四季の節目を表わす二十四節気のうち、本日は『大雪(たいせつ)』です。
『大雪』とはどんな候なのかというと「鰤などの冬の魚の漁が盛んになり、熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色づくころ」と説明されています。
寒さが厳しくなる気候を、何とも美しく表現した言葉だと思いませんか?
二十四節気について解説した「暦便覧」という書物には、「大雪とは雪いよいよ降り重ねる折り」と記載されています。
ついに冬本番、寒さがつのる季節になったということでしょうか。
中国では『大雪』について「山鳥が鳴かなくなり、虎が交尾を始めて大韮が芽を出す」としています。
これもお国柄が感じられる表現ですね。
さて、そろそろ冬本番の寒さに備える準備をしましょうか。
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