本日１２月１７日から『浅草観音の歳の市』が始まります。
浅草観音とは東京都台東区にある浅草寺（せんそうじ）のこと。映画「フーテンの寅さん」シリーズでもお馴染みのお寺ですね。
創建は平安時代という由緒あるお寺で、徳川家康公が祈願所としたことでも有名。聖観音菩薩をご本尊とするため「浅草観音」「浅草の観音様」として親しまれています。
毎年のこの時期には「歳の市」が開催され、来年の招福を願う参詣客人で賑わいを見せます。
浅草寺の歳の市で人気なのが、意匠を凝らした羽子板が並ぶ羽子板市でしょう。
羽子板には歌舞伎の「八重垣姫」や「藤娘」「勧進帳」などの絵柄が使われるほか、雛人形メーカーの「久月」が制作する「変わり羽子板」も出展されます。
毎年話題になった人物や動物を取り上げて評判の「変わり羽子板」。
今年は中学生棋士の藤井四段、パンダのシャンシャン、ご婚約が内定した秋篠宮眞子さま、ノーベル賞文学賞の作家イシグロ氏などが取り上げられるらしいですよ。
いったい、どんなデザインの羽子板になるのでしょうかね。楽しみです。
（※画像は浅草観光連盟のホームページから、歳の市・羽子板市の模様）
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