高そうな発表形式ですよね。
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Unknown (はやぶさ)
2009-08-06 13:02:19
あ、いやいや。そちらの意をきちんと汲み取れなくてゴメンね。
叡電って変わってるでしょ、マジで。可愛さ余って憎さ百倍って感じです。
でも沿線の雰囲気は凄く良いよ。特に鞍馬線は二軒茶屋から先が良いです。晩秋は楓や桜が一斉に色付いて感動します。
関西に一度おいでよ。案内するよ(笑。

音鉄は…まぁ、なんと言うか、キハ58の音を拾って周ってた時は後がないってのもあってか、かなりシビアと言うか、とても神経をピリピリさせて録音してました。マジで真剣そのもので周りはかなりドン引きだったと思うなぁ。迷惑な話しです(苦笑。でも、土讃線で最後の録音に行った時に最高の環境の中で大失敗して、まぁ、こんなもんだと開き直ってから肩の力が抜けました。
本当に最後だったから凄く口惜しかったんだけど、仕方がないって…。高知駅で最後の後ろ姿を見送った時は、悔しいながらも何か達成感みたいなのがあって、楽しかったなぁって思いました。
そんな訳で、今はやり直しが効くってのもあって随分気楽にやってるよ。だから、きららの走行音聴いてると色々入ってたでしょう?。子供の関西弁とか…どこにすわんねん(座る)…とか(笑。あれも関西情緒ですよ。キハ58でやられてたら…いや、何でもないよ。

いやいや、一瞬に掛ける写真の方が遥かにシビアです。上手くなれるように頑張るよ!!。
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